左の「遺伝子」。右の「環境」。

　この前、送別会でお子さんがいる人と話したとき、私が左手で食べて
　いるのを見て「子供が小さい頃は左利きだったけどいまは右利きだよ。」
　と言ってました。そう、利き腕ってどうやって決まるのかな？

　思うに、利き腕って“遺伝”もあるけど“環境要因”も大きいと思います。

　右利きになる一番の要因は「字を書く方向」のような気がします。
　左から右に字を書くとき、右利きの人は書いた文字が見えるのですが、
　左利きは見えない。それと左利きの人は手を内側にして文字を
　書いちゃうんですよ。すると書いた文字が擦れて汚くなってしまう。

　だから「右手で文字を書きなさい。」って子供の頃に矯正させられて
　そのまま右利きになっちゃうのかも？

　それと赤ちゃんのときに左を使うのが多いのは“マネする”からだと。
　まだ左右がわかっていない段階で、見たことをマネするから、
　右手が動いていれば、近い方の手、つまり左手を動かす“鏡”運動を
　しているからだと思います。

　私の場合はしっかりと左遺伝が入っているのですが、字は右です。

　やはり利き腕って“遺伝＆環境要因”によるものと自分を事例にして
　思う１９面相でした。

　P.S.１
　ネットを調べていたら自分の利き腕がどちらかのテストがあるとのこと
　でした。利き手テスト（H・Nテスト）で判定するそうです。
　以下の項目について使う腕を数えて下さい。

　「消しゴム、マッチ、ハサミ、画鋲、ナイフ、ドライバー、カナヅチ、
　　カミソリ、歯ブラシ、ボール投げ」

　項目の10項目のうち8項目以上に右手を使う→右利き。
　4項目以上が左を使う→左利き、それ以外→両手利きとなるそうです。

　P.S.２
　そうえいば「消しゴム」で左利き判定ってのがドラマのサスペンス
　劇場であったな。犯人は左利き。でも左利きがいない。矯正されて
　右利きになった人が犯人。それを暴くために、字を書いて消しゴムで
　消すという動作行なってもらう。最初は右で書いて右で消していたが
　途中から左で消し始める。繰り返して行くと効率よく動くために利き
　腕の方が動いてしまうから。実際にあるみたいですね、この方法。