iPhone中毒が継続中であって、早く飽きてブログもカキカキしたいなあと思っているのだけど、なかなか飽きないものである。
で、gooのブログにはiPhoneからの(画像付きの)投稿ができないので、何とかならんかなぁと色々調べていたら、WordPress系であればナントFreeでアプリがあるではないか。
しかしながらgooはMovableType系なので、試してみたがダメだった。
ここで諦めたらダメだ!
ということで、WordPressの本家でブログを開設することにした。
まぁしかし、外国のブログは開設から設定・投稿がめちゃくちゃ簡単だね。
たかだか10分でiPhoneからの投稿ができました。
このブログでは、基本的にiPhoneで撮影した画像をそのまま、またはiPhoneの画像系アプリで加工したものを掲載したいと思います。
えー毎度毎度ウロウロしますけど、これに懲りずに今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
【iPhone 4 Photo】
いや前にも書いたとおり、いまiPhone中毒でね。
久しぶりにiPhoneの同期&充電以外の目的で、自宅のPCを開いたんです。
しばらくご無沙汰って感じだったんですけど、まあボチボチ。
元々COBOLプログラマとして採用されて、電算室ってところに閉じ込められてCOBOLとVBを10年やって、趣味でObject Pascal(DELPHI言語ってやつね)やってさ、いったん開発現場抜けて労働組合の仕事を4年、戻ってみれば開発の「か」の字もない、情報企画室になってた。
一緒にゴリゴリとコーディングしてた奴らも、今度プレゼンがどうのとか、対予算がどうのとか・・・バカかお前らは。
モノ書きプログラマがお偉いさん相手にプレゼンしてどうすんだ。
プレゼンなんて必要ねぇ。書いて動かしゃわかる。動かねぇのは仕様が悪い。
あたしゃ死ぬまで1プログラマ。アビリティは低いけどね。わははははは。
いや、ホント、プレゼンとか苦手なんだよねえ。
だから現実逃避的に陰でコソコソとノーツでスクリプト書いてる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
閑話休題(例によって使い方間違えてる)。
えーと、題名にもありますように今日のお題は「関数とは?」ってことです。
あ、ちなみにこの文章はプログラミングってナニ?って人を対象に書いてますから、っていうかプログラミングって言葉すら知らないひとを誑(たぶら)かす為の文章ですので、そのつもりでお読みください。
プログラミングってのは、プログラムを書いてそれを実行する行為を意味します。
じゃあプログラムってナニ? ってことになれば、それは「Aという行為とかモノとかをBという結果に変換するためのプロセス」です。
実はこれ、全然本質的じゃないんだけど、まあそういう意味だと思っといて。
じゃあそれってどうやんの? ってところで「関数」って言葉が出てくる。
たぶんプログラミングを全く知らない人がまず引っかかるのが「関数」って言葉の意味で、それを知ればプログラミングの世界が恐ろしく広がるってことに気づくでしょう。
逆に言えばプログラムってのは関数の塊だってことです。
もちろん関数を使わない高級言語ってのもあるにはあるんだけど、基本的には関数でOK。
あ、これも全然本質的な話じゃないからね。あくまでもそういう風に考えてね、ってことです。
で、じゃあ、関数ってなに? ってことになるんだけど、別に難しいもんじゃなくて、中学生の時にならった「x + y = z」みたいなぁ・・・
うーむ、判りにくいなあ。
公文式の小学生のテキストに「1 + 〇 = 5」ってのがあります。
これ、立派な関数なんですね。
「1に何かを足して5にする手続き」を表してるわけです。
例えば「おはよう」は関数です。
正確には「おはよう」という言葉が引き起こす情動も含めて関数なのです。
「おはよう」と言われれば、普通の場合「おはよう^^」でしょうが、言われたほうが年頃の女の子なら「キャッ!憧れのあの人に『おはよう』っていわれちゃった。どうしよう」とか思うかもしれないし、寝床でグダグダしてる二日酔いのオヤジなら「眠いんだよ馬鹿」とか思うでしょう。
「おはよう」という言葉が、受け取り側の感情で変化するこの一連のプロセスが関数です。
