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みのお9条の会

憲法9条を守ります

憲法レストラン・・・こんなチラシを配りました

2017-05-30 22:03:28 | 日記
憲法レストランへ ようこそ

私たちが、平和な日本で幸せに暮らしていけるのは、憲法が保障してくれているからです。
そう、憲法は、おいしい食事を並べているレストランのようなものです。
 どんなメニューがあるでしょうか?
 さあ、どうぞお入りください。


    みのお9条の会 「憲法を知ろう」学習会のご案内

  6月の学習会をご案内します。どなたもお気軽にご参加ください。

 日 時 : 6月10日(土)午後1時30分~4時
 会 場 : 箕面市中央生涯学習センター講座室(メイプルホールのある建物)
 テーマ : 「平和に生きるために~」
 講 師 : 弁護士・藤木邦顕さん
 参加費 : 200円 

 学者、芸術家、作家はじめ国民の多数が疑問を投げかけている共謀罪が国会で審議され、多数与党の力で強行されようとしています。
「国会とは?内閣とは?刑法にはどんな規定があるの? テロやミサイルから身を守るには、どうすればいいの?・・」。
 さあ、憲法はどんなメニューを用意してくれているか、ご一緒に見に行きましょう。

2017・5・30
              主 催 : みのお9条の会 fax 072-725-8244









                

6月10日(土)に 憲法学習会をします。

2017-05-29 20:14:14 | 日記
 
    ~第62回学習会のお知らせ~

 日 時:6月10日(土)午後1時30分~4時  
 会 場:箕面市立中央生涯学習センター講座室
     (メイプルホールのある建物 ☎072-721-4094)
     阪急箕面駅より徒歩5分、車の人は、国道171号線牧落交差点を北上、箕面警察署東側。
     駅前と郵便局向かいに市営駐車場あり。
  
 テーマ:「平和に生きるために~憲法9条と共謀罪~」
 講 師:弁護士・藤木邦顕さん  
 参加費:200円

 
 国会では、国民の半数以上が疑問を持つ議案が、多数与党により次々と可決され、「…、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重擁護する義務を負う」とする憲法99条がないがしろにされています。
 戦争への足音が高まってきた今、平和に生きるために、憲法を学びなおしましょう。


  主催:みのお9条の会
  〒562-0013箕面市坊島 4-5-20みのおキューズモールwest2F
  みのお市民活動センター内集合ポスト  FAX 072-725-8244

3月の学習会は、教育について学びました。

2017-05-29 14:59:06 | 日記

3月20日(月)、公立中学校教師・平井美津子さんを講師に招いて、今問題になっているチャレンジテストについて学びました。

  <はじめに……子どもたちは今>
  
  毎日子どもに接している講師は、現在の学校の現場がいかに子どもにとっても教師にとっても息苦しい状況かを先ず話しました。

 <チャレンジテスト>
   

  ①チャレンジテストで内申が決まる!
 
 *これまでの入試ーー入試での得点&中学校での内申点
 *これからの入試ーー入試での得点&内申点
                  1、団体戦「中3チャレンジテスト(学校平均決定)
                  2、個人戦「中2チャレンジテスト
                  3、個人戦「中1チャレンジテスト

  ②各中学校の内申は?
  中3のチャレンジテストは、各中学校が競い合う団体戦となっています。その結果によって各中学校全体の内申書評定が決まり、平均が高い学校ほど多くの生徒によい成績がつけられるようになります。逆に低い学校では頑張っている生徒でもよい成績はつけられません。

  ③内申書の比重はとても大きい。
  高校入試は、学力検査(450点)+ 内申書(450点)=900点 合計900点満点で合否が判定されます。
  内訳は
 ・入試当日の学力検査 <国、社、数、理、英 各教科90点×5=450点>
 ・各学校からの調査書 <国、社、数、理、英、音、美、体、技家 各教科50点×9=450点>
  このうち、入試テストのない音、美、体、技家は、5教科のテスト結果で内申平均が決定されます
  (体育や音楽が優れていても反映されません。)
  しかも、内申の評定が1ランク下がると、当日の入試で10点下がるのと同じになるので、内申書の比重はとても大きいことになります。
          (以上は、子どもと教育・文化を守る大阪府民会議発行の資料によります)

  先生も生徒も、困っています。

 チャレンジテストの背景には、「戦後レジームからの脱却」をうたい、教育基本法を改正して、復古主義教育を目指す安倍政治、これに追随する橋本ー松井大阪府政があります。
 近畿の他府県を見ると、
  京都府にはチャレンジテストのような統一テストはなく、絶対評価。
  滋賀県は、年度初めの滋賀県学校長会で申し合わせをする。
  奈良県は、都市単位で問題を作り、3年生で4回程度実施するがあくまで進路相談のため。成績や内申点に反映することはない。

