"葵" ヒカルが地球にいたころ… １巻

野村美月「"葵" ヒカルが地球にいたころ……」１巻。

"文学少女"シリーズの作者の新作です。ようやく読み終えました。
読み始めたのが３ヶ月近く前なので、すでに２巻も発売されていますが＾＾；
なお、「ヒカルが地球にいたころ……」がシリーズタイトルで、
"葵"はサブタイトルのような感じです。


文学少女シリーズは、ここ数年で読んだ中で一番のお気に入り。
なので期待していたのですが……。
思ったほどではないかな～というのが正直なところでしょうか。

もっとも、読み始めの頃、いろいろ忙しくて大変な時期で、
ほとんど集中して読めなかった、というのも原因かと思いますが＾＾；
落ち着いて読めるようになってからは、すんなり読めた感じです。


文学少女とは違いますが、源氏物語をイメージのネタ元としていたり、
なんか琴吹さんっぽい雰囲気のキャラがいたりと、
文学少女シリーズっぽい感じもなんとなくあったりはします。
表紙や挿絵を文学少女と同じ人が描いているというもの嬉しいところでしょうか。

なお、元ネタは源氏物語以外にもう１つあるのだとか。
私は全然わかりませんでしたが。


文学少女のときのような強烈な引き込まれ方は全然しなかったとはいえ、
全体的な雰囲気は悪くないです。
それに一番最後の引きは、続きが読みたい！　と思わせるものでした。

すでに２巻目も買ってありますので、そのうち読みます。
ただ、積んである小説が１５冊くらいあるので、随分あいだが空きそうですが……。