そう言っちゃえば、あらゆる言葉は関数ですけどね。
これをプログラム(架空の言語)で書くと
function おはよう(ptype: human)
Select ptype
case “年頃の女の子” : messege “キャッ!憧れのあの人に『おはよう』っていわれちゃった。どうしよう”
case “二日酔いの俺” : messege “眠いんだよ馬鹿”
else message “おはよう^^"
end-select
end-function
ってなります。
・・・もう眠いので続きはまたいつか。
『まーた鯖雄がブログをやめた』と一部で囁かれているという話を耳元で妻に囁かれた私の可哀想な耳元よ。
嗚呼、耳元よ耳元よ。
お前はどうして耳元なのか。
気づかぬうちに
いつからそんなところに
毛が生えてきたのか。
おお、耳元よ耳元よ。
(村田像杏 『耳元』 若弓文庫)
そんなことはどうでもいい。
私はブログをやめたわけではなく、よしんばやめたとしてもそれがどうしたと言いたい。
もとい、私はブログをやめていないし、やめるつもりもないし、明日になったらやめるかもしれない程度のやる気はあるのだ。
だから、この場をお借りして何故ここ最近ブログを書いていないのか、書く気はあるのか、書かずんば腹を切る気なのか、その辺の諸事情を書いておかなければならないと、私の中のラジヲがチンチンと音を立てているのだ。
しかし、これをアップしたとたん私がブログを再開したことになって、いま書いている言い訳は無意味になる可能性も無きにしも非ずということにもなりかねない諸刃の剣、デブのロングヘアー、ロンパリの上目遣い。
ということで、閑話休題。
閑話休題の意味を解って使っているのか私は。
2週間ばかりブログを書いていない理由、それは『iPhoneを買ったから』です!
『えーっ!いまさら?』とか『だからナニ?』とか『アタマわるー(笑)』とかいう声が聞こえてきそうだけども、本当だから仕方がない。
iPhoneを買うとパソコンなんてものは必要がなくなるし、そもそも使う気がなくなって、仕事もしたくなくなって、家族や友人のことなどどうでもよくなって、自分の命の重さは2グラム(iPhoneは133グラム)くらいになります。
これはiPhoneを手に入れた人にしかわからないだろうけど、iPhoneというのはそういう魔力というか胆力というか、そういうものがあるのです。
iPhoneが登場した頃、タッチパネルというと、反応の悪い駅の券売機とか、効いているのかいないのか判らずに思わず二度打ちして暗証番号を打ち間違えるATMのイメージであったから、正直私も『またジョブスのヤツがやっちゃったよ(笑)』なんて、ともすればWindowsの優位性を再確認しちゃったりして。
アハハハ、馬鹿でした。馬鹿な私でした。
スティーブ、あなたはやはり偉大な先駆者であり天才であった。
iPhoneのマルチフィンガー方式のタッチパネルがこれほど使いやすく、というより異常なほど気持ちいいものだとは思わなかった。
画面をタップし、フリックし、ピンチすることが、こんな素晴らしい効率性と官能性とを兼ね備えているとは思わなかった。
頑として携帯を持たなかった上司が一ヶ月ほど前にiPhoneを買った。
それを触らせてもらった私は即座にドコモを解約し乗り換えた。
私のiPhoneを触った後輩も、その日のうちにauを解約し乗り換えた。
あと二人ほど買いそうなやつがいる。
まるでデンゼル・ワシントンの『悪魔を憐れむ歌』の『アザゼル』の如き感染力。
今ソフトバンクのキャンペイン中で、機体が実質タダってのも大きいのだけれど。
人類の歴史は、iPhone以前とiPhone以降に分けられるだろう。
この先数年でiPhoneタイプのインターフェースはより一般的になり、現在問題になりつつある『オプティカル・ハンディキャップド』(『ポリティカル・コレクトネス』です)への対応が為され、この世はマルチフィンガータッチパネル一色の世界になるはずだ。
マウスも革新的なマン・マシン・インターフェースだったが、今となってはそれは野暮ったいただの機械鼠にすぎない。
まぁいろいろ書きましたが、もうしばらくiPhoneで遊びますので、今後ともよろしくお願いいたします。
あ、ちなみに私のiPhoneの愛称は私がいつも気に入ったものに付けるのと同じ『ステファニー・パステルカンプ』です。
