【今日のタイ株】タイ、2年超ぶり最低賃金引き上げへ（８／９）

　今日のタイＳＥＴ指数：１６１８.８０（＋０．６２％）　

　

「東南アジア株式市場の株価は軒並み上昇した。」
（８／９、ロイター）

　ＳＥＴ指数、７月末は前月比０．５％上昇＝外国人は買い越し転換
「タイ証券取引所（ＳＥＴ）は８日、７月末時点のＳＥＴ指数が１５７６．４１ポイントとなり、前月末比で０．５％上昇したと発表した。昨年末比では４．９％の下落となった。
　ＳＥＴのソーンポン副所長によると、７月の証券取引は世界的なインフレ加速や金利上昇、景気後退懸念などで打撃を受けた。しかし、タイの入国規制の緩和で観光関連産業が回復し、バーツ安に伴うタイ産品の国際競争力の高まりで輸出が好調に進んでいる。分野別でサービス、資源、農業・食品加工の上昇幅がＳＥＴ指数の上昇率を上回った。」
「７月にはＳＥＴに生命保険大手タイ・ライフ・インシュアランス（ＴＬＩ）、ＭＡＩに不動産会社ブレス・アセット・グループ（ＢＬＥＳＳ）と家具や室内装飾品を販売するチック・リパブリック（ＣＨＩＣ）の計３社が新規上場した。
　７月末時点の配当率は２．７９％と、アジア各市場の平均２．９８％を下回った。」
（８／９、時事速報バンコク）

　現在の恐怖指数ＶＩＸ：２１．８６（２１：４６ＪＳＴ）

　首相が洪水に備えるようタイ全国の知事に指示
「プラユット首相はこのほど、ここ数日全国で大雨が降り、この先さらに降雨量が増える恐れがあるとして、全国の知事に対し、洪水発生に備えるよう指示した。関係当局によれば、８月末まで全国で強い雨が降り続く可能性があるという。」
（８／９、バンコク週報）

　タイ、2年超ぶり最低賃金引き上げへ　年内に5─8％の見込み
「タイは、２０２０年１月以来２年超ぶりに最低賃金を引き上げる方針を示した。労働者が新型コロナウイルス感染流行の影響に対応するための支援で、賃上げ率は５─８％となる。中央賃金委員会と労働相が明らかにした。月単位では東南アジアで最高水準の９８７０─１万０５９０バーツとなる。」
（８／９、ロイター）

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