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諸々の嗜好に対する思考と試行

聖少女・・・ではない

2005年11月15日 | 日記
つい先日子供が生まれた。
どこにって僕にである。
僕が生んだわけではないが僕の配偶者が生んだ子は僕の子になるという考えてみれば不思議な日本の風習に従って言うところの僕の子が生まれたわけである。
性別は女の子なのだが生まれた時から不思議と女の子らしい顔をしていた。
ただ耳と背中にすごい毛が生えているのが気になるのだが聞いてみるとこれはそのうち抜けてしまうのだそうだ。
「剛毛少女」などと呼ばれてイジめられると困るので早いところきれいさっぱり抜けてほしい。
今のところ寝て起きて泣いて飲んで寝て起きて泣いて飲んでという場末の演歌のような繰り返しなのだが当然その間にはウンコもオシッコも垂れ流しである。
目覚めている合間に話す言葉は「ダゥ」「アゥ」「ウォム」といった喃語ばかりだが妻は泣き声のパターンで飲むのか垂れ流したのか判るようだ。
僕にはまだよくわからない。
男に乳が出ないというのは非常に不公平だと思うのだがとりあえず僕には泣けば誰かが世話をしてくれるという状況が羨ましくて仕方がない。
我が子には飽き飽きするようなこの世のしがらみに屈託を感じながら長い人生を生きていってほしいと思っている。

第一回 筒井康隆症候群オフ会開催に寄せて

2005年11月06日 | 日記
来月10日の土曜日に「筒井康隆症候群」という筒井康隆ファンサイト有志によるオフ会が開催される。

このサイトはトップページに「非公認」と書かれてあるのだが、実際には「公認」されているも同じではないかと思う。
というのも、筒井さんご自身がこのサイトの存在をご存知だし、時々ご覧になってさえいる(かもしれない)からだ。
いっそのこと掲示板にご登場願いたいとは思うが、さすがにそれは無理なお願いだろう。
しかし、万が一ご本人と判別可能な書き込みがあった場合は大変である。
主宰の支那さんは恐慌をきたしゲシュタルト崩壊。
飯に茶碗をよそって、鍋焼きうどんを素手で掴んで箸を喰う。
他の常連は常連で、喧々諤々右往左往座り呆けに立ち呆け心臓発作で死屍累々。
それらはすべて上質な土嚢がわりとなり、これを積み上げれば未来永劫福田川決壊(*)の懸念がなくなるのだ。
そういうことにならないためにも、やはり「読んでいただいているかもしれない」という我々の内なる思いだけで十分なのかもしれない。
そして、それはそれでとても楽しいことだから、永遠の「非公認」ファンサイトであることも良いものかもしれない。

閑話休題。
市井の筒井ファンが集い己の「好きさ加減」を余すところなく、和気あいあいと披露するオフ会の開催はたいへん喜ばしいことだ。
第一回目である今回は、筒井さんが乃村工藝社時代、ヌル・スタジオ時代を過ごされた大阪・梅田での開催であり、これもまたたいへん喜ばしい。

実はまだまだ参加者が少ないので、我こそはと思う方は下記のリンクにアクセスして、掲示板などに挨拶を兼ねて参加表明をしていただきたい。
心優しいメンバー達が、あなたの深層心理まですべて丸裸にしてくれることだろう。



*福田川は神戸市垂水区を流れる川で、今のままでも決壊する危険性は非常に少ない(と思う)。