ではでは、ごきげんよう。
チンコにまつわる悲喜こもごもを書き綴ってきたこのシリーズであるが、私のチンコに対する憧憬は止むことがない。
しかし、先日ちょっとこれは違うのではないかという出来事に遭遇したので、報告しておきたい。
その日私は家族を連れて、西明石の先の大久保というところにあるサティに行っていた。
妻はそこで開催されていた手作り雑貨展であれやこれやと買い物をするので、必然私は子供のお守役である。
子供を連れて店内も隅々まで見て回り、ちょっと外に出て気分転換という時であった。
きれいに区画されたニュータウンの昼下がり。
しかし歩道の端にあった一つのオブジェを見て、私は思わず手で子供たちの目を覆った。
「いけないっ!」
許容範囲の広い私ではあるが、さすがにこれは子供には見せられない。
誰がこんな造形を考え付いたのか。
それは、どうみても屹立した陰茎。
デフォルメのデの字もない、そのままのデカチンコ。
ご丁寧にも、先端には割れ目らしきものまで見える。
ザラついた表面が一層禍々しさを引き立てているようだ。
私のストイックな思いが強すぎるのかもしれないが、やはりチンコにはひっそりと心の襞に沿うような優しく控え目な存在でいてほしい。
もし、このようにあからさまなチンコが巷に林立するとすれば、それはまさしく末法、世の終わりであろう。
そして今がその時なのだ。
ほれ、隣のおっさんはケツを突き出しておるではないか!
民主党が政権を取るとか、麻生さんは漢字が読めないだとか言っている場合ではない。
チンコは会議室で起きているのではないチンコです。
もう何を書いているのか自分でもわからないが、世を憂う一人の男として、このチンコだけは許せない。
立て男たちよ!チンコを!あの頃のチンコを取り戻せ!ユリアアァァァァ!
昭和40年代からの航空写真を同じエリアで年代ごとに閲覧できる国土交通省の面白いサービス『国土画像情報』。
高解像度の画像もそろっているので、私に縁のある土地をその年代ごとに見ていけば、生まれた家、遊んだ場所、初恋の女の子に会った場所が当時のイメージのまま蘇ってくるから、とても懐かしくなる。
お上のやることだけあって検索方法にちょっと癖があるが、まあそれでもこれはこれで良いサービス(そういう目的のサービスではないとしても)。
ちなみに、上の画像は昭和60年ごろの筒井さんの家の付近。
現実世界でタモリの次は誰になるかということがちょっと前に話題になった。
そのニュースが決定したことなのかどうなのか解らないままフォローせずに放っておいたら、普段あまり見ることのないフルカラーの明晰夢を見た。
どうやら夢の中で私は業界人のようだが、そのポジションなどは全く不明。
この件について、楽屋にいるタモリに『で、次はどうするのさ?』と対等に口をきく立場にはあるらしい私が聞くと、タモリは熱いお茶をすすりながら『んーやっぱり仲居君だよね』という。
私が『あ、久本(雅美)じゃないんだ』と半笑いで応えるとタモリは『んなわきゃあない』と同じく半笑い。
この半笑いの意味は何となくわかる。
タモリは『これ(『笑って!いいとも』のこと)はもうシンドイから辞めるけどさ、あっち(『タモリ倶楽部』のこと)は続けたいんだよね』と、これもまあ十分にありそうなことを口にする。
私が気にしているのは、交代後のタイトルがどうなるかのようだ。
『森田一義アワー』を『仲居正広アワー』にするだけでは芸がないと思っているのはタモリも同じだったようだ。
その件について『どうするのよ』と聞くと『仲居クンの今日も笑うベ』にすることで内々に局の了解は得ているらしい。
そこで妻の起こされて目が覚めた。
うーん、どうだろう『仲居クンの今日も笑うベ』・・・んなわきゃあない、って感じか。
相変わらずの落語でございます。
例によって三代目の三遊亭金馬さんの作品三本を入手。
浮世床
浮世根問
一目あがり
最初に買った『たらちね』 と『孝行糖』が破壊的面白さであったため、それ以降購入した金馬作品の影がやや薄れるのだが、それでもやっぱり面白い。
いま気に入っている『浮世床』を聴けば、仕事や育児なんかでクヨクヨ悩んだり(私でもたまにゃあ悩むのだ!)するのが馬鹿馬鹿しくなる。
