公営競技とか競輪とかデータとか。

公営競技(特に競輪)ファンの私が競輪をはじめとした公営競技のイロハを適当に綴るブログでございます。

大量落車をさっさと撲滅せよ!

2007-01-28 17:38:03 | 競輪
※断っておきますが、予想が大外れした事を愚痴っているわけではありませんのでご承知おきください。

さて、今年の競輪祭決勝で大量落車が発生してしまった。特別の決勝では去年のダービー以来か。

大量落車はここ数年、ヒラ戦はもとよりS級選手のレースでも頻発するようになってきた。
昔は滅多にそういうことがなく、競輪漫画「ギャンブルレーサー」のネタで見るくらいでそれ程深刻に捉えられてはいなかった。
ところが3車や4車に加え、挙句の果ては6~7人の選手が次々と落車するようになり、そして再乗してゴールした選手が車券に絡む異常事態が繰り広げられるようになった。
では何でこうにも落車が頻発するのか?私が思いつくままに挙げてみる。

● 選手の練習不足
● 乗車フォームが悪い
● 前述に関連して、良いバランス感覚を身に付けていない
● 異様なまでに競りにこだわる
● 縦に伸びる脚がない
● レースのイメージトレーニングが出来ていない
● とっさの動きに対応出来ない
● 落車を恥と思わない
● 客の金が自分に賭けられていることを分かっていない
● ルールを分かっていない
● 学習能力がない(同じ事を繰り返す)

と、いろいろ挙げてみたが、意識的に、謙虚に練習に取り組んだり、自分自身の置かれている状況を考えればどれも改善できるものばかりだ。
昨日述べた事と関連付けてみると、人気を復活させるためにはこういった負の面を早急に改善しなければならない。
でないと、大量落車はさらに増えて不成立レースも頻発する恐れも。そうすると更なる客離れ→選手のモチベーションさらに低下→…。

この事は決して有り得ない話じゃない。競輪界全体ですぐさま取り組まなければならない深刻なテーマだ。

小倉競輪祭最終日 予想

2007-01-28 14:32:22 | 競輪
何とか的中したい。

小倉競輪祭最終日

9R 晴智。
車単 9=12357 各1000円 計10000円

10R 後閑。
車単 3=12579 各1000円 計10000円

11R 手島。
車単 3=12678 各1000円 計10000円

競輪の未来のためには

2007-01-27 22:57:41 | 競輪
現在小倉競輪場では特別競輪の競輪祭が開催されております。
ですが、明日が最終日だというのに映像などで見る限りスタンドはガラガラ。
私は現地に行ったことがないのでキャパは分かりませんが、せいぜい数千人いるかいないかといった感じと見て取れます。
かたや、モノレール1本でつながっている「ライバル」小倉競馬場。はっきり言ってしまえばこちらに客を取られている感が否めません。で、入場者数は小倉競輪が5640名、小倉競馬が7388名。
後者はいわゆる「裏開催」で入場者数は中央場所よりも劣るとは言われていますが、そこのそれよりさらに人が少ない競輪。一応GⅠなんですけど。

かつては競輪の方が物凄い人気を誇っていて、中央競馬は競輪に遥か及ばない時代がありました。私が生まれるかなり前の話です。
ところが、時代はテレビという媒体を中心に動いていき、いつからかそのテレビを大いに活用した中央競馬がぐんぐんと隆盛を極め、他競技は段々と右肩下がり。

では何故これ程までに差が出来てしまったのでしょうか?

まず、競輪関係者が創成期の異常なまでの人気に胡坐をかいていたがために、思考がその時代で停止してしまい、結局時代の変化に対応しきれず衰退していった事が挙げられるでしょう。
一方中央競馬は新規ファン開拓のために、大人の男だけが来る鉄火場のイメージを払拭する事から始めていき、結果として家族連れや女性といった新たなファン層をつかむことに成功し、この流れは今なお続いています。
「なあに、客なんか黙っていても勝手に入るさ」という考えを当時の競輪関係者がずっと曲げなかった事により、今尻に火が点いて取り返しのつかないところまで来ているという事です。

