生鮮度

肉でも魚でも野菜でも、生で食べるのがわりと好きな私。
魚貝の刺身や野菜サラダは好きだし、肉の刺身も好き。

魚の場合は新鮮さが大切だが、獣肉の場合は、そうでもないらしい。
新鮮な肉は旨味成分が少ないそうで、時間をかけて熟成させてからの方が美味しいとのこと。
通の間では、「腐る直前が一番美味い！」とも言われているらしい。

そうは言われても、肉が腐ることについて異常なほど神経が過敏になっている私は、美味しそうなイメージは湧かない。
ま、それとこれとを一緒にしたら、何も食べられなくなってしまうけど・・・

人間は、時間に対しては無力。
時の流れをコントロールする力はなく、ただただ、身を委ね・身を任せるしかない。
だから、何事も、時間に対抗して鮮度を保つのは難しい。

人は、特にそう。
人の心は、弱い。
時に傷みやすく、時に腐りやすい・・・
・・・鮮度を保ったまま生きていくのは、極めて難しい。

では、心の鮮度を保つ秘訣は？
まずは、時間の限り(死)を知ること・・・
次に、それを想うこと・・・
そして、そこから生まれる意識を心に刻むこと・・・
それを、日々、繰り返すことなのだろうと思う。





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遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
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趣味

子供の頃、「趣味は？」と訊かれたとき、格好つけて「読書」と答えていた私。
実際は、読書なんてほとんど興味はなく、どちらかと言うと嫌いな方だったのに。
それが、中学・高校ぐらいになると「音楽鑑賞」に変化。
ロック・・・とりわけ、パンクロックが私の頭に合って、よく聴いていた。
そして、大学生くらいにくると、「旅行」と答えるようになった。
実際に旅行は好きだったので、年に何度か出掛けた。
もちろん、バイトでお金を貯めての貧乏旅行だったが、それなりに楽しかったのを思い出す。
大人になってからは、キャンプやBBQ等の「アウトドアレジャー」。
しかし、それも束の間。
今では、完全に陰ドア派に転向してしまっている。

ところで、今なら、趣味は何と答えるだろう・・・
飲食や睡眠は好んでやっていることだけど、〝趣味〟とは言えないし・・・
休みが少ないが故に、遊びに出掛けるのも面倒臭いため、レジャーへの欲求もないし・・・
さしずめ、〝こうして、色んなことを経ながら生きることが趣味〟と言ったところか。

飲み・食い・泣き・笑い・働き・遊び・眠り・・・
人生に感じること全てが、今の私の趣味みたいなもの。
それでいい・・・それがいい。






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