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父さんの会社が倒産した!

~40代、貯金ゼロ一家のサバイバル起業奮戦記~

家計の見直し

2010-12-07 17:03:21 | お役立ち情報
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  2010年10月14日から続いている日記です。初めての方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
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倒産が発覚したばかりの頃、電話で住宅金融支援機構に問い合わせの電話をしたときに、
「銀行のホームページに家計の収支を書き込むフォーム(※)があるので、それをプリントアウトして書き込んで銀行に持って行くように」
と言われていました。

一か月分の収支と、年間の収支とに分かれており、たくさん計算して書かねばなりません…

※【お客様相談シート】 → http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/util/pdf/soudan_sheet.pdf


ぅうう…  家計の見直しですね…

そういえば、お金の出入りを計算したのってたしか、マンションのローンを組むときにやった覚えが…

まさか2度目の計算を、またもやローンですることになるとは、お釈迦様でもわかるまい。
(「わかってましたけど、なにか?」と、今 お釈迦様が私の後ろでおっしゃっているような。。。)


いやぁ~、こうやって書き出すと、贅沢しすぎだろ!っていうくらいお金を使ってるように思えるのは どうしてでしょうか。

このとき、つくづく思いました。 
家計簿って大切ね… って。 (遅っ!)


と、とにかくこの「お客様相談シート」に書き込むのは、ここから家計の見直しと、これからの返済が可能であるかそうでないかを見極めるものなのです。


そう、この一枚のシートこそが、我が家の鍵を握るものとなるのです。


我が家の運命や、いかに!



← 家計簿つけてます…?




知らない間に失われていた信用

2010-12-06 16:32:28 | お役立ち情報
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最初のテレビ電話での相談のとき、私はなんとか相手にわかってもらって、ローンの借り換えを出来ないか?と、言ってみた。
テレビ電話の向こうの方が、「では、窓口でご相談なさってみてください。」とのことで、窓口に行って話をした。


でも、だめだった。
実は私のミスで、過去2度ほど返済を1日遅らせてしまったことがあり、そのことを指摘され、銀行の窓口で「返済遅延の言い訳は、無理ですねぇ」と、あっさりと追い返されてしまっていたのだ。

痛かった…


お金の「約束」は、絶対なんだ。
たった1日の遅れが、こんなふうに繋がってくるなんて、思ってもみなかった。

とーちゃんに、
「返済の遅れは、信用をなくすことだからとっても大切なんだ。
 おまえはいつも、いろんなことを簡単に考えすぎる。」
とも、言われた。

ぅううう… っ

つくづく身に染みたぜ! (泣)



そんなことがあったので、今回の相談に向うときの私の心情は前回とはかなり違っており、『自分の話を聞いてもらう』というよりも、『相手の話をちゃんと聞く』という姿勢に変わっていた。




← ヤァクソクワァ~ワァスレェズニィ



銀行から相談面接の連絡が来た

2010-12-05 15:04:14 | お役立ち情報
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最初の銀行でのテレビ電話相談から、数週間という長い時間を待たされて、(前回の記事はこちら

やっと、
ようやく、

連絡が来ました。
銀行から!


仕事の面接と面接の間に、待ちつくした銀行から住宅ローン相談の日取りが決まったとの連絡がようやく入りました。

「我が家は、いったいどうなるんだろう… 」の大部分が、この住宅ローンにかかっているのです。

一時は、気の焦りから「任意売却」だのなんだのと、売ることばかりを考えていた我が家でしたが、広重先生や民生相談の方、不動産屋に勤める友だちから「まずは銀行に行って相談するべし。」と言われていたので、このときをただただ待っていたのです。

銀行から連絡が来たとの報告を広重先生にしたとき、
「モラトリアム法が使えるかもしれないから、返済に関わるなんらかの救済措置があるはず。よく聞いてくるように。」
とも言われ、

