土曜日の夜は一晩中、ピアノを弾いたり、歌を歌っていることが多い。
実家の方は完全防音なので、いつでも音が出せます。
演奏をしてきた中で、体感的な学びは枚挙にいとまがない。
中でも痛感したことは3つある。
1、スタートしたら最後まで走破しなければならない。
途中、立ち止まったり、引き返したりは、絶対できない。
2、1の理由により、スタートは慎重に、但し決然と決められなくてはならない。
ストーリー全体を把握し、力配分に細心の注意を払う。
構成全体を鳥瞰する。
3、スタートしたら、速度を厳密に守らなくてはならない。
楽譜が要求する表現による速度変化はありうるが、その場合以外は一定速度が求められる。
すばらしい物は、必ず「安定」というエレメントが含有する。
これら3つの学びは、演奏において基本中の基本だが、バッハ、モーツァルトといった古典作品を演奏した時に、技量が歴然とする。
個人の才能、資質には限度があるかもしれない。
しかし、厳しい心がけで改善できる部分もある。
才能がない自分に期待して、技術の向上に励みたいと思います。
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