茶道のお稽古友達が知人のお茶室にお招きを受けた時、お茶室の掛軸に風鎮が下がっていたらしい。
風鎮とは掛軸の軸の両下端に下げる「重り」の役割を果たすものである。どこの家庭でも使われているはずだ。
しかし、読んで字のごとく・・・
もともと風鎮とは野山で行う茶の湯・野点の際に風が吹いて掛軸が動かないように作られたものらしい。よって、室内のお茶室の掛軸には下げてはいけないということだ。
日本の文化は奥が深いが段々と忘れられていく。とても残念だ
今日の茶室の軸
「青山元不動(せいざんもとふどう)」
「白雲自去来(はくうんおのずからきょらい)」
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