とにかくとーちゃんと私は、このころ銀行の相談に対して、不安やら安堵感やらなんかごちゃまぜになっている気持ちを抱えていたのでした。




← いろいろ考えてしまうけど… ぽちっ


社長は逃げてなかった(退職金共済組合について)

2010-11-04 17:39:11 | お役立ち情報
倒産した会社が、ある組合に加入しており、そのお陰で退職金の一部が 9月末に入金されました。

ある組合とは、「退職金共済組合」と言って企業が従業員一人一人に毎年掛け金を金融機関に支払いその掛け金に対しての補助や、従業員の福祉の増進と企業の振興に 寄与することを目的とした機関だそうです。

そして、従業員が退職した後に退職金の一部としてこのお金が充当されるのです。

こういう組合制度を利用している中小企業の会社は、そんなには多くないようで、
社長は会社のため、従業員のためをこのとき 考えていてくれたんだな…と、
とーちゃんも私も思ったのです。


話は戻りますが、労基署での「未払い賃金の立替払い」の申請で、機構側もいろいろと動く中で当然 倒産した企業側にも代理人とともに機構に足を運ぶようにと通達し、すみやかに 労働者に対して立替払いがなされるよう企業側にも書類の提出を促します。

このとき、とーちゃんの会社の社長さんは逃げも隠れもせず 代理人と一緒にすぐに 労基署に出向いて行ってくれました。

聞くところによると、こういう企業の社長さんは少ないようで、雲隠れするケースが ほとんどなんだそうです。


倒産発覚以来、とーちゃんは会社のあり方に疑問を持っていたのですが
このときは 二人して「根は真面目で純粋な社長だったんだね…」って、語り合ったのでした。。。



会社は倒産しちゃったけど、なんだか ほんわかした気分になったよね、
とーちゃん。。。




車のお金(今や、半分くらいになってますが)と退職金の一部で、ピンチの割に我が家は今までにない預金残高となっております。

こんなお金、みたことなぁ~~~~い すごいねぇ~~~~ とーちゃん。




さてぇ、どうする?  さるちゃん一家。 




人気ブログランキングへ ← いっときだけ、ほんわかしてください。。


税金おそるべし

2010-11-03 15:45:42 | お役立ち情報
数日前に市役所でもらった用紙に記入し、退職前に会社からもらった失職届けと源泉徴収票を持って、年金と健康保険の切り替えの手続きのために、とーちゃんとふたりで市役所に出向いた。


そして、ついでに給与天引きから外れた税金について聞いてみると・・・





ぇ? ぇええええええ~~~~~~~~~~

は? ほぇ~~~~~~~~~~~~~~~


あのぉ…
このお金、払えって?

端末で係の人に調べてもらって、住民税の額を知った二人。


あ、そうだ。
この前聞いた減額措置っていうのがあるじゃない!
あれはどうなのよ。


係の人に聞いてみたけど、今年支払うものに関してはそのままで、
来年分から今年余分に支払った分を減額されるらしい。


あのぉ~  今の我が家にそのようなお金を払う金額があるとお思いですか?

自主退職じゃ、ないんですよ? 会社の倒産ですよ?

国民の義務ですか…


国民が今、すごく困っていても 税金の「待った!」は ないそうです。



滞納してもいいんですって。
でもね 住民税の場合、街金と変わらないくらい(納期限の翌日から納付の日まで年14.6%、ただし、最初の1か月は年7.3%)の金利がつくんですよ。


夫婦二人は、ため息をつきながら役所をあとにした。




さる 「ねぇ、とーちゃん。 まぁさぁ~ 今回、いろんなこと勉強させられてるじゃん?
    私たちも生活や身を守るために お金は絶対必要なものじゃない。

    国も人だと考えるとさ、やっぱり身を守るために国もお金が絶対 必要なんだね…
    ま、なんとかなるか! 待ったなしのものは、払うっきゃないね。」


とーちゃん「まぁ、そうだな。 払うものは払うしかな。」




と、未知なる数々の請求書を見るまでは 果てしなくのんきな夫婦であった…






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