1年4ヶ月ぶりの日記がこんなことになるなんて・・・
残念でたまりませんがサスケの最期の様子を聞いてもらいたいと思いUPすることにしました
長くなります・・・
暇でヒマで仕方のない時に・・・
楽しい話じゃないから暇つぶしにもならないか・・・
最初の異変はお腹の調子が悪い・・・それが9月の半ばでした
ゲリPってほどではなくちょっとゆるいかなぁ・・・ってなことでした
お腹をこわしたらまずは絶食ってことでその日の晩ごはんは「なし」になりました
次の日の朝、少しのご飯と以前にもらっていた下痢止めを・・・
次の日には復活
もともとお腹が強くないサスケ・・・
吐いたりすることもよくある子だったのでこの時は獣医さんには行きませんでした
そして9月30日の夕方散歩・・・またもやゆるゆるウン○を
火曜日は獣医さんがお休みなのでその日の夜はご飯をやめて翌日にいつもの病院へ
先生: 「なんか変なもの食べさせたん違うか」
わたし:「いつもと同じものだけです」
先生: 「犬が下痢するのはたいがい口から入った物のせいやで」
特に思い当たるものはなかったけれど毎朝仕事に行くときに置いていく馬アキレスのせいかな??
10歳になって腱とかは厳しくなってきたのかなぁなんて勝手に思い次の日の朝からアキレスはやらないことにしました
それからもスッキリと「快調」って感じではなかったけれど「悪い」って言うほどのこともなく食欲もモリモリ
そう思っていました
だったのに・・・土曜日(4日)の午後1時半ごろ
なんと家の中でウン○を
これは普通じゃない
いつもの獣医さんに電話をするもののもう診察が終わっていて留守電に
どうしよう・・・
もう一つお世話になっている獣医さん・・・ホームセンターの中にある獣医さんは土曜日も診察やってる
「2時になったら開くのでそちらで診てもらおう」とすぐに家を出ました
今までの経過を話し長いこと診察してもらいました
でも、その時にはこれといった異常は見つからなかったのです
新たに下痢止めと抗生物質と整腸剤をもらい帰りました
それからもお散歩は普通どおり、ご飯は先生の指示通り普段の七分目
大きいお仕事はなし
「悪い」ってことを感じとってやれなかったのです
そして迎えた月曜日(6日)・・・
朝ごはんを食べませんでした
「まぁ食べたくない日もあるか」そう思ってしまった私はご飯をそのままに・・・
息子が夜勤明けで家にいるので「サスケのこと気にしてやってね」と書置きを残して仕事に行きました
帰宅した息子から「サスケまだご飯食べてないで」とメール
気になる私は口実をつけて昼で帰らせてもらうことにしました
帰宅したところで歓迎してくれるわけではないのでいつもの感じ
ご飯はやはり食べていません
3時ごろになってお気に入りの「わんこパン」をあげたところ食べてくれました
最期も一緒に
そしてすぐ朝置きっぱなしにしていた餌も食べたのでホッとしたのです(ホッとしてしまったのです)
夕方散歩にも行き晩ご飯もスッと食べてくれました
火曜日(7日)・・・
朝の散歩は別段変りなく朝ごはんもしっかり
ウン○をしないのでお薬をやめました
そしたら食べた
「な~んだ、お薬が嫌だったのね
」なんて勝手なことを思ってしまいました
そして晩ご飯・・・
またご飯を食べませんでした
この時もまだ気まぐれ?便秘??ぐらいにしか考えていなかったのです
「明日は病院に行こう」そう思って眠りました
水曜日(8日)・・・
朝の散歩は普通どおり
朝ごはんもしっかり食べました(お父さんの食べているパンまでせしめました)
「ほら、昨夜食べなかったから・・・」なんて笑い話に
息子が起きてきてからはとなりの椅子でまったりしていました
私が仕事から帰ってもいつも通り
自分のベッドのところで伏せをして迎えてくれました
病院に行こうと決めていたのでお散歩がてら病院へ
そう、「お散歩がてら・・・」だったのです
家を出て最初のオシッコ・・・足を上げずにしました
何かおかしい・・・とは思うもののそのくらいにしか思わなかったのです
そのあと久しぶりに少しウン○をしそれを持って病院へ
ちょうど他の患者さんがいなかったので待合のところでカートから降ろして歩く様子等々先生にじっくり観察してもらい診察室へ
土曜日と同じようにお腹を押さえたり聴診器をあてたり・・・
でも、土曜日の時とは様子が違う
聴診器を掛け替えたりあらゆる角度からお腹を押さえてみたり・・・
