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放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
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五島うどんの里 うどん茶屋 遊麺三昧 - 

2018年12月02日 | 長崎県(五島うどん・その他)

「竹酔亭」さんをあとにして、私は次のお店へ向かいました。

「竹酔亭」さんから次のお店までは徒歩で20分ほど。

歩きます。

昨年は杖を片手に歩いていた自分が嘘のように、今は杖をつかずに遠くまで歩くことが出来ます。

仕事で毎日10km以上歩いていますから、足がかなり鍛えられたのでしょう。(^-^)

しばらく歩いてますと、足元でカサカサッと音がしました。

目線を下に向けるとカニが・・・。

カニが道路を渡ろうとしています。

こんな光景、初めて見ました。(´▽`*)

上の画像、左の方向へ向かおうとしています。

海までは結構な道のりだけど頑張れ!

車が通らないかを気にしながら、カニが安全な場所へ移動するまで見守りました。

良いものが見れたと、ほっこりとした気持ちでお店へ。

お店に到着したところ、すでに営業されているはずなのに様子がおかしい・・・。

店頭に張り紙があり、昼営業は貸切との事・・・・あちゃー(>_<)

仕方ないのでお店に電話をして、夜間営業は通常通りなのかを確認。

「夜間は間違いなく営業します。」との事だったので、夜に訪問する事にしました。

歩けば腹はへる・・・。

私は、私が宿泊しているホテルの向かい側にある施設、「五島うどんの里」へ向かいました。

「五島うどんの里」は、五島うどんが堪能出来るのは勿論のこと、お土産屋さんや、

五島うどん作りを体験する事が出来る施設です。

お昼ご飯を、この施設で食べることにしました。

施設内にある「うどん茶屋 遊麺三昧」さんを訪問。

団体客でも対応できるような、大箱のお店です。

(店舗の一部を撮影)

↓↓メニュー。

 

 

このメニューの中から、私が注文したのは「イカボール天うどん」です。

あと、鯨串も頼みました。

しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。

イカボール天が5個、ワカメ、天かす、ネギがトッピングされています。

そして、花かまぼこが彩りを豊にしています。

出汁から飲んでみますと、アゴの風味がよく、とても美味しい出汁です。

ほのかに鰹の味がするのも良いですね。

麺はコシがしっかりとして、弾力もあり、喉越しも良いです。

出汁をちゃんと運んでくる良い麺です。

驚いたのがイカボール天。

イカの旨味が凝縮されていて、そして甘い。

地元のイカを使っているとの事で、鮮度が良いのでしょう、とても美味しかった。(^^

鯨の肉ってモノによっては、独特の臭味があって、食べにくい事もありますが、

この鯨串はとても食べやすくて、美味しくいただけました。(^u^)

鯨串も「イカボール天うどん」も、思っていた以上に美味しかったです。

満足させていただきました。(´▽`*)

お店を出ると、少し甘い物が欲しくなったので↓↓こちらを購入。

五島抹茶アイスです。

お茶の香りがよく、そして甘くて美味しかったです。

うどんを食べた後のデザートとしては最適です。

アイスを食べていると雨が降って来ました。

この後の予定は特に何も考えていない・・・。

とりあえず近くの有川港ターミナルへ向かいました。

そこで見たものが↓↓こちら。

龍馬さんの像。

この像はレプリカですが、本物は、

このターミナルからバスで25分ほど走った場所、江の浜という地に建っています。

そこで私は急遽、龍馬さんの祈り像を見る為に、バス乗り場へ行きました。

ちょうど目の前に目的の場所へ向かうバスが止まっていて、慌てて乗車。

バスはすぐに出発・・・。

このバスに乗り遅れると、次のバスまで3時間待ちになるところでした。(;^_^A

ターミナルを離れてから25分、江の浜バス亭に到着。

・・・雨が結構強く降っています。。

バス停周辺を見ると、近くに小さな無人の休憩所があるだけで、それ以外は何もない・・・。

売店も喫茶店も・・・。

とりあえず帰りのバスの時刻を確認すると・・・17時13分発のバスしかない・・・。

現在の時刻は14時ちょうど・・・3時間13分もバスが来ないって・・・(^-^;

とりあえず、帰りのことは後で考えるとして、まずは「坂本龍馬ゆかりの碑」へ向かいました。

ゆかりの碑はバス停から近く、小さな共同墓地の一角にありました。

↓↓こちらがワイル・ウエフ号の遭難者の霊を弔う為の碑です。

司馬遼太郎先生の作品「竜馬がゆく」を読んで、この遭難に関する話は知っていましたが、

こうして碑と向き合うと、物語の中の出来事ではなく、これが現実にあった事と感じ取る事が出来ました。

碑に深く頭を下げ、墓地をあとにしました。

このあと祈りの像がある場所へ向かう為に、ナビで道順を確認しようとiPhoneを見ると、

なんと圏外・・・(^-^;

たまたま地元の方に出会ったので道を訊ねると「海岸沿いに行けば良い」との事。

海岸に出たのは良いが、右方向かあるいは左方向なのか?そこまで聞いていなかった・・・。

ただ、辛うじてiPhoneが電波を受信出来たので、ナビで確認、ナビの示す方向へ歩きました。

ひと気のない坂道を上がって行きます。

そしてナビが示すゴール地点に到着したのですが、祈りの像なんてどこにも見えない・・・(^-^;。

もう一度ナビを確認しようとすると、またまた圏外・・・。

しまいには訳の分からない海岸にまで出た。

高い位置から海を見渡せる場所に祈り像があるはずなのに、こんな波打際にある訳が無い・・・。

そこで、海岸沿いを、来た道とは逆方向に歩いて行くと、ようやく辿り着く事が出来ました。

ここへ来るまでに結構ウロウロしたので40分はロスしたと思います。

高知県にある龍馬さんの像と違い、すごく寂しい場所です。

だから余計に龍馬さんの像が悲しく映ります。

龍馬さんの視線の向こうで、ワイル・ウエフ号が遭難し、亀山社中の同志が亡くなられたのです。

祈りの像が建てられた経緯が↓↓こちらに記されています。

また、遭難当時の模様を伝承している俗謡の石碑もありました。

像の台には遭難の図が・・・。

ここへ到着するまでは雨が激しく降っていたのに、到着した直後から不思議に雨が止みました。

ここは聖地なのだと、私は思いました。

大切な仲間を失う悲しみは、時代を越えても伝わってくるものなのです。

龍馬さんがそれを証明して下さっています。

この場所は、とても悲しい場所です。

だけど、大きな愛、友情を感じる場所でもあります。

「友達・仲間」という言葉がSNSなどで形だけになってしまっている昨今、

本当の「友達・仲間」を見直せる場所です。

龍馬さん、私は歩いてホテルへ帰ります。

10kmほどの道のりですが、バスで帰るよりも早く到着するはず。

それに、龍馬さんの像を見て、無性に歩きたくなったのです。

小雨降る中、傘を片手に歩きます。

烏帽子岩を横目で見ながら歩きます。

いくつか峠も越えました。

峠の向こうには、必ず海が見えました。

しんどいけど、何故か充実しています。

小雨の中でも、気持ちは晴れやかです。

最後の峠を越えると、目の前に街が見えて来ました。

さあ、もうすぐゴールだ。

 

 

五島うどんの里 うどん茶屋 遊麺三昧

ジャンル:うどん

住所:〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31(地図

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情報掲載日:2018年12月1日

 



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