goo blog サービス終了のお知らせ 

旅の日記帳

旅の出来事や泊まった宿、温泉や鉄道、航空機などオタクネタ、何か思いついた事を書いて行こうと思います。

川湯温泉に行く3

2015-01-14 20:33:54 | 温泉
摩周駅から25分位で、今回の宿「KKRかわゆ」に到着。


前回、前々回と川湯観光ホテルに宿泊したんですが、客が多くて落ち着かないのと、料理がワンパターン、トータルバランスでの料金がちょっと高いので、コスパが良いと思われるKKRかわゆにしました。

部屋は6畳の和室ですが、一人には充分な広さ。
冷蔵庫、電気ポット、冷水ポット、ウォシュレット付きトイレが標準完備。
素泊まり4500円で、温泉を楽しめるなら充分過ぎます。


温泉、内風呂、露天とも小さいですが、客も少なくほぼ貸切状態。
掛け流しのお湯は少し少ないかなと思いますが、人も居なかったので新鮮なお湯でした。
湯の温度も適温に管理され、露天は少し温いでしたが、その分ゆっくりと入れました。







若干硫黄成分が少ないのかなと言う感じで、タマゴの腐ったような硫黄臭はあまり感じられなく、無色透明でヌルキシ感が感じられました。
流石PH1.7。五寸釘を一週間で溶かすと言われる強力酸性湯。
これぞ川湯だぁ~(♡˙︶˙♡)

洗い場のカランの腐食変色も最小限になっていて、掃除をしっかりしていると感心しました。



一泊目は素泊まりにしたので、温泉街の居酒屋で遅い夕食。


ここの店の名物、デカザンギ定食を注文。


カラッと揚がっており、美味しくいただく。
このレベルなら、川湯のBグルメで町おこしも出来るぞと思いました。


腹も満たされ、吹雪の中を歩き宿に帰る。


高倉健さんの世界だなぁ~(笑)

川湯温泉に行く2

2015-01-13 21:58:29 | 温泉
釧路から本日の最終列車、摩周行きに乗り込む。
キハ54とキハ40の二両編成で、キハ40は回送扱い。


キハ54は国鉄最後の気動車で、キハ40のプアなエンジンを高出力にして、勾配線区のローカル線でも一両で運行出来るようにした車両。
道内では、釧網本線や石北本線などで活躍しています。

この車両、JRになってから魔改造されまくったらしく、ワンマン化、シート、トイレと改造されていました。


この日の車両は、キハ183系0番台から流用したリクライニングシート。
回転機能は使えず、車内中央に向かっての固定式。中央部は向かい合わせとなってテーブル付き。
シートはへたっていますが、アコモ的には普通グリーン車並になっています。

ロングシート部はバケットになっていて、座りやすくなっています。



ちなみに、0系新幹線の転換シートを流用した車両も存在。

シート生地は、北海道の動物をプリントされています。


トイレは和式から、洋式に変更。


扇風機は懐かしいJNRマーク付き。
流石に冷房改造はされなかったみたい。



途中、列車待ち合わせ停車などで待たされ、2時間弱で摩周駅に到着。



5分位待って、KKRかわゆさんの送迎車がやって来てくれました。

御礼を言い、車に乗り込む。
宿の方と、色々話も弾みましたが、テーマは「川湯温泉の今後」みたいな話(笑)

全道でもトップクラスの泉質なんだから、官民一体となり、それを武器にアピールすべし。

草津温泉とほぼ同様の泉質で、個人的には草津より上品な湯と思っています。
残念ながら、地元の方は普通の温泉的にしか思っていないらしく(灯台もと暗し的な…)勿体無い限り。
自信を持って、川湯温泉をアピールすべきですね。

なんて話をして、宿に到着。





個人的に川湯温泉活性化の為、考えた妄想プランw

個人客が癒され満足出来る、施設作り。
川湯温泉のホテルは、中規模なホテルがメインになっていますが、個人客が満足出来るレベルにはいっていないと思いますが、外国人団体客は基本受け入れしない方針を取っているのは高評価できます。
あとは、個人客がどれだけリピーターになるか、各ホテルのホスピタリティにかかっていると思います。
おもてなしの心を持った対応、高い食材じゃなくても、北海道らしさのある料理など、創意工夫をして欲しい。


アクセスの改善。
川湯温泉は釧路と網走の中間にあるんですが、車が無いとかなり不便な場所に位置しています。
まずはJRと路線バスのアクセス改善。
川湯温泉駅からは、バスが列車の到着時間に合わせて発車していますが、摩周駅からも列車到着に合わせて欲しいですね。

各ホテルの送迎体制の充実。
冬期間はホテル共同で、釧路から送迎バスを出していますが、年間通じて送迎バスの運行が望ましい。
週末に札幌からの送迎バス運行を行い、川湯温泉に行きやすくする。これは各ホテルだけでは無く、自治体からも補助金を出してやってもらいたいですね。
「行きたいけど、川湯温泉までは遠い」と思っているジジババは多いし、そのジジババをリピーターにつけたら、上客になると思う。


日帰り客専用の施設も必要。
気軽に川湯温泉を楽しんでもらうため、日帰り施設は必須。
硫黄山を望める露天風呂や、ゆっくり休める休憩設備、地元の食材を使った美味しい食事処など、川湯温泉の良さを知り楽しんだら、リピーターに繋がり活性化されると思う。


現代版湯治場の提案。
ゆっくりと温泉に浸かり、リーズナブルな値段で長期療養が出来る施設を作り、北海道の自然に囲まれ癒されていただく。
川湯温泉の知名度も上がり、全国区の温泉になるのでは…


