未来時計工房ブログ

未来は 今創られる

時間の10進法について その3

2012年02月28日 | 日記

時間の10進法について調べてみると、いくつかの記事が見つかります。

スウォッチではe-timeとして、スイスバイエルンの子午線を基準として、10進法の時刻を表示しているようです。@375などの表記で、スウォッチのHP(Productosの下)に小さく記載されています。

デジタル時計は存在するようですが、是非、アナログ時計として欲しい所です。

SwatchのHP

2008年には「10進法」のような時計が作られたようです。

時計も十進法が最新式?文字盤が「10」までしかない腕時計

Chanson DavidのHP

しかし、この時計は1日を1,000新分で表示される時計には見えません。
それは、内側の目盛りが60分割されており、時針は12進法と思われるからです。
1日を1,000分割するにはギア比を変える必要があるため、歯車を新規に作ったり、場合によっては地板、受けも新規製作となるはずです。
数多く売れそうにないムーブメントを、エタ社が作るとも思えません。
よって、これは通常の時計の文字板のみを10分割表示した時計であって、時刻は12進法、秒、分は10進法として読み取るものだと思います。
という事で、厳密な10進法時計では無いと思われます。

拡大した写真で見ると、時針、分針の位置から12分割の1時50分ですしね。

どこかの時計メーカーで10進法の時計を作りませんか?
デジタルに続き、Swatchが出しちゃうかも、、、。