緊張と恐怖の中、台風19号が通り過ぎました。
川が氾濫し、沢山の家屋が水に浸かり、何人もの命が失われ、農作物にも大きな被害があったとのニュースが流れていました。
皆さん、ご無事でしたでしょうか?
地球温暖化で「過去に経験のない大型台風」「過去に経験のない大雨」と、毎年のように発生する災害。
メカニズムも分かってるんやし、何とかこれを防ぐ方法を発明できへんねやろか・・
勿論、過去には色々な実験が行われ、その結果進路が戻り災害に繋がったとの報告も有ります。
また、進路は変更できそうやけど、他所に行く事への非難が起こった事もあるようで、中々、難しい問題だそうです。
以下はいくつかのニュースをコピペしてみました。
【1992年に発生した2つのハリケーン「イニキ」と「アンドリュー」についてシミュレーション実験を行った。この結果,温度や風の初期値をわずかに変えることでハリケーンの進路を誘導したり,暴風の及ぶ範囲を縮小できることがわかった。
将来は,太陽光発電衛星から送り出すマイクロ波ビームによって大気を加熱し,ハリケーンの温度を変更できるだろう。ハリケーンの進路に当たる海洋上に生分解性の油をまき,海面からの蒸発を抑えてハリケーンの発達をコントロールすることも考えられる。このように,いずれはハリケーンの発達に人為的に介入する具体的な道が開かれ,人命や財産を守ることが可能になるだろう。】
【ハリケーンの威力を「人工雲」によって弱める技術を、英米の地球科学者による研究グループが考案し、効果のシミュレーションを行った結果を発表しました。
海水を上空に噴霧して人工雲を作るMarine Cloud Brightening (MCB)という技術を使って、ハリケーンが発達する地域の海上に雲を作るというものです。雲で太陽光をさえぎられるので海水温が上がりにくくなり、ハリケーンの発達が抑えられます。同グループによる試算では、ハリケーンの強さを示す「カテゴリー」で本来の1段階下の等級に引き下げられるくらい、ハリケーンを弱体化させる効果があるという結果が出ました。
ただこの技術にも課題があり、ある地域の海水温を操作することで周辺地域の降雨に影響が出てしまう可能性があるそうです。例えば、大西洋で人工雲を作ると、アマゾン川流域で降雨が減少してしまうといった、好ましくない波及効果が起こるリスクがあります。同グループでは、そのようなリスクに対する懸念が払拭されるまで、この手法は実行に移すべきでないとしています。台風の被害を抑えるためにも使えそうな技術だけに、今後の研究の進展に期待したいところです。】
ま、貼り付けただけですが、なるほど、難しいんやねぇ・・
海上からドライアイスを撒くとか、化学物質を撒くとかもしはったらしいけど、近隣諸国への影響もあり、また、雨を必要とする地域もあり、「此方立てれば、彼方ちらが立たず、彼方立てれば此方が立たぬ」って事らしい。でも、特に日本の被害は甚大なんやから、そこんとこ何とかならんのんかいな・・(-_-;)