参院選が終わり、大変な結果になりました。
自民党が圧勝し、さっそく「憲法改正に取りかかる」と胸を張って宣言しています。
選挙結果は次の通り
当選 選挙区 比例 参院新勢力
自民党:65(47 18) 115
民主党:17(10 7) 59
公明党:11( 4 7) 20
みんな: 8( 4 4) 18
共産党: 8( 3 5) 11
維新 : 8( 2 6) 9
社民 : 1( 0 1) 3
生活 : 0 2
諸派 : 1( 1 0) 1
無所属: 2( 2 ) 3
合計 :121(73 48) 242
新しい参議院の勢力を見ると、与党の数は、自民+公明で135議席。全体の過半数を軽く超えています。
憲法改正の発議に必要な3分の2には達しませんが、野党でも改憲の意思を表明している維新とみんなの党を加えると162で
、3分の2の162議席になります。
一方、はっきりと憲法擁護を表明している勢力は、社民3+共産11+社会大衆党1=15 です。
これからどのようにして、憲法を守っていけばいいのか、ある程度予想していたこととはいえ、危機感におそわれます。
今回の結果が、有権者の真意を正確に表しているかといえば、決してそうではありません。
①有権者が何を基準に投票したかといえば、決して憲法改正に賛成票を投じたわけではなく、民主党政権への失望感と、景気回復を望んだ票が自民党に集中したと思われます。
世論調査などで、半数以上が憲法改正に反対を表示していることと、今回の選挙結果には明らかに「ねじれ」があります。
②選挙区に目をむけると、大都会以外はほとんどが1人区で、自民党以外で当選した人は沖縄と岩手の2人だけです。
小選挙区制度にも大きな落とし穴があることがわかります。
今回の選挙を無効とする訴訟も即刻提訴されています。
「民意」が正しく反映される政治を求めて、しっかり目を見開き、意思表示をしていきましょう。
自民党が圧勝し、さっそく「憲法改正に取りかかる」と胸を張って宣言しています。
選挙結果は次の通り
当選 選挙区 比例 参院新勢力
自民党:65(47 18) 115
民主党:17(10 7) 59
公明党:11( 4 7) 20
みんな: 8( 4 4) 18
共産党: 8( 3 5) 11
維新 : 8( 2 6) 9
社民 : 1( 0 1) 3
生活 : 0 2
諸派 : 1( 1 0) 1
無所属: 2( 2 ) 3
合計 :121(73 48) 242
新しい参議院の勢力を見ると、与党の数は、自民+公明で135議席。全体の過半数を軽く超えています。
憲法改正の発議に必要な3分の2には達しませんが、野党でも改憲の意思を表明している維新とみんなの党を加えると162で
、3分の2の162議席になります。
一方、はっきりと憲法擁護を表明している勢力は、社民3+共産11+社会大衆党1=15 です。
これからどのようにして、憲法を守っていけばいいのか、ある程度予想していたこととはいえ、危機感におそわれます。
今回の結果が、有権者の真意を正確に表しているかといえば、決してそうではありません。
①有権者が何を基準に投票したかといえば、決して憲法改正に賛成票を投じたわけではなく、民主党政権への失望感と、景気回復を望んだ票が自民党に集中したと思われます。
世論調査などで、半数以上が憲法改正に反対を表示していることと、今回の選挙結果には明らかに「ねじれ」があります。
②選挙区に目をむけると、大都会以外はほとんどが1人区で、自民党以外で当選した人は沖縄と岩手の2人だけです。
小選挙区制度にも大きな落とし穴があることがわかります。
今回の選挙を無効とする訴訟も即刻提訴されています。
「民意」が正しく反映される政治を求めて、しっかり目を見開き、意思表示をしていきましょう。