しーがるぱらどっくす

腹が立つことに対してカッカせず、逆説的な考え方で納得するためのブログ

偽物が本物を超えるとき

2007-01-30 12:59:28 | パラドックス(国際社会)
本音を言えば、農水省は「日本食」ブームに乗り大もうけする中国人/韓国人と区別したいだけ。

日本の「寿司ポリス」に巻き入る―フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

海外旅行によく行く人は知っていると思うが、海外で日本食レストランと言ってもこの記事の通り、外国人(中国人、韓国人)がしていることが多い。
(私が見るのは韓国人の方が多い。)

「寿司ポリス」、賛成に一票。

日本人は食べ物のおいしさとか、あまりに恵まれすぎているので恩恵を感じないかも知れない。
ただ、外国人が日本へ来て、料理を食べると、なんとおいしいと言う人の多いことか。
TV番組で外国人がおいしいと言っているのではない。
日本に住んでいる外国人がそう言う。

昔、海外旅行に日本食を持って行く人がいるという話を聞いたとき、
「そんなところに言ってまで日本食を食べなくても」
と思ったりしたが、最近は納得している。

日本食が懐かしくて食べたくなるのではない。
「日本食がおいしいから」食べたいのである。

ここで、元の議題。
実は、日本食レストランは日本人/日系人が携わっていない方が、圧倒的に多い。
はっきり言って、日本で食べる方が数段おいしい。
それでも日本食は売れる。そりゃ、日本人から見て分かるようにしてくれた方がいいでしょう。

私だったら、値段が高くても日本産の食材を使用しているレストランに入る。

農水省が、「外国人がしている日本食レストランは業務停止とする。」と言っているのだったら問題だけど、
「この店は日本の食材を使用していることを認める。」って言っているだけなんだから。

それともうひとつ。
単に日本人が日本の食材を使用しているだけで、認めて欲しくはない。
本当に日本で食べるのと同じような味なのかどうか。

そして、そうではないレストランは、更にビジネスチャンスを活用するために、どんどん本家日本とは異なるスタイルで開発していって欲しい。
逆に、「日本政府に認められていないけど、認められている所よりおいしい」とまで言わせてしまえばいい。
それでこそ、資本主義、自由主義の醍醐味である。