公営競技とか競輪とかデータとか。

公営競技(特に競輪)ファンの私が競輪をはじめとした公営競技のイロハを適当に綴るブログでございます。

KEIRINグランプリ&今年1年の競輪界の総括

2006-12-31 11:49:59 | 競輪
今年のGPは有坂の差しが見事に決まりました。2着の手島ももしやと思ったのですが3番手の競走を知っている有坂が1枚上手でしたね。
ともあれ、来年からは有坂がずっと1番車を着る訳ですが、去年の小野、そして今年の慎平みたく燃え尽き症候群になってもらいたくない。フロックと呼ばれないためにも、山田のように何か1つGⅠのタイトルを獲ってもらいたいです。

来年は吉岡の引退をきっかけに80期以降を中心に競輪界が動いていく感じがあります。常に勝ち続ける選手が彗星のごとく出てくれば良いのですけどね。でもそれは1人じゃダメ。2人以上でいいライバル関係となればなおさら盛り上がるし、車券も取りやすくなる。ひいては売り上げアップにもつながる。

まあ、こうして見ると今年も売り上げが下がったなというのが今年の競輪界に対する第一印象です。
理由として、まず1つに開催日数が大杉。今年からグラスレに参加していたときも記念が3節連続12日間続いたことがあって、こりゃ毎日賭けている人は財布が持たないと感じましたね。
次に大量落車の多発。落ちたら自分に絡んでいる車券が紙くずになるという事は分かっている筈なのに…客を馬鹿にしているとしか思えません。もう少し自分に乗っかっているお金の重さを感じながら走って欲しい。ただのスポーツじゃない、ギャンブルスポーツなのだから。

また、他競技になりますが、今年はばんえい競馬の存続問題で大いに揺れました。競輪にもこうした荒波が来ないとはいえないので選手自身など競輪に携わる人々がもっと競輪の魅力をアピールしていく姿勢を見せないといけない気がします。

競輪はルールや並びなどが他競技に比べてかなり複雑なので、これらをを初心者にすぐ説明するのははっきり言って無理です。
それよりも、まずはレースを見てちょうだいと言って馬より速いトップスピードを体感してもらう方がよっぽど入り込める。
東京ドーム競輪を反対している○産党的な考えを持つアホ連中みたいに食わず嫌いではいけません。

まずは見て。レースを。

私が今年言いたいことはとりあえずここまで。ではよいお年を。

きょうから京王閣、F1が実は面白いんです!

2006-12-28 08:01:33 | 競輪
明日はYGP、明後日はGPで盛り上がります京王閣競輪。でも、ちょっと待って!
同時開催のF1戦が非常に面白いメンバーが揃いました。いくつか挙げてみましょう。

1R 2番車に慎太郎と山崎、そして金澤竜二の師匠である添田広福。意外に声の高い人だなという印象。

4R 2番車にかつてのケイリン世界チャンプ本田晴美。特別を取れる脚はあったんですが…。

6R メンバーが一番面白いこのレース。2番車に91期ゴールデンキャップ獲得者の金澤竜二。6番車に神山雄一郎の従兄弟である神山拓弥。師匠は言わずもがな。7番車は小倉を師匠に持つ阿竹智史。落車癖だけは見習うなよな…。

8R 1番車に佐賀の支部長まだまだ元気佐々木昭彦。7番車は長崎の新星川島勝。弟は日ハム内野手の川島慶三。弟は今年日本一を達成しただけに近い将来…という思いはあるでしょう。

てなとこです。こうした人間関係に目を向けられるのも競輪の魅力の1つですよ。

GPの車番が決定(コメント追加&並び訂正版)

2006-12-27 22:24:17 | 競輪
1 山崎 先行
2 後閑 手島の番手
3 吉岡 自分の競走
4 合志 吉岡さんの番手
5 有坂 福島の3番手
6 手島 動かす競走。自在
7 小倉 自在or井上の番手
8 井上 単騎で、何でも
9 佐藤 山崎の番手