個人的に思うことをあげましたが、川湯温泉の寂れっぷりには、ビックリ。2年より更に寂れていました。
老舗ホテルの御園ホテルは休業
川湯郵便局から屈斜路湖方面のホテルは全滅していました。

何がしら手を打たないと、川湯温泉全体が無くなってしまいそうな雰囲気でした。

官民一体で頑張って欲しいなと思いますねぇ。




山鼻温泉

2014-10-19 22:54:49 | 温泉
札幌すすきのから、徒歩10分位のところにある温泉銭湯です。


8年位前に行ったことはあるんですが、今日ふらっと行ってみました。

札幌の真ん中にある温泉。
源泉温度が20℃。当然、循環塩素消毒です。
っか、冷泉で沸かして源泉掛け流しなんぞ、今のご時世あり得ない(つきさむ温泉は、沸かして源泉掛け流しの湯船があるも、値段が高い)。

まあ、有名な温泉観光地も循環塩素消毒なんて珍しくないから、銭湯に温泉があると思えば、お得感もあるかな(笑)


中身は昔ながらの銭湯。
湯船は3つ(温泉、薬湯、水風呂)のみ、サウナやジャグジーなんてありません。
愛想のない番台のおっさんにお金を払い、早速湯編み。

強食塩泉との事だが、あまりしょっぱくない。循環のせいかなぁ?
塩素臭は殆どなく気にならない。

しょっぱくはないけど、強食塩泉の成分はある。
長く入っていたら、フラフラになるパンチのあるお湯。
サウナが無いのに水風呂の意味がわかりました(笑)
温泉と水風呂と交互に入ったけど、30分が限界かな。

風呂上がりは、あたたまりも強く
流石に強食塩泉のパワー。


札幌の街中で、気軽に温泉に入れるとなれば、ここはオススメ。
旅行ですすきの泊まりでも、歩いて行けるし、リーズナブルな値段で温泉を楽しめます。




少し離れたら、スーパー銭湯温泉の極楽湯や蔵の湯、たまゆらなどありますが、街中からだと、ちょっと遠いかな。
設備は整っていますけどね。

再訪、姉戸川温泉

2014-10-06 21:58:05 | 温泉
谷地温泉から送迎バスで、八戸駅に向かう。

駅の隣のビル、ユートリーで軽く昼飯を食べる。
十和田バラ焼き丼を頂くが、あまり感動はせず、この量で1000円は高いなぁと文句ボヤッキー。


んで、青い森鉄道に乗り込み、姉戸川温泉のある小川原に行く。

切符を買うが680円なり。


20分位の乗車時間。
距離的で言ったら、東京から川崎位かなぁ。
赤字第三セクターなんで仕方ないと思うが、お気軽には乗れない運賃かな…




青い森鉄道のキャラクター、モーリーくんも頑張っています。



車内は、ボックスシートとロングシートが交互に設置してあります。
田舎なお年寄りはロングシートを敬遠気味で、新車からこの仕様にしたと思います。


んで、すぐに小川原駅に到着。


駅前の姉戸川温泉に向かいます~(^-^)




ここの温泉は、昨年のブログにも書きましたが、ヌルスベのぬる湯でいくらでも入っていられる温泉。
それでいて、温まりは最高。
しかも、無骨な鉄パイプから豪快に源泉かけ流し。


湯船からお湯が流れ、人も居ないのをいい事に、禁断のトド状態になってしまいました(笑)
昔、「お魚になったわたし♪」と言うCMがありましたが、「トドなったわたし♪」って感じで、タイルに大の字になりましたヽ(*´∀`)ノ


この姉戸川温泉、泉質といい、大量の掛け流しといい、自分の行った温泉の中ではトップ5には入りますね。

下手な温泉観光地より、お湯だけで選ぶなら、青森県は超オススメなところです。




谷地温泉2

2014-10-05 21:08:25 | 温泉
八戸から2時間近くかかって、谷地温泉につく。


山小屋風味の昭和全開な宿だが、寂れた温泉街の廃墟風味な建物と違い、山の中溶け込んでいる。

受付でチェックインを済ませ、部屋に入る。

すげー狭い。
多分四畳半(笑)
部屋が満室なんで、1番狭い部屋を当てられたみたい。


簡易宿泊所(ドヤ宿)ってこんな感じなのかなーと思いつつ、妙に落ち着くから不思議。
元々、貧乏性が染み付いてるからかもw


早速温泉に行く。
湯船は2つあり、1つは下の湯の38度。下からポコポコ湯が湧き出ています。

ほぼ透明な硫黄泉。
白くないのは、酸化していない証拠です。

谷地温泉、目玉の霊泉というやつで、ここに30分程入ります。
感じで言ったら、お風呂の王様の不感温度浴槽って感じ。
8人位で満員の大きさで、混んでいる時は、譲り合いで30分もはいれないな。
幸い、それ程混んでいなく、ゆっくりと湯浴み出来ました。
お湯は、登別の硫黄泉よりもマイルドって感じ。
温いお湯だけれども、30分も入っていると、汗がタラタラ流れ結構温まります。

下の湯を上がったら、42度の上の湯へ5分程入る。
上の湯は、少し離れたところから湯を引いているみたいで、白濁の湯。
下の湯同様、そんなに硫黄臭くないも、登別や川湯、草津と強力な所を経験したら若干物足りなさを感じます。
と、言いながら、一泊で4回入浴。
温湯のおかげで、合計3時間は入っていたわ(^_^;


谷地温泉、
ここはお湯を楽しむところ。
間違っても、料理やサービスを期待してはいけません。
それでも、一泊二食で6500円は立派。
大手グループの経営になっても、施設の改造をせず、昔のままを保っているのは評価出来る。
いつまでも頑張って欲しいです。