【山口県経済】化学３社好転厳しく（東ソー、トクヤマ、宇部興産）

　山口県内に主要事業所を置く大手化学メーカー３社の中間決算は、景気減速や事故などの影響で売上高がいずれも３年ぶりに減少し、減収減益に転じた。
　トクヤマ（周南市）は１９９９年以来の赤字を計上し、社員給与の一部をカットするなど厳しい対応を迫られている。
　３社とも下期に好転の見通しはなく、通期の業績予想も明るくない。
（１１／８、中国新聞）

　宇部興産は「カプロラクタム（ナイロン原料）」、トクヤマは「多結晶シリコン」、東ソーは「エチレンアミン類」などの主力原料の市況が悪化しているらしい。

　山口県にとって、この３社の不振は地域経済に大きく影響します。

　【現在の株価】　
　東ソー　　１５２円　（旧東洋曹達工業、周南市）
　トクヤマ　１３６円　（旧徳山曹達、周南市）
　宇部興産　１８３円　（宇部市）

　トクヤマの株価が、東ソーよりも、さらに宇部興産よりも低くなっていることに、相当ビックリです。
　地元では、「トクヤマは手堅い」というイメージがありますからね。

　今日のタイＳＥＴ指数　１２９０．８３（－０．３３％）　

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