しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

雨の伊豆はビデオ三昧!

2006年11月14日 | ビデオ名画劇場
・       【この映画は重かった!】                ・

雨が降り、雹が降り庭が白濁、土砂降りが続いた伊豆でした
こうなるとする事はありません
ビデオを4巻流して見ていました。ビデオ【アミスタッド】は
ストーリーの展開が見えません。
時は南北戦争前、南北戦争の背景がわかる貴重な映画でした
奴隷運搬船での反乱劇に始まりますが
アフリカ黒人の現地語には字幕がなく、帆船の物語かと思うと
そうではありません
後半は裁判映画でした。しかもとても重い題材でした。


ビデオを逆回しながら見るとおぼろげながらストーリー
展開の中にあるダイアモンドに気がつきました。
お堅い概念である「人権」、「自由」、「平等」に対する
考え方が通り一辺で、言葉上の理解しかできなかった
自分の未熟さに気がつきました。

印象的だったのは元大統領のアンソニーホプキンスが演じた
弁護士が「たとえこの国に内戦が起ころうとも、
この奴隷達の自由(人権)を認めるべきだと!」
(内容は違っているかもね?)
言い放った態度は説得力があったね。


リンカーン以前にこのような問題があったのですね!
日本での戦争(内戦)は全て権力争いでしたが
南北戦争は「自由獲得」の戦争だったのですね、
日本は歴史があっても、民主主義は戦後僅かな70年でしょうか?
それも押し付けられた概念で時として反動的な考え方が
出てくる風土があります
(裁判制度、警察行政、官僚制度?)
アメリカ合衆国が獲得した「人権」とか「自由」の概念は
日本人には到底理解出来にくいです


周防監督が11年振りにメガフォンとった裁判映画が
来春封切りになりますが、裁判制度を告発する映画ではなく
こんな裁判があるんですと言った観点のようです
もう一歩踏み込んで貰いたかったけれど日本では
興行的に無理ですよね。
(パート2の続編を期待しましょう!)


映画監督はスピルバーグでした
考えてみればアメリカは訴訟社会なんでしょうか
裁判映画がヒットしますし、えん罪映画も流します
裁判のドラマチックな展開だけでなく
日本では想像できない弁護士さんの活躍ぶりに
胸のすく思いがします。

日本の裁判では論戦がなく、異議も唱えず、裁判長に
へりくだって小声でボソボソ話す弁護士がいかに多い事か?
一度本物の裁判傍聴して見てくだされ!
(疑わしきは罰する(しない?)世界がありますよ)




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2 コメント

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到着 (天星)
2006-11-14 13:52:47
自宅に着いたら、引越し荷物も同時に到着。これから、荷物の開梱です。

天気は上々ですが、風が強い。おなかが空きました。かーちゃんが自分の為に買ったと思しき、カステラとコーヒーでお昼をします。

その後は、お隣のスーパー銭湯に行きましょか。

たけちゃん、映画のコメントでなくてごめんなすって。
返信する
天星さんも元気でなにより! (たけちゃん)
2006-11-14 18:12:44
コメントなんて何でもいいんですよ。
日常の出来事が書いてあれば大体わかりますから?
返信する

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