outerbrain.doc

諸々の嗜好に対する思考と試行

読んだ本(4月)

2005年05月14日 | 読書
僕がブログを書くには一ヶ月のうち一週間くらいということがわかった。
躁鬱気質なので明らかに躁状態のときに書いているのだが、結局一ヶ月のうち4分の3は鬱ということか。

・眉村卓・・・「消滅の光輪1・2」
・馬弓良彦・・・「真説 田中角栄」
・原田宗典・・・「笑われるかも知れないが」
・倉橋由美子・・・「悪い夏」
・町田康・・・「屈辱ポンチ」
・ 〃  ・・・「夫婦茶碗」
・ 〃  ・・・「きれぎれ」
・岡留安則・・・「『噂の眞相』25年戦記」
・小松左京・・・「アダムの裔」
・筒井康隆・・・「驚愕の荒野」
・   〃   ・・・「宇宙衛生博覧會」
・   〃   ・・・「フェミニズム殺人事件」
・   〃   ・・・「ロートレック荘事件」

4月は思いがけず読書強化月間だったよう。
田中角栄モノは津本陽著の「異形の将軍―田中角栄の生涯」以来2つ目。
だいたい似たようなエピソードが書かれてあって、もうお腹一杯という感じ。
町田康著書を何冊か読んでみた。
救いようのない人間を救いようのない状況において、救いようのない結末があるのだが、なぜかハッピーエンドだったような読後感がある。
次は「くっすん大黒」を読む。読んでこます(笑)
小松氏・筒井氏のは再読。

現在、森達也氏の「「下山事件」を読んでいるところだが、各所での評判とは裏腹に大変おもしろい。