←195 62 34 87 か、←195 62 34 8 7 の並び

というわけでもう先に予想を晒しておきます。

私が軸と考えていた手島と小倉が5枠に入ったので車単ではなく枠単勝負。

枠単 5=1245 厚く張ります。
車単であれば、6=12457 7=12456 です。

では30日までこの予想を暖めておきます。

YGP枠順(訂正版)&予想

2006-12-27 22:19:08 | 競輪
コメント追加版です。あと並びを訂正。予想は変えません。

1 渡邉「いつも通りの競走」
2 佐藤「自分が獲る競走」
3 石橋「永井君に任せる」
4 北津留「自分のタイミングで」
5 成田「福島の3番手」
6 明田「友和-圭尚の3番手」
7 金成「福島の番手」
8 永井「見せ場を作っていきたい」
9 菊地「友和君の後ろ」

並び ←175 296 83 4

去年は山崎優勝&4着まで福島勢独占となりましたが、今年は他地区がそれを許さないはず。また「船頭多くして船山に登る」という諺のように福島トリオが不発に終わる可能性もあります。だから今回は消し。

そこで私の本命はサマーナイト2着の成績を残した佐藤から。本場で見てましたが、あの捲りの衝撃は未だに焼き付いて離れません。

道産子の私としては心情的に圭尚や明田を応援したいのですが、今出せる力を考えたら連下に留めるのが妥当かと。

車単 2=34689

各選手の成績

2006-12-27 22:09:18 | 競輪
直近4ヶ月の成績

山崎 (7,7,3,7)逃9捲4差1ク0 H14 B14
後閑 (3,6,4,10)逃0捲1差5ク3 H0 B1
吉岡 (6,1,0,16)逃6捲1差0ク0 H1 B4
合志 (7,5,4,10)逃0捲0差8ク4 H0 B0
有坂 (5,6,4,12)逃0捲1差9ク1 H0 B0
手島 (13,5,2,9)逃0捲8差7ク3 H0 B1
小倉 (6,6,6,14)逃0捲1差8ク3 H0 B1
井上 (3,1,2,3)逃1捲2差0ク1 H2 B2
佐藤 (5,5,3,12)逃0捲0差7ク3 H0 B0

05・06年京王閣記念決まり手データ&GP展開予測

2006-12-27 21:20:57 | グラスレデータ
左:06/10/21~24 京王閣記念全44Rの決まり手データ
右:05/10/15~18 京王閣記念全44Rの決まり手データ
┌─┬─┬─┬─┬─┐ ┌─┬─┬─┬─┬─┐
│閣│逃│捲│差│計│ │閣│逃│捲│差│計│
├─┼─┼─┼─┼─┤ ├─┼─┼─┼─┼─┤
│逃│ 0│ 0│ 6│ 6│ │逃│ 0│ 3│ 8│11│
├─┼─┼─┼─┼─┤ ├─┼─┼─┼─┼─┤
│捲│ 0│ 3│ 4│ 7│ │捲│ 1│ 0│ 5│ 6│
├─┼─┼─┼─┼─┤ ├─┼─┼─┼─┼─┤
│差│ 4│ 4│ 7│15│ │差│ 0│ 3│ 8│11│
├─┼─┼─┼─┼─┤ ├─┼─┼─┼─┼─┤
│ク.│ 4│ 7│ 6│17│ │ク.│ 5│ 6│ 5│16│
├─┼─┼─┼─┼─┤ ├─┼─┼─┼─┼─┤
│計│ 8│14│23│今│ │計│ 6│12│26│去│
└─┴─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┴─┘
※左の2日目10R1着同着(捲-捲)は1回、4日目10R1着同着(差=逃)は各々を1回として集計

●右の評●
一般的な400バンクで差し有利ですが、捲り選手の頭は若干不利です。ヒモは並。
直線が短め、且つカントがややきつめなので逃げの頭については有利です。
ただご覧のように各々の決まり手が均等に決まっているので絞りづらいです。
車券的には番手中心に総流しが無難な所でしょうか。あるいは箱買いも。
ここも苦戦を強いられそうなバンクではなかろうかと感じます。

●左の評●
さて去年のと比較してみましたが、決まり手のバラつきは相変わらず。
ただ2着に関しては差しとマークで7割を占めています。逃げ残り2着が減った格好。
車券はやはり番手からの流しでしょうか。並びで厚く張るのもいいでしょう。
やっぱ難しいなぁ・・・。