次に、現在活きのいいスター選手が皆無であると言うことです。
スター選手、ちょっと端折って挙げてみても、松本勝明、高原永伍、平間誠記、阿部道、藤巻昇・清志、吉井秀仁、中野浩一、井上茂徳、滝澤正光、山口健治、神山雄一郎、吉岡稔真等々…。
いずれも錚々たる顔ぶれ。こういった選手と肩を並べられる選手っているでしょうか?私は今の段階ではいないと思います。特に「どんな状況でも勝ち続ける選手」という意味では。

まず理解してほしいのは、競輪という競技はただの「スポーツ」ではなく「ギャンブルスポーツ」だという事です。ここんとこが分かっていない選手がかなりいるのはちょっと悲しいかな。

競輪や公営競技というのは着順を争うギャンブルですから、少なくとも3着までに入らなければ自分に賭けてくれた人の金を全てパーにするわけです。
その時に「着順が悪かったけど自分では満足」といったようなコメントを残す選手がたまにいます。ただのスポーツならば、見ている方としては「まあ今回はダメだったな。また頑張れ」で済むかもしれません。
ですが、競輪はギャンブルスポーツです。自分の金をパーにされた客からすれば、そんなぬるい言い訳は通じるわけもなく「金返せ」「死ね」「ボケ」「カス」等容赦なく罵倒されます。人様の金を背負うということはこれだけの重み・プレッシャーがあるわけです。

その金の重みというギャンブル面、且つ自転車競走に対するスキルを上げていくスポーツ面、この両者を十分に理解し兼ね備えた選手こそスターと言えるのです。

結局のところ何を言いたいのかと問われると、宣伝媒体を使ったアピールも大事ですが、もっと大事なことでいえば施行者や自治体さらに選手等が一体となって真剣に取り組む様をアピールする事が大事であると感じます。
そのためには前の首相じゃないですけど、「痛みを伴った改革」をしていかなければなりません。
例えば全く連に絡まずに賞金だけキッチリ貰って帰る「泥棒選手」の全てをさっさとクビにする事、競輪学校もそういった選手を出さないように成績の悪い生徒は容赦なく振り落とし、優秀者だけ選手登録させる(競艇では既に行っています)など。

競輪の人気が落ちた原因っていうのは、そういった所にあるのかもしれません。

小倉競輪祭2日目 予想

2007-01-26 14:54:14 | 競輪
やばい!時間がない!

小倉競輪祭2日目

10R 渡部。
車単 1=24689 各1000円 計10000円

11R 友和。
車単 7=12359 各1000円 計10000円

12R 村上。
車単 6=23459 各1000円 計10000円

06年小倉競輪祭決まり手データ

2007-01-24 21:53:36 | グラスレデータ
06/1/26~29 小倉競輪祭47Rの決まり手データ

┌─┬─┬─┬─┬─┐
│小│逃│捲│差│計│
├─┼─┼─┼─┼─┤
│逃│ 0│ 1│10│11│
├─┼─┼─┼─┼─┤
│捲│ 1│ 3│ 5│ 9│
├─┼─┼─┼─┼─┤
│差│ 1│ 9│ 8│18│
├─┼─┼─┼─┼─┤
│ク.│ 2│ 4│ 5│11│
├─┼─┼─┼─┼─┤
│計│ 4│16│29│倉│
└─┴─┴─┴─┴─┘
◎バンクデータ◎
見なし56.9m(400ではやや長め) カント34゜1´48″(400ではきつめ) ※名古屋・松山に似たバンク

※初日6Rの1着同着(差=逃)と3日目4Rの2着同着(差-ク・差)は各々1回として集計

●評●
400で直線若干長めなので差し有利、ドーム内で無風なので日によっての決まり手に偏りがそれ程見られません。
後は捲りが結構決まりますが、その際に番手よりも別線の差しが入るところが興味深いです。
車券は逃げ・捲りラインの番手を軸に別線押さえて。比較的名古屋の特徴が濃い目に出たバンクだと主観では感じます。

あるある大辞典納豆データ他数々捏造!

2007-01-20 21:52:25 | その他
納豆がやたら売れているという話が先週ありましたが、その情報の発信元のあるある大辞典で大規模なデータ捏造やでっち上げが発覚しました!

