公営競技では多彩な賭式があり、難易度も様々です。賭式を知ればもっと公営競技が楽しめます。
ざっとまとめてみました。とりあえずご覧下さい。
☆現在日本で認められている賭式☆
1.単勝(win)※競輪以外
1着を当てます。勝者投票の基本となる投票券です。また投票数の多い中央競馬では人気を示す指標にもなります。
2.複勝(place show)※競輪以外
1~3着のうちどれかに入る競走対象を1つ当てます。最も当たりやすい賭式で、配当も最も低いです。
※発売開始時点で競走対象が7つ以下の場合は2着までが当たりとなります。
※単勝と複勝(each way)
単勝と複勝を同時に同額づつ購入するシステムです。日本では中央競馬が「応援馬券」として初導入しました。
3.枠番連勝複式(bracket quinella)※競馬と競輪のみ
1着と2着の競走対象を着順に関係なく枠番号で当てる投票券です。日本独自のもので、競馬では8枠制、競輪では6枠制でグループ分けされています。
狙った競走対象が来なくても同じ枠の別の競走対象が来れば当たりになるため、現在は滑り止めで買われる事が多いです。公営競技が出来て暫くの間は2つ以上の競走対象を当てる「連勝式」といえば専らこの賭式でした。この背景には、過度な高配当が乱発して射幸心を煽るのを抑えようとした意図があります。昔からあった賭式のため、オールドファンの中には今でも枠を中心に買う人が見られます。
また、オートレースではかつて6枠制で車券が売られていましたが、現在では廃止されています。
4.枠番連勝単式(bracket exacta)※競馬と競輪のみ
1着と2着の競走対象を着順通りに枠番号で当てる投票券です。中央競馬では8枠制の連勝複式が施行される以前に6枠制の連勝単式で発売されていた時期がありました。
5.連勝複式(quinella)
1着と2着の競走対象を着順に関係なく当てる投票券です。
かつて主流であった賭式の1つです。
6.連勝単式(exacta)
1着と2着の競走対象を着順に関係なく当てる投票券です。組合せ数は連勝複式の倍になります。当然配当も倍になりますが1着と2着の人気の差で上下する場合があります。本命が1着だとあまりつかず、人気薄が1着だと時に連勝複式の数倍以上の配当になるケースがあります。ですから穴を狙うときに人気の競走対象を敢えて2着に固定する買い方が良く見られます。
7.拡大連勝複式(quinella place)
通称ワイド。1着~3着に入る競走対象のうち2つを当てる投票券です。普通の連勝複式では外れとなる1着と3着、もしくは2着と3着の組合せも当たりになります。その分配当は連勝複式よりも劣る場合が多いです。
また3着が同着になった場合、3着同士の組合せは外れになりますので注意。
※競艇ではワイドとは呼ばれず拡連複と呼ばれます。これは「ワイド」が中央競馬と大井競馬との共同での登録商標になっている事が関係し、競艇のみ使用許可を取っておらずに使えないためです。
8.三連勝複式(trio)
1着2着3着を着順に関係なく当てる投票券です。3着に本命か穴が来るかによって、連勝単式との配当に差が出てくる場合があります。前者なら低く、後者なら高くなるケースが多いです。
9.三連勝単式(trifecta)
1着2着3着を着順通りに当てる投票券です。難易度は非常に高く、競艇以外の3競技ではまれに100万円を超える配当が出ることがあります。
日本では住之江競艇が初めて導入し、話題を呼びました。その後各競技に導入され現在では日本の公営競技における賭式の主流となっています。
★かつてあった賭式・外国競馬の賭け式★
○重勝式
2レース以上の単勝を当てます。日本では中央競馬が発足した時代の初期に三重勝式がありました。外国ではそれ以上の数のレースを当てるものがあり、レース数が増えるにつれ難易度も上昇、配当も高額になっていきます。
他にも、宝くじのように余った賭け金がキャリーオーバーされるものや4着までに入った馬のうち2頭を当てるといったワイドの亜種など非常に多彩です。
※ちなみに、外国の競馬では日本のように難易度の高い連勝式はあまり売れません。逆に単勝や複勝が売り上げの大半を占めます。これは「競馬は投資の対象である」という考え方から来ていると言われているためです。
