茶都杭州見聞録

中国杭州での留学・生活・お茶情報を発信

口語の試験

2006年01月13日 | 浙江大学・授業
口語の試験内容は最後の授業の時に説明がありました。試験は面接口述です。
一,读句子 二,替换 三,完成对话 (八选五) (教科書の練習問題)
四,朗读短文 (二选一) (新出)
五,话题 (八九选一) (毎回宿題で出された各自発表の話題より)

8:30開始で一人10分ずつの試験時間。10分経ったら、問題の途中でも終わり。早い人で5分ぐらいで終わるとか。内容発表と同時に試験の順番を決めました。前の人が試験を受けている間に、問題文を渡され、その10分の間に回答の準備をします。10分もあるのか、と思っていたけど、実際は10分しかないという感じで、全然準備にならなかった。

当日ちょっと早めに行ったら、前の人が準備で読んでいる問題を見ることができました。見てびっくり。問題五の配点が50点。一~三は少ない配点だった。わー、内容発表の時に言っといてや~。

問題四の文章の一つは中国緑茶のいれ方で、私にとっては有利。読めない単語はほぼ無い。そう、この口語の試験、発音や声調を間違えることなく問題文を読めないと減点になっていそうです。問題一はまさにそれで、正しく読めるかどうかを確かめる問題。そのあたりは普段から気をつけているので、あまり問題は無かったな。しかし振り返ってみると、中国茶の文章、zhongとchongの発音の文字が多かった。种 钟 冲が出ていた。たぶん声調を確かめているんだろうな。

問題一~三でもたついていると、問題五の時間が無くなるので、前半は間違ってもすばやく終わらせるべき所でした。問題五は振り返ってみると、おもろない話をしていたなあ。後で友人Pさんの紹介をすればよかったな、と思いました。

閲読の試験

2006年01月11日 | 浙江大学・授業
閲読の最後の授業の時に試験内容の説明がありました。
一,猜字 二,选择词 三,写词语的意思 四,填空 五,阅读理解
同時にどのページが範囲かも発表していて、試験では見事にほとんど同じ問題が出ていました。

長文読解問題文章で、書道の道具について書かれたものがあったのですが、墨はどこが特産など気になる内容だったので、メモしたくなりました。筆は浙江省の湖州の物がいいとか。むむ、買って帰らねば。

帰り道で不思議な鳴き声がすると思って木の上を見上げると、リスがいました。リスって鳴くんや、初めて聞いた。

中国語授業を振り返る

2006年01月06日 | 浙江大学・授業
今日で中国語の授業も最後。それなのに、出席した同学は少なかった。8人だったかな。昨日から精読の先生は片眼が病気にかかっていて、完治に1ヶ月かかるとか。国際色豊かなおもしろい同学ともう一緒に過ごせないのか、と思うととても寂しいです。ちなみに同学のお国は、韓国・日本・アメリカ・オーストラリア・ロシア・ドイツ・ハンガリーです。韓国が半数、日本は数人、他は1~2人。うちの班は他と比べて出席率が高く、同学の質問も多く熱心です。後半はかなり冗談も多かったな。班の雰囲気は大事ですね。同学に恵まれて良かったです。

以下、3.5班の授業内容を振り返った感想です。1回の授業は90分です。

「精読」
北京語言大学出版社「漢語教程第三冊下」第81~100課まで全て終了。週4回。
一通り中国語の基礎を習って、その後イマイチレベルが上がらない状況に陥っている人には、中国留学してここで勉強するのがいいと思いました。他の中国の大学で授業を受けたことがないので、私の印象になりますが、精読の先生の授業内容はかなりいいと思います。他の大学で勉強したことがある同学数人も良い評価をしていました。単語の用法や文法を似たような物と比較しながら学習します。各課の(五)(六)の作文は添削してもらえます。

「口語」
北京語言大学出版社「漢語口語教程中級A種本上・下」上・第1~18課全て、下・第1~11課まで終了。週2回。
最も期待はずれの授業でした。この授業では会話レベルは上がりません。3.5班は1回の授業で1課終わりますが、3班では3回の授業で1課終わります。口語表現を知ることはできますが、ただ進むばかりで、各自しゃべって間違いを正してくれるような機会はあまりありません。会話の勉強をしたい人は、個人で家庭教師を雇うか日本語を学びたい中国人と相互学習するしかありません。

「听力」
北京語言大学出版社「漢語听力教程第三冊」第1~27課まで終了。週2回。
1回の授業で1課終わります。教科書の題材がおもしろくて、中国の習慣や文化の勉強にもなり、とてもよかったです。重要な文法を使った表現も口語表現もよく出てきます。しかし、あまり復習できなかったので、听力のレベルはたいして上がらなかった。もっと聴き込めばだいぶレベルを上げられただろうなあ。

「閲読」
北京大学出版社「中級漢語閲読教程Ⅰ」第1~30課全て終了。(但しとばしたところも有り) 週2回。
今まで閲読は日本語の語彙力に頼っていましたが、長文をどう読んでいくか技術面での学習ができて、閲読のレベルを上げることができました。HSKで、以前閲読は時間が足りない状況でしたが、今はちょうどよく問題を解き終えられ、正解率も良し。難しい単語・わからない単語や問題にあげられている箇所は前後を読んで理解する、日本の国語の試験を解くのと同じ要領でした。しかし、やはり中国の設問内容は、判断が微妙な物が多いよなあ。