 本当の教育とは
  教育の目的は、
 「人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない」(教育基本法第1条)
 しかし、経済界が求めているのは、「社会に役立つ人材」、つまり、資質と能力があり、即戦力となる1割の人間が育ってくれればいいので、真の人間教育とはかけはなれています。
 この要求に応えるべく、教育基本法が改正され、教師も新任研修で寛容を認めない厳しい躾をほどこされて、かつてのような個性あふれる教育現場がみられなくなりました。

 子どもの荒れ、学校の崩壊、地域の崩壊をもたらし、教育現場が振り回されている今日の状況を、広く知ってもらって、子どもたちが伸び伸びと個性を発揮できる教育を取り戻せるように、もっともっと現状を知らせていかなければなりません。
 
 


 

1月学習会の報告と3月学習会のお知らせ

2017-03-13 15:08:29 | 日記

みのお9条の会ニュース №71
2017・3・7発行

1月29日、イラク取材から帰ったばかりのフリージャーナリスト・西谷文和さんを招いて、映像を交えた紛争地の報告を聞きました。

戦争はウソで始まる?

1990年、一人の少女がイラク兵士による赤ちゃん虐殺を涙ながらに証言する映像が繰り返し流されました。これを機に、アメリカと多国籍軍がイラクに侵攻、湾岸戦争が始まりました。しかしこの少女はアメリカから一歩も出たこともなく、世論を喚起するためのヤラセだったことが後で分かります。

戦争は儲かる!
空爆1回で1億円が消えるといいます。破綻寸前だった米国軍需産業が息を吹き返し、石油会社も高利益を得る。破壊された建物の復興を請け負ったのはアメリカの企業でした。空爆でテロは防げるでしょうか?

北風と太陽</strong>
兵器で傷ついた子どもたちを癒すドイツ国際平和村。失った足に義足をつけてもらい歩けるようになった少女の笑顔が胸を打ちます。「戦争の真の姿を見抜き、忘れない、諦めない、だまされない、を合言葉に平和学習会を続けよう。同じ思いは着実に広がっています」と西谷さんは結びました。




  ~第61回学習会のお知らせ~

日 時:3月20日(祝)午後1時30分~4時 参加費:200円 
会 場:中央生涯学習センター講義室(メイプルホールのある建物)  
テーマ:「チャレンジテストを考える~本当の教育とは?~」
講 師:平井美津子さん(中学校教諭)


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年1回のチャレンジテストが高校受験の内申に! 子どもの荒れ、学校の崩壊、地域の破壊! 教育のあるべき姿を求めて苦悶する現場からの報告を聴き、ともに考えましょう。
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みのお9条の会では、9月17日に「18歳主権者」についての学習会をしました。

2016-10-24 17:59:53 | 日記

みのお9条の会ニュース
  9月の学習会は9月17日(土)午後1時半~4時に「18歳主権者が受ける教育の今、そして未来は?」のテーマで行われました。
 講師は、大阪府立高校の社会科教師。約30名の参加で、熱気あふれる学習会となりました。
 
<講演の概略>
大阪の教育は、高校の統廃合、教職員への管理統制強化、ころころ変わる入試制度などで、教職員は長時間過密労働を余儀なくされ、「評価」によって一時金に5段階の差がつけられるというのが現状。
そんな中、公選法改正で有権者が240万人増加し、高校3年生がその中にふくまれることになりました。
 生徒は「政治とかはイマイチわからない」「正しい判断できないから投票しない」「いろんなことを知って自分の意志で投票できるようにしたい」など様々。
総務省・文科省は副教材「私たちが拓く日本の未来」を全高校に配布し、大阪府も生徒の校外での政治活動や、政治的中立などを記述した「政治的教養を育む教育推進のためのガイドライン」を出しました。

現場では、選挙権の歴史,選挙の仕組みの学習などをした上、模擬選挙を行うなど、様々な取り組みが行われました。

 しかし、参院選での18歳の投票率は必ずしも高かったとは言えません。「政治的中立」という言葉によって社会に目を向けること自体が消極的になりかねない現状を考えると、課題はたくさんあります。

投票の出発点は憲法13条「個人の尊重」です。
そのためには、自己決定、公権力の不介入を原則としなければなりません。
社会を多面的に学ぶための「主権者教育」は、学校だけでなく大人社会にも必要です。
大人も学生も、共に生きやすい社会を創っていくために、「政治的中立」という言葉によって自己規制することなく、主権者として、しっかりと社会を見極める力をつけていくことが望まれます。