将棋の一手目に相手が打った『角の横っ腹に銀』(いたって当り前の手)を見て『うーん、こいつぁ・・負けたぞう』と言うナンセンスさや、駒を取られまくって、それでも『そうきたら、こう逃げて』と『飛車』をかばって『王』が取られたことにも気付かずに続けてたというアホらしさがとても良い。
ある落語解説サイトで見かけたのだが、金馬さんの落語は『楷書で書いたような』落語だという。
微妙に解りにくい表現だが、逸脱のない教科書的模範的落語だということだろう。
それと同時に『クセ』というか『味』のようなものに欠ける部分もあるのかもしれないが、私のような素人が落語を勉強する際にはとても解りやすくて面白い。
耳落語ではあるが、せっかく覚えるほど聴いているのだから詳細なストーリ紹介でもしようかと思ったのだが、ネットで検索してみるとすでに素晴らしいものがそろっているので、やる気がなくなった。
【素晴らしいもの】
『落語のあらすじ 千文字寄席』
『落語検索エンジン ご隠居』
私の環境せいなのか、あっちのスタイル設定ミスなのか、はたまた違法アクセスによる改竄なのか。
わがんねっす。
追記:1時間後に見たらもうなおってた。
もうこれだけ幇助の罪が成立してしまうかもしれない。
これくらいモザイクにしていても、何となくモヤモヤしたサーモンピンクっぽい箇所や意外と黒々とした箇所なんかがイメージできてしまうだろう。
これをクリックした人はそれだけで罪になってしまう可能性もある。
アメリカでは、FBIがわざわざロリ愛好者を罠に掛けるためのロリコンサイトを立ち上げて、サイトに訪問した人を問答無用で逮捕しているそうだ。
ほんと、怖い世の中である。
そりゃヤっちゃダメなことは分かっているが、そういう性癖というのは同性愛なんかと同じで『♪ヤメロっと言われても』である。
政府として、何らかの代替措置を取らない限り児童対象の性犯罪が無くなることはないだろう。
ここはひとつ、オリエント工業(←アダルト系です。クリック注意)を国策企業として資金投入し、よりリアルなロリ系ドールを開発し販売を助成すべきである。
3歳半になるウチの娘(烏賊娘)と1歳8か月の息子(ピーピング・トム)は『しまじろう』が大好き。
これさえ見せておけば大人しいので、手が離せないようなときはYoutubeの『しまじろう』にお任せである。
不思議なことにこれを見ている二人は、いつも顔に哲学的懊悩を浮かばせている。
『しまじろう』のフルネームは『しまの しまじろう』。
これが、鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間78番地の嶋野島治郎(72歳)だったら、子供達もここまでのめり込まないだろうとも思う。
豆知識:サマンサのお母さんはエンドラ。
東垂水公民館での笑福亭智之介さんの落語会から、たった今戻ってきました。
いやぁ笑わせていただきました。
実際の智之介さんは、写真で見るよりちょっと丸顔でなかなかの男前。
良くとおる、高過ぎも低過ぎもせずといったところの聴き取りやすい声。
百名の聴衆老若男女の拍手を受けて『戦後最大の拍手をありがとう』ときた。
まずは落語を楽しむ秘訣ということで、智之介さんが三つのコツを伝授。
一.面白ければ積極的に笑う
一.面白いところを探して笑う
一.面白くなくても笑う努力をする(ここで笑いと拍手)
次に落語作法の解説。
客人:「こんちわー」
主人:「お、誰かと思えば山田さん」
主人:(奥に向って女房に)「おーい、山田さんが来てくれたよ」
女房:「あーら山田さんよくお起こしで」
女房:(奥に向かって子供に)「ケンちゃん、山田さんが来てくれたよ」
子供:「こんにちわー」
子供:(奥に向かって犬に)「ポチー」
ポチ:「ワン!」
なんて感じで、一人から五人(四人と一匹)まで順番に上と下の切り替えで演じてみせる。
扇子と手ぬぐいを使ったうどんの食べ方(目線が大切)や本の読み方(眼と眉の動き)、鳴り物の解説などとても勉強になりました。
一番太鼓(ドンドンドントコイ)と二番太鼓(オタフクコイコイ)なんて知らなかった。
次に智之介さんお得意の手品を披露。
ロープとカードを操る手さばきに淀みなし。
みな爆笑しながらもオーッと歓声を上げていた。
客席が暖まったところで、落語の時間。
上方落語は江戸落語に比べてやや品がないと言われるが、まぁそのとおりかも。
今日の噺は『狸賽(たぬきさい)』だと思うけど、時間の都合でちょっと短め?
