That's the Way I Am

私の好きなものについて

自分の名前 <前編>

2013年06月23日 19時17分35秒 | diary
先日会った友達から
「自分の名前はとても大切
と、言われた



実は
私は自分の名前が大嫌い
なのです
子どもの頃から



理由その1
嫌いとしか言えない…




私には好感が持てない...

感覚的に、好きになれない
音の組み合わせ



珍しい名前で
今まで同じ名前の人に会ったことがない

ってことは
「良い名前」とか
「うちの子にも付けよう」とか思われない
好感度の低い名前なのだと思う



プラス
「変な名前!」と
子どもの頃、よくからかわれてた

からかわれる度
ますます嫌いになった



よく「珍しい名前ですね」と言われる

もし、自分でも気に入っていれば
「珍しい」もほめ言葉のように聞こえて
ますます好きになるんだろうけど

私は気に入ってないから
「どうして普通の名前に
してくれなかったんだろう」

不満に感じてきた



理由その2
読み方が難しい


フリガナなしで、正しく読んでくれた人に
今まで、一度も会ったことがない

みんな、別の読み方をする
私も「そう読むのが普通だろっ

と、心の中で両親にツッコむ



「どうして
普通の読み方にしてくれなかったんだろう

と、親を恨んでる

実は「普通の読み方」の名前の方が
好きなのだ


どうしてこっちにしてくれなかったんだ



新しいクラスになる度に

病院に行って名前を呼ばれる度に

「すみません、それ、◯◯って読むんです
と、訂正するのが億劫

そこから
「へー!これ、◯◯って読むんですか?
辞書に載ってますか?
知らなかった~」と
大いに驚かれるのが
なんかもうね…



子どもの頃は
訂正するのも度胸がなくて
結構大変だったし

今も、病院くらいだったら
読み方間違えていても
もう、いちいち訂正しない



ひらかなの名前の人
超うらやましい~



理由その3
ローマ字にすると
英語圏の人に読んでもらえない


「これ、何て読むんですか?」
まさかの同じ質問
アメリカ人、おまえもか

漢字で書いても、ローマ字で書いても
ちゃんと読んでもらえない

ローマ字って、英語スピーカーに日本語読んでもらうために
あるんじゃないのか!?

この時の絶望感ったら



理由その4
英語スピーカーには発音しにくいらしい


オーマイガー...



アメリカに住んでいたとき思ったね

これから、国際化の進む日本
日本人の名前だけど
ローマ字にした時読みやすく
短く
発音しやすい名前であることは
どれだけアドバンテージをもっているか分からない



「りさ」とか「みき」とか
英語圏にもよくある名前に似ている人は
親しみ感じてもらえるし
すっと仲間として受け入れられるような気がして
羨ましかったです



まあ、いろいろと、グダグダと理由述べてみましたが

自分の名前が
運悪く自分の好みじゃなかったり

読みにくかったり...なんて
よくあることだと思う



でも、どんな名前でも
「大好きなお父さんとお母さんが
付けてくれたんだ

と、思えば
それだけで、自分の名前に愛着を感じると思う



前述の
「自分の名前は大切なんだよ」
と、言った友達に

「自分の名前嫌いな人は
お父さんのことも嫌いな人が
多いんだって」

と、言われた



はい、BINGOです!

私は「お父さん、だーい好き
というタイプの娘ではなかった

父親がウザくて、煙たくて
「近寄らないで!」って思ってた



まあ、私の場合
父親だけじゃなくて
母親も同じくらい嫌いだったけど...



今は、「大好き!」とは思わないけれど
一生懸命働いて
育ててくれたことへの感謝はあります



話逸れた!



両親のことが嫌いだから
両親が付けた名前をからかわれたり
ちゃんと読んでもらえなかったりすると
名前が
両親からのネガティブな贈り物
厄介者のように思えて
名前を嫌いになったのだろうか



それとも
自分の名前が嫌いだから
こんな名前を選んだ両親を恨んだのだろうか



どっちが先か分からないけど

名前が嫌いだから、両親が嫌い
両親が嫌いだから、名前も嫌い

そんなカンジで、両方嫌いだった



他人と人間関係築いていく時
まずは
「自分の名前を名乗る」ことから始まる

名前はコミュニケーションの
一番最初のスタートライン

そこがぎくしゃくする
自分の名前がスムーズに受け入れてもらえなくて
凹む
及び腰になる



自分自身も
自分の名前嫌いなんだから
自己紹介する時も
胸を張って堂々と名乗れない

これもよくないよね



友達に
「自分の名前は大切なんだよ」
と、言われて
改めて名前について
いろんなこと思ったんだけど

長くなったから
その話はまた今度

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