千家十職

千家十職とは、茶道に関わり三千家（表千家・裏千家・武者小路千家）に出入りする塗り師・指物師など十の職家を表す尊称です。千家好みの茶道具を作れる職人は限定されており、行事や年忌における役割もあるため、徐々に職方は固定されていきました。明治期に現在の十職に整理されたようです。

　　茶碗師　：　楽吉左衛門（１５代）
　　釜師　　：　大西清右衛門（１６代）
　　塗師　　：　中村宗哲（１３代）
　　指物師　：　駒沢利斎（１４代以降空席）
　　金物師　：　中川浄益（１１代）
　　袋師　　：　土田友湖（１２代）
　　表具師　：　奥村吉兵衛(１２代）
　　一閑張細工師　　：　飛来一閑（１６代）
　　竹細工・柄杓師　：　黒田正玄（１３代）
　　土風炉・焼物師　：　西村（永楽）善五郎（１７代）

私、もちろん十職の手になる作品は持っていませんが、いずれは・・・いやいや無理ですね




　　　　　　　


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