●GPと絡めて●
3年前のGPはご存知かと思いますが山田-吉岡-太田で決まりました。
伏見と村上の壮絶なもがき合いが見られましたが結局共倒れに終わりました。
山田は4角からのイン突きで頭、吉岡は太田の後に捲ってヒモ、太田は3角から捲って3着。

今日の夕方私の携帯に届いた競輪メルマガに西の4人の作戦が書かれていました。
吉岡「自分の競走」合志「吉岡さんの番手」小倉「自在or井上の番手か」井上「単騎で何でも」
どうやら吉岡-合志、井上(-)小倉となりそうな感じです。
そうなると、群馬両者を含めた捲り合戦か山崎の番手狙いといった展開が予想できるでしょう。
ですが、1億円が懸かっているなら最後は展開無視でゴチャつきそうです。

吉岡引退

2006-12-27 07:56:58 | 競輪
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/12/27/05.htmlより

吉岡引退!グランプリがラストラン

 グランプリ2勝、G1・11回の優勝を飾った競輪界のスーパースター・吉岡稔真(よしおかとしまさ)(36=福岡)がKEIRINグランプリ06(30日、京王閣)を最後に引退することが26日、分かった。90年デビュー以来、17年間にわたってトップレーサーとして君臨。「F1先行」は3日後に迫った大一番で見納めとなる。

 3年ぶりの出場を決めた競輪最大のレース、グランプリでトップレーサーがバンクに別れを告げる。「F1先行」と言われた圧倒的な先行力を武器に競輪界の頂点に君臨した吉岡が引退を意識したのは今年11月。松山記念準決勝(22日、7着)で格下の先行選手にまさかの敗戦を喫したのがきっかけだった。「さすがにショック。あれじゃ、恥ずかしくて走れない」と、努めて明るく話したが、次走に予定していた今月2日開幕の全日本選抜を直前でキャンセル。そのころから吉岡の周囲では引退がささやかれ始めた。

 今年3月には日本選手権決勝を逃げ切り、7年ぶりのG1制覇。度重なる落車事故で満身創痍(い)となりながら復活にかけてきた男は「まだ自力(自ら先行する戦法)が通用することが分かった」と号泣した。

 だが、「F1先行」をアピールできたのは日本選手権だけだった。その後のG1・3戦はすべて予選敗退。9月以降はG3でも4シリーズ連続で大敗した。イメージ通りのレースができない。もどかしい日々が続いた。36歳という年齢が吉岡の心と体に重くのしかかる。全日本選抜欠場後は「一からつくり直す。グランプリでは見とってください」と語り、グランプリ06にすべてを懸けて練習に明け暮れた。普段、控えめな男が口にした異例とも思える強気のコメント。自ら主宰する競輪選手の練習グループ「不動会」のメンバーには「年齢から考えても、今年が最後のグランプリになるやろうなあ」と漏らした。例年ならとっくに終わっているはずの翌年用のユニホーム、練習着のメーカーとの契約更改も保留にしたままだ。すでに引退の意思が固まっていた。

 まだ早い、いやもう立派に競輪界に貢献した…。ファンはさまざまな見方をするだろう。だが、世界戦V10の中野浩一(現競輪評論家)の後を引き継ぎ、数々の金字塔を打ち立てたヒーローは、30日の大一番で燃え尽きようとしている。「今はグランプリに集中している。すべてはそれが終わってから」と吉岡は多くを語らないが、引退の決意を胸に最後の戦いに挑むのは間違いない。グランプリ06は選手生活17年間の集大成となる。

1つの時代が終わって変革期に入ろうとしている競輪。常に勝ち続ける選手が皆無なのは正直寂しいですね。

ブログ開設1ヶ月経過

2006-12-26 11:07:21 | その他
早いものでブログ開設から1ヶ月が経ちました。
その間に昨日現在で3353pv、1622ipのアクセスを頂きました。本当にありがとうございます。
これからも拙い文章ではありますが、ご愛読の程よろしくお願い申し上げます。