しーがるぱらどっくす

腹が立つことに対してカッカせず、逆説的な考え方で納得するためのブログ

もっとはっきり言えばいいのに

2007-01-31 12:49:03 | パラドックス(社会)
格差は悪か?

「格差の存在は事実」自民・青木氏も首相に苦言(読売新聞) - goo ニュース

先日、朝まで生テレビでもこの議論があったが、格差自体を悪のように言われているのはちょっとおかしい。
広がっているとは言え、充分許容範囲でしょう。

格差はどこから生まれてくるのか?
そりゃ、本人の運、実力、努力でしょう。

ある人が努力して商品開発し、社会的に役立つものが広がった。
その人の所得が上がるのは当たり前。

逆に何の努力もなしに、その人と同じ所得になるのなら、努力する人はいません。

誤った平等主義が広がりつつあることに疑問。

最近の運動会の徒競走なんて、その最たるもの。
1着、2着なんて順位をつけることが悪なんてことを言っているもんだから、
「一生懸命走ったので、全員一着」なんて正しい教育なんだろうか?

だから、「頑張ったのに負けて悔しい」、「努力した結果一着になれてうれしい」なんてことはない。
そして、全員一着なので、誰も努力しない。
速く走る練習をしたり、リレーの練習なんて意味無し。

そして、そういう教育を受けた人が選挙権を持つ。
その人たちが望むのは、格差のない社会。
全員が同じ労働、同じ賃金。
まさに公務員そのもの。いや、公務員でさえ、最近は変わりつつあるというのに・・・。

ただ、同じ仕事、同じ責任なのに扱いが違うというのなら是正する必要有り。

はっきり言って、「格差」の対象がどこなのかを誰もはっきり言わないため、泥沼状態。

正社員と派遣社員なのか?
正社員とアルバイトなのか?
企業(使用者)と労働者なのか?
勤労者と無職なのか?

そして、格差を是正しなければならないと思っている人は、裕福層と同じ能力があり、同じ努力をしたのか?
能力もなく、努力もせず、同じ給料寄こせじゃ、企業は相手にしません。

そんな人は、正社員でもリストラ対象です。