続・フジ『発掘!あるある大事典II』の納豆特集でねつ造

【PJ 2007年01月20日】- フジテレビ系列の『発掘!あるある大事典II』が1月7日に放映した納豆に関する特集番組にからみ、そのダイエット効果や情報流通のあり方について、系列の関西テレビ放送が20日午後、大阪市内のホテルで記者会見を開き、納豆のダイエット効果などについて事実に異なる放送を行ったことを認めた。

 記者会見に臨んだ同社の編成制作担当の岡林可典常務取締役によると、明日21日予定されている『発掘!あるある大事典II』の放送は休止することや、意図的な話題作りに関する番組の制作会社と流通業者との結託について調査中であることを明らかにした。

 「あるある大事典」の「納豆問題」について、PJニュースは他社に先駆け、1月14日付で伝えていた。この報道などを受け、大手報道各社が内偵取材を行っていた。番組内容をあらかじめ大手業者に伝えたことからか、納豆が中小の小売店から姿が消え、大手スーパーには並ぶという不可解な状況が続いている。この点について、会見ではあいまいなままだった。
 
 公共の財産である電波で虚偽の内容を垂れ流して庶民の不安をあおったり、いたずらに商品購入に結びつけたりと、その放送目的がテレビ局や一部大手業者の利益のために利用されていたとすれば、大きな問題だ。これまでのPJニュースの取材では、市民の怒りが頂点に達している状況で、フジテレビ系列への批判は免れない。放送法に抵触する可能性もあり、公共の電波を利用して「報道もやる」といった商業路線に走るフジテレビの経営姿勢にも疑問を投げかけそうだ。『発掘!あるある大事典II』を放映した今後のフジテレビ系列のテレビ局の対応に注目したい。

以下、関西テレビの常務取締役(編成制作担当)岡林可典氏が記者会見の席上で公表した発表文の全文を紹介する。

1月7日(日)21:00~21:54放送の『発掘!あるある大事典II』第140回「食べてやせる!!!食材Xの新事実」におきまして、番組内容に事実と異なる内容が含まれていることが判明いたしました。これまでに判明した事実と異なる部分は、下記のとおりです。

1、アメリカのダイエット研究の紹介におきまして、56人の男女を集めて、実験をしており、被験者がやせたことを示す3枚の比較写真が使われておりますが、この写真について被験者とは無関係の写真を使用いたしました。

2、テンプル大学アーサー・ショーツ教授の日本語訳コメントで、「日本の方々にとっても身近な食材で、DHEAを増やすことが可能です!」「体内のDHEAを増やす食材があるますよ。イソフらボンを含む食品です。なぜならイソフらボンは、DHEAの原料ですから!」という発言したことになっておりますが、内容も含めてこのような発言はございませんでした。

3、番組で実験を行った8名の被験者について、放送では「中性脂肪値が高くてお悩みだった2人は、完全に正常値に!」とコメントし、数字をスーパーしておりますが、コレステロール値、中世脂肪値、血糖値についての測定は行っておりませんでした。

4、あるあるミニ実験として、納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつに分けて食べた場合の比較実験ですが、血中イソフラボンの測定は行っておらず、比較結果は架空のものでした。

5、番組で実験を行った8名の被験者について「体内で作られたDHEAが20代をピークに減少、食べ過ぎや運動不足によってDHEAの量が低下している可能性があるのだとか!20代から60代の男女8人の血中DHEA量を測定。さて結果は?」として、22歳OL、25歳会社員、37歳会社員のDHEA量を測定し、年齢の基準値と検査結果をテロップ表示で比較をおこなっておりますが、血液は採集をしたものの、実際は検査を行っておらず、数字は架空のものでした。また、ここで使用している「DHEA分泌は加齢とともに低下する」ことを示したグラフは許可を得ずに引用いたしました。また、アメリカのダイエット研究の紹介部分について、あたかもテンプル大学のアーサー・ショーツ教授が行った研究と受け取られる構成になっておりました。この研究は、ワシントン大学のデニス教授の研究であります。

 今後は、調査委員会を立ち上げ、早急に原因の究明を行うとともに、二度とこのようなことの起こらないように、対策を講じる所存でございます。

 視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございません。


あるあるといえば以前にもデータの捏造があった気が。
テレビというのが具体的な証明書などを出すのが難しい媒体とはいえ、ちょっと酷過ぎる。
今回の騒動で存分に振り回されたのは他でもない納豆業者。昨今話題になっている食品の安全性に問題があるわけではないが、イメージダウンの煽りをまともに食らうのは必至。

