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みのお9条の会

憲法9条を守ります

今年最初の学習会に参加多数

2018-04-09 12:20:56 | 日記
今年最初の学習会は、2月10日(土)、市民会館会議室で
 「平和っていいなあ! でも、憲法変えたらどうなるの?」
をテーマに開かれました。


講師は、二人の子どもの母でもある若い弁護士・菅野園子さん。


菅野さんのお話

 「毎日の子どもとの触れ合いの中で、やっと歩けるような子どもにもしっかりと自分の思いがあることを実感しています。そして、憲法13条の『すべて国民は個人として尊重される』という規定は、小さな子供からお年寄りまで、元気な人も病気の人も、ひとりひとりの個人が生きていく権利を根本から保障するもので、憲法の平和主義、国民主権主義、基本的人権の尊重の三原則は、この13条の基本の上に成り立っているのです。」

 続いて、憲法共同センター制作の学習用ビデオ「9条改憲って何?」をみながら、安倍政権が目指している憲法改正の危険な方向についてまなびました。


 <憲法9条に自衛隊を書き加える3項をつけるとどうなるの?>
 2015年に強行採決された「安保法制」によって、自衛隊は海外へも出かけていく組織になりました。
 集団的自衛権を口実に、アメリカがしている戦争に駆けつけ警護、兵站をして巻き込まれるだけでなく、敵国とみなされて空爆等の襲撃を受けることになるでしょう。
 先にある法律とあとからできた法律では、後のほうが優先になるという法律上の原則があります。
 つまり、自衛隊を認める9条3項を書き加えると、戦争に出かけていく自衛隊を憲法上認めることになり、9条1項の「戦争の放棄」
2項の「陸海空軍その他の戦力を保持しない」という条文は空文化してしまうのです。

 軍事予算を減らしたいアメリカに追随すれば、自衛隊員を危険にさらすだけでなく、「国防」を理由に、国民も自由と命を奪われることになります。
 どんな口実で検挙されるかわからない「共謀罪」も強行採決され、次々と国民を監視し、自由を奪う制度が準備されています。
 学校教育には、道徳が導入され、教育の力で見事に「軍国少年、軍国少女」が作られた戦前の教育が復活する兆しがみえます。 

 戦争は、気がついてからでは止められないことを、過去の歴史から学び、政治から目を離さないことが大切だということを学びました。

2月10日に憲法学習会

2018-01-30 11:50:14 | 日記
全国を寒波が襲い、日常生活が迷走する中で2月の扉がひらこうとしています。
オリンピックのニュースや、タレントの噂話にまぎれて、憲法改正への動きが着々と進められていることに、危機感を覚えている人は少なくないと思います。

みのお9条の会も、この正念場を前にして、二度と次世代の人々に戦争の苦しみを味わわせることのないように、一層呼びかけていかなければならないと決意しています。
 
憲法学習会のお知らせです。
今回は、子育て真っ最中の若い弁護士さんに講師をおねがいしました。
毎日の生活を、憲法がいかに守ってくれているか、もし平和でなかったら、毎日の普通の暮らしが、いかに壊され失われるかを、しっかり、具体的に学びたいとおもいます。
どなたもぜひご参加ください。



  第63回憲法学習会のお知らせ
  
  日 時:2月10日(土)午後1時30分~4時
  会 場:グリーンホール(箕面市役所隣の箕面市民会館)会議室
  テーマ:「平和っていいなぁ~でも憲法変えたらどうなるの?」
  講 師:弁護士・菅野園子さん
  参加費:200円

みのおピースフェスタ2017「明日へ~戦争は罪悪である~」上映会に320人を超える参加

2017-12-11 14:53:43 | 日記
 11月10日(金)に、箕面市内外で活動している22の草の根市民団体で開いた映画上映会は、多数の参加で成功裡におわりました。

 上映した映画は、日本が中国へ侵略し、戦争に突き進んでいった1930年~1945年の時代に「人殺しは仏教の教義に反する。戦争は罪悪である」といって戦争に反対し、檀家から誹謗され、宗門からは懲戒され、治安維持法によって牢に入れられた僧侶をモデルにしたストーリー。
 僧侶を慕う落語好きの少年が、やがて兵隊となって戦地に行くとき、「人を殺すな!殺されそうになったら逃げて逃げて、生きて帰ってこい」といわれ、思わず僧侶を突き飛ばす。戦地で、戦争の非人間性をつぶさに体験した少年は、僧侶の教えに目を開かれ、僧侶に謝る。
 落語家となった少年は、高座で「安保反対」といって客ともみ合ったり、老人施設から抜け出して安保法制反対のデモに行こうとしたり。戦後からこんにちまでのニュースを織り込んだエピソードが、素直に観客を引き込んでいく。
 若い世代にもぜひ見てほしい映画だ。
 出演は、中原丈雄、上條恒彦、岡本冨士太、小倉一郎ほか。
 
 今後の「明日へ~戦争は罪悪である~」上映予定は次の通り
  ◎吹田上映実行委員会主催
      ★2018年1月11日(木) 阪急南千里駅前・千里市民センター大ホール
      ★2018年1月18日(木) JR吹田駅前・吹田さんくすホール 
       いずれも 上映時間は ①10:30 ②14:00 ③18:30
            入場料は  一般前売1200円、当日1500円  学生、障がい者 前売、当日共800円  小学生以下無料
        

みのおピースフェスタ2017 開催日がきまりました。

2017-09-11 14:13:10 | 日記
  
 劇映画「明日へ~戦争は罪悪である~」を上映! 

  今年も箕面を中心に、20以上の平和を願う団体・グループが集まって、ピースフェスタを開きます。
 
  今年は、11月10日(金)に劇映画「明日へ~戦争は罪悪である~」の上映会をすることに決まりました。
 
  日本が戦争へ戦争へと傾いていった時代に、一人の僧侶が「仏の教えの第一は”不殺生”である」といって、当時の国策に
  従わなかったために牢屋に入れられたという実話をもとにした物語です。

  会場は、メイプルホール大ホール。
  上映時間は  ①13:30 ②16:00 ③19:00
  入場料は、  一般  前売 1200円  当日 1500円
         大学生 前売・当日共 1000円
         中高生、障がい者 前売・当日共 800円
         小学生以下無料
  入場券は、メイプルホール(072-721-2123)、グリーンホール(072-723-2525)の事務所で販売しています。