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父さんの会社が倒産した!

~40代、貯金ゼロ一家のサバイバル起業奮戦記~

失業保険の申請

2010-11-02 17:00:41 | お役立ち情報
さらにとーちゃんは、失業保険を受けるべく、ハローワークに申請に行きました。


失業保険がもらえる期間って、自主退職と会社の倒産での退職では違います。

自主退職の場合は、半年程度なのですが、とーちゃんみたいに会社の倒産での失業の場合は 1年近くもらえるのです。

(失業保険で支給される金額は年齢、勤続年数、平均給与額で算出し、
 支給される日数は年齢、勤続年数、退職理由で算出します。)



とは言っても、今まで頂いていたお給料(賞与は除く)の約60%くらいなので、到底 失業保険で食べてはいけません・・・。



そんなとき、我が家に「マジかよ!」てなくらいの金額の、支払い請求書がやってきたのでした。。。




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未払賃金立替払制度

2010-11-01 16:59:13 | お役立ち情報
ある日の夜、私は偶然にもテレビの番組で
「会社からもらえないお給料は、 国が立て替えてくれる『立替払制度』と、いうものがある」
と知ったのである。


ぉおお~~~~、我が家にちょっとした希望がぁ…


それと同じくして、とーちゃんも会社の元上役の人(彼は会社が危ないと悟り、7月で退職していた)から立替払い制度の話を聞いたらしく、退職後すぐさま労働基準監督署に どういう手続きが必要かを聞きに行った。


この未払い賃金の立替払い制度は、
企業が倒産したために  賃金が支払われないまま退職した労働者に対して、
その未払い賃金の 一定範囲について労働者健康福祉機構が事業主に代わって支払う制度です。
(以下のHPより抜粋)

労働者健康福祉機構HP【未払い賃金の立替払い事業】


とーちゃんの場合は、8月・9月分の給与と退職金が対象となり、総賃金の80%くらいを立て替えてもらうことになるのだ。(全額じゃないんだぁ…)

しかし、この賃金の立替払い 申請してから1ヶ月半後の未だに入ってきません。

そうなんです。
申請したからといってすぐに「はい、そうですか」ってワケにはいかないのです。
申請するまでにも、数回 足を運んでいます。

倒産した企業に対して調査やらなんやら、いろいろ機構のほうでも動かなくてはならないので、
倒産した形態というか、その後の処理(破産管財人が企業の間に入っている場合)によって、 早く賃金を立て替えてもらえたり(早くて3ヶ月)、管財人が入っていないと 半年かかったりと、 とにかくすぐには、お金は手元に入りません。



この手続きについて、面白い話をとーちゃんから聞きました。
同僚がこの制度についての同じ手続きをするにあたり、すでに とーちゃんが機構で足跡(同じ会社での手続き)をつけているので、その後に続く申請については、すんなりとコトが運ぶというのです。

とーちゃん、イイコトしたね。
とーちゃんのお陰で、みんなすんなりとコトが運んだね。よかった、よかった。



働いた分のお給料はしっかりともらいたいです。
こういう制度があると知ったときは、ただただ 嬉しい… って、思いました。

でも、いつ入るのやら…    








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税金や健康保険の減額措置

2010-10-31 16:04:02 | お役立ち情報
年金と健康保険の切り替えの手続きを聞きに 市役所に行きました。

さる 「すみませぇ~ん、 えっと、実は旦那さんの勤め先が倒産しまして、
    年金やら健康保険を 切り替えなくてはいけないんですよね?」

役所のおねーさん「はい、旦那さんはすでに退職なさってるんですか?」

さる 「いえ、たしか 9月15日付けだといってましたが、」

おねーさん「そうですか、でしたら退職後に この用紙に必要項目を記入して
       会社で失職届けと源泉徴収票をもらって添付してください。 
       窓口に直接来ていただいたほうが手続きが早いです。

       自主退職ではなく、解雇や企業の倒産の場合、減額処置というものがありますので、
       必ずここの項目を確認してくださいね。」
 

その項目は、自主退職であるか、解雇であるか、体の具合であるか 等々 いくつかの選択項目があり、その項目別で支払額の減額があるかないかが決まるのである。


ぉお~ それは、良いことを聞いた。

ならば、我が家の場合は その減額措置を受けられるのだな。




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連帯保証人て怖い…

2010-10-21 10:00:00 | お役立ち情報
そらちゃん家で、とーちゃんの会社の倒産とマンションのローンや保証人の話をしてみると、
狙い通り、そらちゃんの先生である 行政書士の広重君が
「世の中、連帯保証人の意味さえ知らずに、お願いしたり引き受けたりする人が多い」
と、連帯保証人についてのことを詳しく教えてくれ始めた。

連帯保証人は、簡単に言うと、債務者本人同様の債務を背負っているみたいなものなので、本人に支払能力がないときはすぐさま連帯保証人に支払い請求がくることもある。
本人がいくら自己破産をしようと、連帯保証人を立てている以上は債務がなくなることはなく、連帯保証人に請求がいくのだそうだ。

たしかに、ローンの契約をするときにそんな文言があったようななかったような…(あるに決まってるだろ!)


そして私は広重君に続けて聞いた。

さる 「もしも、連帯保証人が死亡した場合はどうなるの? 」

広重君 「連帯保証人の相続人、つまりこの場合は、配偶者と子どもに請求が行くんだ。」

さる 「ぇ? 子ども?  ほぇ、、あたしかぃ! 
    回りまわって私に 戻るんだ!!!! 」

広重君 「そうだよ。 それより、さるちゃんの兄弟は?」

さる 「弟がいるよ。 でも、弟は二人とは籍が違っていたから
    (私は母方、弟は父方の籍に入っていた)大丈夫だよね?」

広重君 「弟さんが生まれる前に、離婚したの?」

さる 「ううん、生まれてから小学生のときに離婚したの。」

広重君 「そしたら、弟さんも相続の権利があるから債務は弟さんにも相続されるよ」

さる 「ぇえええええーーーーーー! そうなんだ… 弟までも巻き添えに…」


世の中を甘くみていた私。 すると、

広重君 「しかしね、相続は、自己のために相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内に裁判所で手続きをすれば、放棄する事が出来るから、免れることは可能なんだよ。」


ぉお、そうなんだ。
話している内容はともあれ ここでまた私はひとつ賢くなったのだった。


とにかくお母さんに迷惑はかけられない…
お母さんの財産を奪うことは、弟の家庭にも影響が出るのだから…




広重君の話を聞くまで、
「世の中、自己破産をすれば重荷がなくなるから結構自己破産している人 多いよ。」
と聞かされていたので、私は
「へぇ~、響きは悪いけど現実を生きるにはその方法もありだな… 」
と、選択肢の上位にランクインしていたのだ。


でも、神様はそうは簡単に重荷を取り除いてはくれないし、
この甘い考えは「抹殺しなければいけない トップ1」に躍り出たのだった…




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