9月2日に予定だった大学全体の入学式は、今日開催。18時頃、寮の前に停められたバスに乗り込んで、会場に向かう。バスには先生又は職員が二人ぐらい乗っていて、「帰りも同じバスに乗るように。たくさんバスがあるから間違えないでね」と言っていた。どこまで行くねん、と思うぐらいバスはなかなか目的地に到着しない。
着いたのは紫金港(つぅじんがん)にある浙江大学。浙江大学はいくつか校区があって、その中でもここは最近できあがったところ。大学の門を通ってからも長い。どこまで広いんやー。やっとバスが停まったと思ったら、降りて更に歩く。はぐれんようにしないと。
どんな建物の会場にはいるのか?と思っていたが、それは間違いだった。入学式会場は建物でなく競技場。特設ステージや特大ビジョンがあり、観覧席には出迎える人々や合唱する人々、迷彩服の人々等がびっちり座っていて、新入生はトラックの内側の地べたに座る。高校野球の入場のように各学科毎にプレートを掲げて入場。すんごい学科数あるんですけど。
浙江大学サイトの資料によると、学区は6ヶ所、玉泉・西渓・華家池・湖濱・之江・紫金港、学生数は本科生だけで24,983人、留学生は1,235人。単純計算すると、ここにいる新入生は約6000人。うお。なぜ台風で入学式が延期になったかがわかりました。こんなにたくさんいるんじゃ、外でやるしかないよなー。
【入学式内容】
・先生入場
・開始音楽、起立
・挨拶
・各学部紹介(先生が挨拶、該当学生は起立)
・挨拶
・留学生紹介
・校歌?斉唱
・花火
各学科がみんな熱い。本当に熱い。先生の挨拶が終わると、学生達はシュプレヒコールみたいなのをあげていた。何かパフォーマンスをしないとおかしい、という勢いを感じました。浙江大学は中国で第3位ランクの大学。エリートっちゅー感じの中国人がいっぱい。やる気十分。
留学生チームはそんなこと全然知らなかったので、特に何もなく紹介されて終わり。留学生代表の欧米系のにーちゃんの中国語挨拶はかなり流暢でユーモアも交えていて、中国人学生達にもウケていた。
入学式は、20:30ごろ終了。何十台もあるバスから、やっと自分たちが乗るバスを見つけた。
この大学入学式、留学生も絶対出席しないといけない、というものではありませんが、是非行くべきです。"生の中国"を体感できるいい機会です。ただ、蚊は多いので、虫除け対策は必要。