「歯ぐきの色が悪いので貧血しているようです。左側の心音に雑音があります。
それとお腹に張りがあるようなのでエコー撮らせてもらっていいですか」と・・・
もちろん撮ってもらいました
「あまり良くないです。肝臓か脾臓に腫瘍があるようです。腹水もたまっているのですぐに大きな病院へ行ってください」
先生がすぐに設備の整った病院に連絡を取ってくださりすぐに向かうことに・・・
この時午後6時前でした
車にサスケを乗せて
(この時も自力で車に乗りました)主人の会社へ迎えに行き紹介を受けた病院へ
病院に着いたのが6時40分頃
診察が始まったのは7時を回ったころだったでしょうか
サスケは寝そべることもなく立っていました
ミニチュアダックスに吠えられるも吠え返すこともなくただじっと・・・
診察室に入り先生から連絡を入れてもらっているので少しだけ様子を話し
「検査には時間がかかりますので今晩一晩お預かりします
明日夕方にでも院長より結果について説明しますので来てください」
と言われ病院の首輪とリードに付け替えられて先生に連れられて歩いて奥に入って行きました
これがサスケとの本当のお別れになってしまいました
帰り道、主人と今後のことについて話をしました
・できることはすべてしてもらおう
・でも、もう打つ手立てもなく長く時間があまり残されていないなら家に連れて帰ろう
・そして苦しむばかりであるなら安楽死ということも一つの手立てとして考えよう
家に帰り食事をしている時・・・
病院から連絡がありました
「いい状態ではないです」と・・・
腹水は血液と同じ成分のものなのでこれをすべて抜くことはできないこと。
12時以降は無人になってしまうので最悪、明日朝先生が来た時亡くなってしまっているということもあるかもしれないので了承してほしいと・・・
主人から内容を聞いたものの「そんなことになるわけない」・・・そう思っていました
それから20分ほどたってまた電話が鳴りました
「サスケ君の様態が急変しました。すぐに来てください。どれくらいで来れますか?」
20分ぐらいで着ける旨を伝えすぐに向かいました
向かっている途中、私の携帯が鳴りました
「今、向かっておられる途中だと思いますが厳しいようです。気をつけて来てください」
きっとこの時、息を引き取ったんだと思います 午後9時29分でした
それから10分後ようやく病院に到着
もう息のなくなったサスケと対面
ただただ「ごめんね、気づいてあげられなくてごめんね・・・」と謝ることしかできなかった
その後、先生からの説明を受けました
腫瘍は脾臓にありました
腫瘍が破裂したため腹水は血液であった
そして病名は「脾臓の血管肉腫」とのことでした
最後に「苦しまなかったですか?」と主人
「はい、ちょっと息が荒くなってそのままでした」と・・・
すぐに検査してもらえるなら何時間かかっても病院で待っていればよかった・・・
はじめて行った病院で一人ぼっちで逝かせてしまった
今朝は朝ごはんあんなに喜んで食べたのに・・・もっと食べさせてあげればよかった
あまりにも突然の別れに後悔することばかりです
でももしかしたら
朝起きたら・・・
出掛けていて帰ったら・・・
それがもし私が遊びに行っていたんだとしたら・・・
家で何の対処もできず一人で最期を迎えていたかもしれない
もし、そんなことになっていたら「お母さんはきっと耐えられない」ってサスケが思ってくれたのかも・・・
だとしたら
初めて会った先生だったけど・・・
初めて行った馴染みのない病院だったけど・・・
緊急蘇生の処置もしてもらえたしとりあえず一人ぼっちじゃなかった
今はそれが救いだったかなと思えるようになりました
サスケの
死に接して
温かい言葉、お花まで贈っていただいて・・・ありがとうございました
不義理ばかりしてるのに
みんなの優しい、心のこもった言葉にどれほど救われたことか・・・
この場を借りてお礼を言いたいと思います
本当にありがとうございました
まだまだ悔やまれることばかりですが少しずつ思い出にしていければ・・・と思っています
2ヶ月毎に定期コースで届くことにしていたフード
7日に届いて箱も開けていませんでした
(毎朝少しずつお供えしています)
お気に入りのパンも未開封のものが3つもありました
(これも毎朝一つずつ、ちゃんとレンジで20秒チンして・・・)
でも・・・今月のぷちしばのカレンダー