昨夜来雨☔️ 山登りは中止しました。
入手していた「やさい畑」2020 4
春号の記事から一部分紹介します。
緊急提言 いらぬ石灰 よけいな施肥
家庭菜園をしている人は、みなさんが石灰のことや堆肥 肥料のことでは苦労していませんか?
20年も菜園をしていても石灰や施肥は習慣で作業して時々失敗します。
記事によると
家庭菜園の土はアルカリ化しがち
野菜が育ちやすい土は、弱酸性〜中性のph5.5〜7.0付近といわれ、これより高くても低くても栄養分が吸収しづらくなったり、病気発生の原因になり、成育に影響があります。
畑の土は、石灰分が野菜に吸収されたり、降雨でながされるので自然に酸性に傾くと言われます。
しかし石灰以外の資材もアルカリ化の原因なつている事がある。
土の状況を把握せず、一作ごとに、土が真っ白になるほど石灰を入れている人は要注意❗️
原因は石灰だけ?
施肥資材を測定すると、市販の牛糞堆肥もph9.6です。
その他は次の通り
phは上がりやすく下げにくい
酸性土壌が植物の成育によくないのはもちろんですし、石灰(カルシウム)も植物に欠かせない要素の一つなので石灰を施す事は間違いではない
しかし、一度上がったphを元どおりに下げるのは、上げるよりも大変です。
大事のは、必ずphを測定して、酸性に傾いた時のみ、必要量の石灰を施す事が大事。
phを測定する土壌酸度計
市場価格4,000円位
窒素過多
窒素過多状態になると、実のつきが悪くなる。
トマトの葉は過繁茂すると内側に巻き、葉色の緑が濃くなる。
逆に窒素不足になると、下葉が黄色くなり草丈の伸び悪くなったりするので注意が必要です。
窒素過多で濃度障害 肥料焼けを起こすので注意が肝心です。
窒素過多を測定する機器がECメーターです。
高PH・高ECはNG
家庭菜園では、高PH・高ECの状態の菜園が多い。
「石灰・肥料のやりすぎ」は栄養が偏り様々な障害が発生する。
PHが低くECが高いのは、窒素過多のせいかもしれません。
窒素肥料の多くは、分解される過程で土のPHを下げて酸性に傾ける。
こんな時は、石灰を入れるのでなく、窒素肥料を控える事が大事。
教科書通りが合うとは限らない
石灰も肥料も畑の状況を考慮せずにやみくもに与えていいものではありません。
数値は的確に見極めてその上で、自分の畑はどうなっているか、よく知った上で対策を進める事が大事でしょう?
PHとECからわかる土の状態
*ECとは電気の通りやすさを表す数値です。純水はほどんど電気を通さないので、土を溶かした水が電気を通しやすければ、塩類や酸などの物質が含まれている証拠です。
土壌診断においては、EC値が高い事は、窒素が多い事になります。
*この記事は「やさい畑」から抜粋しました。詳細はやさい畑をご利用下さい。