どの科目も進行が早くて内容が多いため、私は追いつくので精一杯で、消化不良ぎみでした。やはり半期は短いなあ。来てから慣れるまでに時間が必要で、慣れた頃にはもうあまり時間が残っていない。たぶんもう半期続ければ、前期より時間の余裕があって、自分の弱点克服まで手が回せたと思います。しかし、寒いのがねえ、かなり影響大。教室も寮の部屋も寒く、そちらに体力を消耗してしまいます。

太極剣の試験

2006年01月04日 | 浙江大学・授業
前日に部屋でVCDを見ながら自主練して何とか動作を覚え、太極剣の試験に臨みました。今日も雨。外でやりたかったなあ。またもや天井や柱に剣をぶつけながらやってました。試験後はみんなで記念撮影。先生のご指導により、様々な型をして撮りました。同学はみんな熱心でおもしろかった。もうこんな風に授業を受けられないのが寂しい。

再び太極剣

2005年12月31日 | 浙江大学・授業
もう出られないと思っていた太極剣の授業。今日は火曜日の授業が振り替えになっていますが、出席希望者が5、6人いれば太極剣の授業をする、と前々回に先生が言っていて、生徒の何人かが行かないと聞いていたので無い物と思っていました。しかし希望者がいたおかげで授業がありました。あいにく雨が降っているので、留学生寮のロビーで授業。天井やら柱やら電飾やらに剣を当てながら練習。通しで練習でしたが、私は4分の3ほど未習得と判明。むむ。部屋で自主練せねば。
試験は本来なら来週の木曜日なのですが、先生が用事があるため、水曜日に変更。おかげで最後の1回も参加できる。わーい。しかし、休みの間に完成しておかないといけないってことやなあ。

精読の期末試験内容

2005年12月30日 | 浙江大学・授業
精読の期末試験内容が発表されました。3.5班の試験範囲は第91~100課。中間試験以降の学習範囲です。

一,写汉字(10分)
  1.读拼音写汉字 10个(5分)  2.成语填空 10个(5分)
二,写出同义字,反义字 16个(8分)
三,词语搭配 12个(12分)
四,填空
  1.选词填空 8个(8分) 2.选择填空 10个(10分)
五,完成句子 10个(20分)
六,造句 8个(16分)
七,连句成段 4段(6分)
八,情景表达 5个(10分)

一は単語テストで、ピンインを漢字に直すものと、四字熟語の空欄埋め、
二は単語の同意語、反意語のテスト、
三は与えられた単語に続く単語の回答、例えば「発掘(文物)」、
四は文章の空欄補充、または選択肢から選ぶ、
五は問題文章の続きか前を、与えられた単語を使って作文、
六は与えられた単語を使って作文、
七は与えられた単文数句を話の順に並べ替える、
八は問いの状況を与えられた単語を使って作文

中間試験と大半は同じような出題の仕方です。最後の方の閲読が無くなって、教科書の問(七)と(十)Bにあたる所が出題されます。

浙江大学の奨学金

2005年12月28日 | 浙江大学・授業
浙江大学の奨学金の申し込み案内が精読の時間にありました。
条件は、各科目88点以上、欠席は5回以下です。一等が学費全額免除、二等が毎月500元支給です。成績の出し方は、日頃の宿題提出状況などで20点、中間試験20点、期末試験60点の計100点満点で算出するそうです。厳しそうに見える条件ですが、毎日の学習に追いついていて、内容を理解していれば、それほど問題ありません。
半年しか留学しない人には全然関係ありませんが、引き続き浙江大学で学習する人は応募できます。

最後の太極拳の授業

2005年12月27日 | 浙江大学・授業
2回休んでいる内にだいぶ動作の学習が進んでいた。今日は最後の動作まで学習した。大学が妙な年末年始予定にしたおかげで、来週の火曜日の授業は無く、木曜日は出られないので、私にとって最後の太極拳の授業。32式太極剣は剣の動作も加わるため、24式太極拳よりずっと覚えることが多い。部屋でもビデオを見ながら、団扇を持って(剣は長くて部屋では困難)練習してみたが、全うに覚えられないうちに授業は終わった。もっと剣を振り回したかったなあ。

課外授業・書道の実際

2005年12月02日 | 浙江大学・授業
用事や不調などで1ヶ月ほど行っていなかった課外授業の書道に出ました。10月に行ったときは横線・縦線などの簡単な運筆とそれらを使った漢字一字一字の練習でした。今回は「女」の文字を先ず練習して、女偏や女の字を含む文字を書く練習。今までほとんど毛筆を使ったことのない人々にとっては精一杯かもしれないけど、日本人にとっては物足りないなあ。自分で臨書しようかな。

教師も評価

2005年11月24日 | 浙江大学・授業
精読の時間の最後に、全科目の授業についてアンケート調査がありました。教師の教え方や教科書、宿題などについて、3段階で学生が評価をします。最後の方に自由に書く欄があったのですが、「教室が寒すぎる」と書いておけばよかった。今は17℃ぐらいです。