私が座長をつとめる公明党の「旧優生保護法被害補償等検討プロジェクトチーム」は、障がいなどを理由に不妊手術を強制した旧優生保護法を違憲として、国の賠償責任を認めた最高裁判決を受け、被害当事者や支援者の方々らから、直接お話をお聴きしました。
被害者の方々からは、手術を受けたことにまつわる悲痛な思いをお聴きしました。当事者のお一人からは「当たり前の生活が送れるよう、差別のない社会をつくって広めてほしい」と強く訴えられました。
人の命に優劣をつけるという、重大な人権侵害によって、被害者の皆様が心身に受けられた多大な苦痛や、御苦労に思いを致し、立法府の一員として、この過ちを深く反省するとともに、心より深くお詫びを申し上げます。
被害者の方々に寄り添い、新たな補償等について、速やかに対策が実行されるよう、誠意をもって取り組んでまいります。
#旧優生保護法