父さんの会社が倒産した!

~40代、貯金ゼロ一家のサバイバル起業奮戦記~

末期癌の父の心配

2011-03-31 13:53:31 | 日記
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  2010年10月14日から続いている日記です。初めての方は、ぜひ最初の記事からお読みください。
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前にも話したが、私の父は、末期癌である。

去年にはもう治療と名のつくものはなくなってしまい、あとは痛みを抑え、日々をどう快適に過ごしていくかが、父にとっての残された人生となっている。


地震前には、私の住む神奈川から父母の住む茨城まで、毎週一泊二日で様子を見に行けていたのだが、地震後は今週になってようやく行くことが出来た。

会えない間の父の様子を母から聞いていたのだが、実際会ってみると、私が想像していたよりもいくぶんしっかりとした感じがした。
いつもと違う人間が家にいることが、刺激になっているのかも知れない。

確かに外を歩くのには もう車椅子が必要だし、一日のうち体を起こしている時間も合計して3時間もないくらいであろう。

でも、脳みそはしっかりしている。



今回、父に会うと、こんなことを言われた。

父 「さる子、おまえと母ちゃんとの電話のやりとりをベッドで聞いてるときがあるんだけど、
   俺は、イライラするときがあるんだよ。」

さる 「うん。」

父 「俺らが近くにおれば、いろいろ教えてあげられることが沢山あるのになぁ。
   でも、当の本人(とーちゃん)が言ってこなくちゃ、どうにも教えようがないしなぁ~
   ホント、イライラするよ。」

さる 「そうだよねぇ・・・  」



← これから貧乏でなくなる予定なので(ホントか?)、カテゴリーを変更しました。今後ともよろしくお願いします

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永平寺で3年修行するよりも

2011-03-30 13:54:19 | 日記
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内容はこういうものだ。

「永平寺で3年修行するよりも、夫婦間の修行の方がよっぽど厳しいし、人生のためになる。」


そのとき、私は「はっ!」としたのである。


今、目の前に起きていることこそが修行そのもので、「坊さんになりたい」だとか「尼さんになりたい」とかは、夢や希望でしかないのだ。

そして、目の前に起きていることは私の役目であるのだから、頑張ってこそ当たり前なのだ。

現実を生き抜くことこそが、私の修行ではないか! 

と、気がつかされたのだった。


今思えば、あのとき(あのときって、いつだ?)、私はただ単に現実から逃れたかっただけなのかもしれない。

私の「尼さん」への道は、「甘ちゃん」だった… 。 (涙)


「夫婦は、他人の始まり」って言葉があるけれど、夫婦とはもともと他人なんだから、相手を知って我を知る、みたいなことしからしね…。 よくわからんが。

夫婦喧嘩の記事を書いていて、ふと昔のことを思い出した さる子なのであった。

まる。



← たははっ… 何を目指して「尼さんになりたい」なんて思ったのやら… 本気だったよなぁ、あのときは。

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斉藤ひとりさんの本に出会う

2011-03-29 12:33:32 | 日記
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何年前だったろうか、実はわたくしさる子は一時 尼さんになりたいと思っていた。

スピリチュアルなものに目覚めた頃、自分はお寺で修行をした方がいいのではないか? と、真剣に悩んだりしたのだ。

今、考えると そのときにもう一人のさる子が、「キミみたいなちゃらんぽらんな人間に、お寺の修行が勤まるはずないだろぉ~、ケケケ」と笑っていたはずだ。


そんなとき、『斉藤ひとり』さんという人の本を友人にもらった。
それは、本当に面白い本で、一気に読んでしまった。 

ひとりさんは、スリムドカンで有名な『銀座まるかん』の社長さんで、人生において「ツイている自分」になるための本をたくさん出しておられる。

なんか、語り口調(文章だけど)がおかしくてユーモラスで、よく電車の中でこの本を読んでいた私は、思わず「わはははははっ!!!」と、声をあげてしまったこともあったっけ。

あのときは、恥ずかしかったなぁ~


その本の中に、こんなタイトルの話があったのだ。

「永平寺で3年修行するよりも」



← ぇ?どんな修行だろう… ドキドキ…

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子どもの笑顔

2011-03-28 13:13:37 | 日記
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地震のあと、毎日原発の報道がされている。

テレビで、原子力発電所のしくみや説明を、何度見てもさっぱりわからない私。

とーちゃんは、あーでこーでとしくみを私に教えながら、
「こうすりゃいいんじゃないか?」とか、
「外っかわが爆発したら、そこに繋がっている管もやられてるんじゃないか?」とか、
「どでかいドームで覆うようなものを作ったらいいんじゃないか。」とか言うんだけど

なんせ何もわからない私だから、

さる 「わたし、全然わからない。だから何が危険なのかも、さっぱりわからないよ。」

とーちゃん 「ったく、さるだな!」

さる 「ふふふ… 」


私は、息子に聞いてみた。

さる 「ねぇ、今 原発で放射能の汚染とか問題が起きてるじゃない? どう思う?」

モン太 「どう思うって?」

さる 「心配とかない?」

モン太 「全然。がんばってくれている人がいるんでしょ? 大丈夫に決まってる。」

さる 「だよねぇ~ そうだよね。 今もがんばってくれてるんだもんね。」


息子の目や耳には、不安要素満載な報道よりも、『今 がんばってくれている人がいる。』という現実だけが入ってきてるみたいだ。

息子を見ていると、心配の「し」の字もない。
いつもとまったく変わりがない。

私はそんな息子を通して、安心感を覚える。


テレビに映る被災している子どもたちの、元気に笑顔で体を動かしている姿をみていると、私はとても嬉しくて 涙が出る。

そして息子をみているとき、同様の安心感を感じる。

子ども達への安心感からやがて、私たち大人は元気と勇気を受け取っていくんだろうなぁ、って思うんだ。


屈託のない笑顔は、きっとがんばってるお父さんやお母さん、おばあちゃんおじいちゃん、隣のおじちゃん、おばちゃん、テレビで見たがんばってる大人たちに、たくさんのエールを送っているに違いない。


子ども達が笑っている限り、大丈夫。

大丈夫だ、私たち!

大丈夫だ、ニッポン!

子どもたちの笑顔に感謝だぞ!  わたし!



← 子どもに負けないくらい、私も笑顔で過ごすのだ!


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内心どきどき…

2011-03-27 14:24:28 | 日記
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そんなわけで、私もがんばってみた。
(別に意気込んで喧嘩を売ることはない)

とーちゃんに、次の入金の予定とか請求書は書いたのか と、聞いてみた。
案の定、ちょいとピキッと来てるようだ。

私もピキッとしてみた。 
(意識して怒るってどうなのよ…)

ピキッとしながらも、今の状況を聞きだすことが出来たので、少しだけ進歩したように思う。
ん~、なんの進歩なんだか…



とはいえ、悩んでいる暇は今はない。

進むかダメになるか、そのどちらしかないんだから。


とーちゃんと私、ちゃんとガチバトルできる日は、果たして来るのか!!!!


 
← 乞う、ご期待!  乞う、クリック!


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