無責任に嘘を垂れ流した関西テレビの罪は計り知れない。簡単な謝罪だけでは済まされんぞ!
また他のマスコミとて他人事で済ましてしまいそうな風潮が見られ、「ウチは関係ない」といった態度に出る所がありそうな予感。それが今回の騒動以上に重要な問題。

マスゴミの倫理観はほぼ無きに等しい。逆に自己保身で精一杯か?

モチ、連勝!!!

2007-01-20 15:45:19 | 競馬
また勝ちました!!!

若駒S、モチが逃げ粘る

 20日、京都競馬場で行われた若駒S(3歳OP、芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の5番人気モチ(牡3、栗東・田中章博厩舎)がスタートから先手を取ると、直線に向いてしぶとく粘り、外から差を詰めた1番人気クルサードをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分05秒2(良)。さらにクビ差の3着には4番人気ブルーリッチが入った。

 勝ったモチは、父スターオブコジーン、母イートンカラー(その父サーペンフロ)という血統で、オレハマッテルゼ(高松宮記念-GI)などで知られる小田切有一氏の所有馬。昨年10月の新馬戦(京都・ダート1200m)でデビュー(3着)すると、その後もダート戦を使われ、5戦目となった前走の3歳未勝利(京都・ダート1800m)で初勝利。今回、デビュー以来初の芝レースで2連勝を飾った。通算成績6戦2勝。


おまけに武豊が狙っていた同レース6連覇を阻んだというのだから尚更嬉しい!
クラシック戦線が少しづつ面白くなってきました。
とりあえずこれからも岩田が鞍上でいてほしい。JRAに言いがかりみたいな反則を押し付けられて騎乗停止、そして武豊に強奪されるようなことが起きませんように。

それにしても単勝2970円はオイシイ。買っときゃよかったといっても後の祭り。

バンクデータ(500mバンク)

2007-01-19 00:37:34 | 競輪各種データ
左から競輪場番号、場名、みなし直線距離、センター部カント、ホーム部カント、HS幅員、BS幅員、センター幅員です。

24 宇都宮 67.9 25゜47´44″ 2゜51´44″ 11.0  10.0  7.2
25 大宮   66.7 26゜16´40″ 3゜26´1″  10.3  9.3  7.5
32 千葉   60.0 24゜13´1″  2゜51´45″  10.3  9.3  8.3
52 大津   63.3 25゜0´14″  2゜17´27″  11.5  10.5  8.1
74 高知   52.0 24゜29´51″ 3゜26´1″  11.0  10.5  6.8
87 熊本   69.5 29゜44´42″ 2゜17´26″ 12.7  9.7  7.6

際立った特徴としては、高知が直線短く全体に丸いバンク、熊本は「滑走路」と形容されるように直線が長いバンクです。
追込と逃げの有利不利という意味では全体的に見ると追込が圧倒的に有利です。
その中でも直線の長い熊本・宇都宮が特に追込が有利、次いで大宮・大津・千葉・高知の順で徐々に先行に有利になってきます。
またカントですが、熊本以外はそれ程差がなく緩いです。そのためスピードがあまり乗りにくく、捲りは外に飛ばされる可能性が高めです。

ガンバレ!北海道の選手(1)

2007-01-18 22:44:47 | 北海道支部選手関連
さて競輪祭まであと1週間あるんでどうにもブログの更新が滞りがち…こりゃいけません。

その間にヒラ戦を少しばかりかじっていると、本道唯一の91期、中村敏之輔が明日行われる千葉F2の決勝進出!
前期S1の尾崎がいて頭はかなり厳しそうですが、悪くとも連に絡んで少しでも得点を上げていってほしいです。
まず、今年は何としても1つは優勝をしてくれ!そして来期は恐らくA1だと思うので、焦らずに力をつけていってS級に向けての足掛かりとしてほしい。

圭尚や明田の台頭で徐々に盛り返しつつある北海道勢。藤巻俵信之といったビッグネームに続けるように、そう願ってます。