先日、少し書いたサイモン・シンの「暗号解読」上巻を読んだ。
以前読んだ「フェルマーの最終定理」の感触で面白いはずと思って読んだら、案の定これも面白かった。
第一章は「スコットランド女王メアリーの暗号」を中心として、有史以前からの暗号の歴史を紐解いていく。
単純な文字の置き換え、意味の置き換え、暗号文書自体の隠ぺいなど、徐々に複雑化する暗号手法を、章を進むごとにページを割いて解説してあるので理解しやすい。
上巻での読みどころは、第二次世界大戦中に生まれた最強の機械式暗号機「エニグマ(謎)」における攻防と現代のコンピュータ理論の礎を気づいた天才数学者「アラン・チューリング」の悲劇である。
「チューリングマシン」などで彼の名前と性癖は知っていたが、軍の秘密主義が彼を救わなかったとは・・・やはり生まれた時代が早すぎたのか。
以前読んだ「フェルマーの最終定理」の感触で面白いはずと思って読んだら、案の定これも面白かった。
第一章は「スコットランド女王メアリーの暗号」を中心として、有史以前からの暗号の歴史を紐解いていく。
単純な文字の置き換え、意味の置き換え、暗号文書自体の隠ぺいなど、徐々に複雑化する暗号手法を、章を進むごとにページを割いて解説してあるので理解しやすい。
上巻での読みどころは、第二次世界大戦中に生まれた最強の機械式暗号機「エニグマ(謎)」における攻防と現代のコンピュータ理論の礎を気づいた天才数学者「アラン・チューリング」の悲劇である。
「チューリングマシン」などで彼の名前と性癖は知っていたが、軍の秘密主義が彼を救わなかったとは・・・やはり生まれた時代が早すぎたのか。
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)サイモン シン新潮社このアイテムの詳細を見る |