西成料理

新世界名物といえば串カツですが、今回は「串焼き」や「ホルモン炒め」などのサイドメニュー中心にオーダー。その中でも「西成屋台式こてこてホルモン焼きそば」が気にいりました。ラードたっぷりで炒めた麺を塩で味付けしたシンプルさは下町料理ならではという感じです。ちなみに今回訪れたお店は２４時間営業！。エンドレスでお酒を飲んでる人が歩き回っていそうな街ならではですね。

時代錯誤

最初、人だかりの向こうはチンドン屋さんかと思いました。見て吃驚、ヴァイオリン演歌師が唄っていました。昭和の香りどころか、ここまでくれば明治・大正時代ですよ。少し時代錯誤という気もしますが、今でいうストリートミュージシャン、辻芸人が姿を現すこのレトロ感が新世界なんでしょうね。ますますこの街が好きになりました。

梅に鶯

新世界本通の映画館で「続　悪名」を上映中。ポスターやロビーカードが見られるなんて思いませんでした。残念ながら劇場に入ることはできませんでしたが、きっと八尾の朝吉に熱い声援を送りながら観ているおじさん達がいっぱい居たに違いありません。また、そうであって欲しいです(笑)。

新世界暮色

大阪出張の夜は新世界界隈を散策。
前回訪れた時は昼だった為、ネオン輝く通天閣の夕景はまた違う場所への道標に感じました。新世界は浅草と似ているという感想を以前ブログに書きましたが、川端康成「浅草紅団」を一度読んでから新世界を訪れてみてください。この新世界という街は川端康成が切り取った時代の雰囲気をおそらく浅草以上に残しているに違いありません。もしかすると小説以上の登場人物がいるような気さえします。