狸が助けてもらったお礼にサイコロに化けて恩返しをする話。
いやぁ面白かった。
簡単な内容の噺だし、少しゆっくり目で聴き取りやすく尾籠なネタもあるため、会場に割とたくさんいた子供達が声をあげて笑ってた。
おかげでエンドルフィンやらセロトニンやらエキセドリン(これは違う)やらバファリン(これも違う)が出まくりで、ついでにイボ痔も出たって感じ。
智之介さん、楽しい落語をありがとう。
相変わらずiPodで落語聴きまくりの日々。
上方落語協会の会報誌『んなあほな』まで買ってしまった。
芝浜
孝行糖
てれすこ
たらちね
たがや
万病円
池田大助
蔵前駕籠
二十四孝
これらを会社の行き帰りに毎日繰り返し聴いているので、たいぶ覚えてきたように思う。
『たがや』と『万病円』は出だし(”くすぐり”というのだろうか)がほとんど同じで、はじめて聴いた時には間違って同じものをダウンロードしかたと焦ったが、しばらく聞いていくうちに違う噺だとわかった。
金馬さんの声色はやはり驚異的だ。
登場人物の多い『池田大助』とか『万病円』など、本当に一人でやってるのか疑いたくなる。
ほとんど淀みがないから、たまーに詰まると逆にヒヤッとするが、それでも耳落語には最適な声だと思う。
『たらちね』の爆笑さ加減と来たら、もう何十回も聴いているのにもかかわらず、電車の中で一人うつむいて笑いを堪えるのに必死である。
『・・・はべれけれ』が出ると、もう反射的に可笑しくてダメ。
『たらちね』の中で、大家さんに嫁を世話しようと言われた八五郎さんが『あ、かかあですか。かみさん、山の神、したば、ふんばり』と俗語で立て続けに言う箇所があるのだが、『山の神』は多産の象徴だというし、同時に不細工なんだそうで、自分の奥さんのことを謙遜してこう言うのだろう。
では『したば』というのは何だろう?
ヘンな略し方だが『下働き』からきているのか。
ヤクザ言葉で奥さんのことを『パシタ』というが、たぶんこれを引っくり返してもじったものだろうと思う。
『でろりん左衛門』ってのも最初は何のことか解らなかった。
調べてみると『浪曲』のことだそうだ。
ちょっと蔑んだ言葉のようで、あまり良い言葉でないような気がする。
落ちの『恐惶謹言』は今ではちょっと考えなきゃいけないが、解ればそれはそれで面白い。
ちなみに、明日というか今日の10時半から、うちの近所で笑福亭智之介さんの落語会があるのだ。
うーん、ツイてるね。しかも無料。
落語(ネタはわからない)と手品をやるそうなのだが、どんなものになるのかとても楽しみだ。
こんな制度あったらいいな的な人事制度空想サービスかと思ったら、企業名付きで実在の制度が紹介されているのでビックリした。
人事部ってもんは秘密主義の権化かと思ってたけど、最近はわりとオープンなんだな。
自慢の制度を広く公開することは、人材獲得に有利だということか。
まあなんと様々な制度があるものよ。
例えば『三日天下制度』なんて結構リスキーな制度だと思う。
ま、ホントにMVP社員が重要決済をするわけでもないのだろうから、社長の雰囲気を感じてもらうだけでもメリットはあるかもしれない。
『サイコロ給』は以前テレビで見たなあ。
制度自体より、そういうことを発想して実施できる社風が羨ましかった記憶がある。
ウチの会社のガチガチ頭じゃ絶対無理だ。
東芝とは仕事で少し付き合いがあるが『投石研修』なんて聞いたことがなかった。
コストが100万~1000万ってのはさすが東芝というところだが、今期の大赤字でこの制度が消滅しないかとちょっと心配。
ものすごく意味が判らないのがノーブルホームという会社の『一飯教育』である。
社名を見ればわかるように建築会社なのだが、建てた新居に『箸』と『茶碗』だけ持って(事前にお願いするのだろうが)押し掛けていって、ご馳走になるという、どういう意味があるのかさっぱり判らない制度である。