注)こちらを参考にしました。
ざっとまとめてみました。とりあえずご覧下さい。
☆現在日本で認められている賭式☆
1.単勝(win)※競輪以外
1着を当てます。勝者投票の基本となる投票券です。また投票数の多い中央競馬では人気を示す指標にもなります。
2.複勝(place show)※競輪以外
1~3着のうちどれかに入る競走対象を1つ当てます。最も当たりやすい賭式で、配当も最も低いです。
※発売開始時点で競走対象が7つ以下の場合は2着までが当たりとなります。
※単勝と複勝(each way)
単勝と複勝を同時に同額づつ購入するシステムです。日本では中央競馬が「応援馬券」として初導入しました。
3.枠番連勝複式(bracket quinella)※競馬と競輪のみ
1着と2着の競走対象を着順に関係なく枠番号で当てる投票券です。日本独自のもので、競馬では8枠制、競輪では6枠制でグループ分けされています。
狙った競走対象が来なくても同じ枠の別の競走対象が来れば当たりになるため、現在は滑り止めで買われる事が多いです。公営競技が出来て暫くの間は2つ以上の競走対象を当てる「連勝式」といえば専らこの賭式でした。この背景には、過度な高配当が乱発して射幸心を煽るのを抑えようとした意図があります。昔からあった賭式のため、オールドファンの中には今でも枠を中心に買う人が見られます。
また、オートレースではかつて6枠制で車券が売られていましたが、現在では廃止されています。
4.枠番連勝単式(bracket exacta)※競馬と競輪のみ
1着と2着の競走対象を着順通りに枠番号で当てる投票券です。中央競馬では8枠制の連勝複式が施行される以前に6枠制の連勝単式で発売されていた時期がありました。
5.連勝複式(quinella)
1着と2着の競走対象を着順に関係なく当てる投票券です。
かつて主流であった賭式の1つです。
6.連勝単式(exacta)
1着と2着の競走対象を着順に関係なく当てる投票券です。組合せ数は連勝複式の倍になります。当然配当も倍になりますが1着と2着の人気の差で上下する場合があります。本命が1着だとあまりつかず、人気薄が1着だと時に連勝複式の数倍以上の配当になるケースがあります。ですから穴を狙うときに人気の競走対象を敢えて2着に固定する買い方が良く見られます。
7.拡大連勝複式(quinella place)
通称ワイド。1着~3着に入る競走対象のうち2つを当てる投票券です。普通の連勝複式では外れとなる1着と3着、もしくは2着と3着の組合せも当たりになります。その分配当は連勝複式よりも劣る場合が多いです。
また3着が同着になった場合、3着同士の組合せは外れになりますので注意。
※競艇ではワイドとは呼ばれず拡連複と呼ばれます。これは「ワイド」が中央競馬と大井競馬との共同での登録商標になっている事が関係し、競艇のみ使用許可を取っておらずに使えないためです。
8.三連勝複式(trio)
1着2着3着を着順に関係なく当てる投票券です。3着に本命か穴が来るかによって、連勝単式との配当に差が出てくる場合があります。前者なら低く、後者なら高くなるケースが多いです。
9.三連勝単式(trifecta)
1着2着3着を着順通りに当てる投票券です。難易度は非常に高く、競艇以外の3競技ではまれに100万円を超える配当が出ることがあります。
日本では住之江競艇が初めて導入し、話題を呼びました。その後各競技に導入され現在では日本の公営競技における賭式の主流となっています。
★かつてあった賭式・外国競馬の賭け式★
○重勝式
2レース以上の単勝を当てます。日本では中央競馬が発足した時代の初期に三重勝式がありました。外国ではそれ以上の数のレースを当てるものがあり、レース数が増えるにつれ難易度も上昇、配当も高額になっていきます。
他にも、宝くじのように余った賭け金がキャリーオーバーされるものや4着までに入った馬のうち2頭を当てるといったワイドの亜種など非常に多彩です。
※ちなみに、外国の競馬では日本のように難易度の高い連勝式はあまり売れません。逆に単勝や複勝が売り上げの大半を占めます。これは「競馬は投資の対象である」という考え方から来ていると言われているためです。
注)こちらを参考にしました。