さるの野球

野球ファンさるの野球評論

最高でーす!

2004-07-30 00:52:41 | 野球評論
 行ってきました!巨人選手会の署名行動を見届けるべく、東京ドームへ。台風のせいでしょうか。開始直前には激しい通り雨もあり、湿度が高く、もうサウナ状態でした。
 時間制限があって、私は署名できなかったんですが、遠くから選手の姿を垣間見ることができました。みんな少々緊張気味。そんななかで、高橋由伸選手会長は、汗を滴らせながらファンを署名用紙の前に案内するなど一生懸命で、その誠実な姿に感動しました。
 「大衆迎合的な行動はやめたほうがいい」とナベツネさん。球界再編の中心人物であるナベツネさんのお膝元で行動をおこすことは本当に勇気がいることだったと思います。28日のヤフー・チャットイベントでも古田選手が「由伸かっこいい」って言ってましたよね。加えて、巨人は超個性集団。それをまとめるのは本当に大変だったことでしょう。
、この行動は他球団の選手やファンも励ましたはずです。本当にお疲れ様でしたといいたい。
 そして試合でも大活躍。きょうの由伸選手は、最高です!!
 

世論への巻き返し

2004-07-27 23:45:09 | 野球評論
 高熱を出し、仕事に精一杯の日々。ブログをお休みしていました。今日から復活です。夏風邪がはやっているようなので、みなさんも気をつけてくださいね。
 さてさて、寝込んでいる間に、1リーグ制に向けた経営者側の準備は着々と進んでいました。しかし、選手もどんどん署名行動を始めるなど、頑張っていますね。心から応援していきたいです。
 それにしても読売新聞の報道はファン、というか国民を馬鹿にしていますな。読売は今日から1面で連載を始めています。とにかくどこの球団も赤字なんだということを切々と述べているんですね。でもさ、ここまでパ・リーグを見殺しにして、交流試合だってやってこなかったのは読売なのに。あきれますよ。
 そして実行委員会で巨人が出した新たな案はアジアシリーズ、勝者は大リーグのプレーオフに参加!(これまでも評論家が言ってましたけどね)しかし、これらは2リーグでも可能なものばかり。「面白そうじゃん!」と思わせて世論の巻き返しを狙ってるのはみえみえです。
 昔と違うんです。身近にはJリーグという地域密着型のプロ球団があり、大リーグやヨーロッパサッカーのクラブ運営もみんなインターネットで知ることができる時代なんですから。
 ファンを馬鹿にしてもらっちゃ困ります。みんな気づいてるんです。読売の姑息な手段はもう通用しません。

劇的な幕切れ

2004-07-18 23:36:01 | 野球評論
 きょうのバファローズはサヨナラ勝ち!きのうも惜しかったですし、選手の集中力が上がってきている!と感じます。
 署名行動もしてからの試合。これまでと違うプレッシャーを感じていたんじゃないかと思うけど、それを乗り越えさせているのは、ファンに喜んでもらいたい、近鉄を残したいっていうプロとしての自覚じゃないかな。
 今回の合併問題で、選手のプロ意識は確実に高まったと思います。もちろん、高年俸の選手は自覚していたかもしれません。でも若い選手は自分に精いっぱいだったはず。どこまで考えていたか…。 今回、選手が署名行動に参加しましたが、オーナー側のひどい発言(署名行動に参加したらプロテクトせーへんよ)もあるなかで、すごい勇気だなぁ、と思いました。2軍でも主力選手に頼らず、やりましたよね。なんかバファローズ選手はみんな、どんどん成長していて、これまで以上に大きな存在に思えてきました。
 ファンの私たちも負けてられませんよね。勇気をもって立ち上がった選手に拍手を送りつつ、私も最後までたたかっていきたいです。

オリックス・ブルーウエーブ

2004-07-17 12:57:19 | 野球評論
 オリックスの応援団の方に会う機会がありました。「神戸市主導の署名は本拠地を神戸に残してほしいというもの。自分達は合併そのものに反対だから、ちょっとスタンスが違う」と話しておられました。まだ動けてないようですが、何とかしたいとおっしゃっていました。
 感動したのは震災の時の話です。選手が避難所まできて、子どもたちにボールをくれたり、サインをくれたりして、どれだけ励まされたかという話になると、その方の目から涙が…。家も全壊で友人も亡くなったとか。それでも「野球はできるのか。オリックスはどうなるのか」と考えていたそうです。「がんばろうKOBE」はホント、被災者の方に勇気と希望を与えたんだなぁ、と思いました。震災から10年。その球団を新球団にして、ファンがついてくるのかと疑問に思います。
 納得いく説明もなくオリックスは残すからええやろでは、虫がよすぎます。オリックスファンにもぜひ頑張ってほしいと思いました。
 それにしても、セ・リーグのご都合主義にはうんざりします。2リーグには賛成だが、放映権の問題や交流試合には阪神以外はいい顔をしていないとか。このまま2リーグで残しても、巨人への一極集中を変えない限り何にもなりません。
 でもファンは見抜いてますよね。もとのさやに戻すだけではダメ。これを機に本格的な改革を!机上の論議でなく、現場のファンと選手で新しい、希望の持てる球界をつくっていきましょう!

なびくオーナーたち

2004-07-15 10:16:08 | 野球評論
 阪神の1リーグ制反対に続いて中日、広島、横浜、ヤクルト(つまり巨人をのぞくセ・リーグだが…)が、1リーグ制に反対の声をあげました。それは嬉しい反面、オーナーたちの風見鶏ぶりにはホントあきれます。
 セ・リーグはもともと1リーグに反対だった。そりゃそうですよね。巨人戦が減るんですから。でも堤やナベツネの前ではなんにも言えない。長いものには巻かれろという姿勢。子どもの世界でいえば、いじめられっ子を見てみぬ振りをするのと同じ。少年事件がいろいろあるけれど、大人がこれじゃ、子どもたちだって荒れますよ。
 とにかく、阪神も1リーグ制に反対をいうのなら、球団合併延期や交流試合、放映権のコミッショナー一括管理・分配、ドラフトの改革など、巨人への一極集中の構造を変えるところまで提起して、実行するところまでやりきってほしい。そうでなければ阪神だって結局、既得権を守っただけだったと言われますよ。