他社の人事制度というのは個人的にもとても気になるものだ。
あそこの会社はどうなんだろう、なんてちょっと暇つぶしにでも使えるサービス『じんつく』をご紹介しました。
私が虫を食べる人であるという話はフェイクであって、本当は大の虫嫌い。
ゴキブリなど言うに及ばず、カブトムシ、カナブン、チョウチョ、トンボ、なんでもダメだ。
とにかく腹が蛇腹なのがダメ。
硬そうなのにウニウニと上下左右自由自在に動くあの腹を見れば『気に入られたけりゃ、もう少し気の使いようもあるだろう』と思わざるを得ない。
閑話休題。最初から閑話だが。
『こうはら本店養宜館』という佃煮の老舗がある。
暦応三年の発祥(南北朝時代?ほんまかいな)というから、もうかれこれ700年近い歴史を持つ超老舗である。
この会社が今回唐突に発表したのが『みどりむし舞昆海苔佃煮』である。
ミドリムシはその名の通り鮮やかな緑色の体躯と深紅の眼球を持つ体長30センチ近い南米産の大型虫で、羽はなく、でっぷりとした腹の両側に突き出た10対の棘から分泌されるアルカロイド系の猛毒(致死量1.5mg/人)でネズミなど小型の動物を捕食する、というのは全くのウソ。
本当は『虫』とは付いてはいるがその辺は微妙で、ミドリムシ植物門ドリムシ綱ミドリムシ目、植物と動物の中間である『鞭毛虫』の仲間である。大きさは0.1ミリ程度。
透き通った体内に葉緑体を持ち光合成をする植物的な一面と、鞭毛を振り回し動き回る動物的な一面を持つ、どっちつかずの優柔不断なヤツである。
このミドリムシ、最近サプリメントで流行している『パラミロン』(β-グルカン)を体内に大量に貯蔵している。
β-グルカン自体は酵母や菌糸によく含まれる多糖類の一種で、免疫賦活・制癌作用に着目されているサプリメントだが、椎茸や海藻にも含まれているので、そもそも佃煮とは相性がいい。
しかし、画像を見ていただければ判るが、その色が緑色というかビリジアンである。
『だってミドリムシがいっぱい入ってるんだもん』と言われれば身も蓋もないが、飯にかけて食う時にこの色はどうだろう。
あと、商品名にそのまんま『みどりむし』と入れるのは如何なものか。
せっかく自社に『舞昆・しいこん』というビッグネームがあるのだから、『グルカン』とミドリムシの鞭毛が元気よくグルグル回るイメージを合わせて『グル昆』にすればいいのだ。
イメージキャラの『みどりズキン』は『ズキン』が平仮名ならばもっといいが、まあこれでかまわない。
老舗の味に疑いはないが、色と名前は一考を要する。
老舗の割に面白い新規商品開発をしている頭の柔らかい会社で、こういう持ち味を生かして、さらなる良品を作っていただきたいと思う。
手持ちの画像をいろいろなパターンに組み合わせて、それなりにカッコイイ合成画像を作ることができるウェブサービス『YourMagicPhoto』を紹介したい。
『参照』ボタンを押して手持ちの画像を選び、用意された合成用の画像をクリックすると範囲選択の画面に移る。
合成画像によって取り込める範囲が違うので、枠をドラッグしてサイズを合わせればいい。
『Apply effect(選択した合成用画像の名前)selection』をクリックすれば、合成された画像が表示される。
画像にテキストを入れたければ『Add text』をチェックすればいい。
ちょっと広告の占有率が高いのと、インターフェースがややわかり辛いのが難点だが、なにしろ合成用の画像が多いのでいろいろ選択を変えてみるだけでも楽しめるだろう。
ブログなどのワンポイントに使う画像に困った時にも、是非この『YourMagicPhoto』を使ってみていただきたい。