しーがるぱらどっくす

腹が立つことに対してカッカせず、逆説的な考え方で納得するためのブログ

「作る機械」と「産む機械」

2007-01-29 12:56:12 | パラドックス(政治)
全然問題発言じゃないと思うんだけど。
男性は「作る機械」って言ってたら問題発言になっていたのだろうか?
男性蔑視とか言って。

「女性は子どもを産む機械」発言が波紋 野党が辞任要求(朝日新聞) - goo ニュース

発言には主旨がある。
「女性は産む機械だから、どんどん作らせろ。」と言ったのなら問題発言だけど、
「女性の数は決まっているから、一世帯あたりの子供の数を増やすしか少子化対策はない。」と言っているようにしか聞こえない。

そこを前者のように発言したかのような報道の仕方は、マスコミ、野党ともにさすが。
そんなくだらないことで攻撃材料を与えてしまったという意味で、辞任した方がいいんじゃない?

「女性を蔑視する考えは全くなかった」と言っているけど、そんなこと分かりますよ。
女性蔑視の考えがないからそういう例えが出るわけで、女性蔑視の人ならそんな攻撃材料になるようなことは言わないです。

例えば企業なら、男女の賃金の差を正当化する理由をつける。
例えば、家事育児よりも家の外で働くことが価値があると考える。

それと、もう一つ。
朝日新聞のニュースに載っている社民党福嶋党首の発言。
「発言は『国のために子供を産め』と言ったようなものだ」

いやいや、そもそも少子化対策っていうのは
「国のために子供を産んでもらう」対策のことです。
少子化対策を否定して、どうしたいんだろうか?

別に、その一家のために子供を産んでもらおうとしているわけじゃない。

少子化が進むと、労働力を外国から頼らざるを得ない。
そうなると、外国人が大量に日本に働きに来る。
もちろん、日本における外国人の影響力が大きくなる。
外国人犯罪が増え、日本の治安が悪くなる。

そうならないために、日本国のために子供を産んでもらうんです。

ただし、外国人のモラルが上がり、犯罪者が日本と同じぐらい減り、日本人と同じようにつきあえるようになれば、国際交流大いに結構です。