サフィ 風の囁き

このゲーム、絵柄もいいですが、内容的にもいい感じです。

背景:PC「ことのはアムリラート」より

F1最終戦決勝

2010-11-15 20:03:46 | F1
F1最終戦 アブダビ 決勝

ポイントランキング。史上最大の混戦と言える今年、
前戦までの結果は、アロンソ、ウェバー、ベッテル、ハミルトンの順、
アロンソ優位な状態で、最終戦の決勝がスタート。

スタートでアロンソがバトンに抜かれて4番手に後退。
その後、シューマッハがスピン、コース上に逆向きに止まる感じで、
後続のマシンがどうにかすり抜けていく中、リウッツィが避けきれず、
ぶつかってクラッシュ。いきなりセーフティーカーが出る事態に。

ここで、数台のマシンが続々とピットイン。
カギとなったのは、ロズベルグやペトロフ辺りでしょうか。
これが最終的なポイント争いに大きな影響を与えることに。

6周目にリスタート。この時点での上位5台は、
ベッテル、ハミルトン、バトン、アロンソ、ウェバー。
完全にポイントランキング上位5台という形に。
可夢偉はこの時点で8番手を走行。
7周目には前にいるバリチェロに仕掛けるものの、止まりきれず、
抜き返されてポジションは変わらず。

12周目、まずウェバーが動き、ピットイン。16番手で復帰。
アルグエルスアリの後ろに入ってしまい、厳しい感じに。
14周目、マッサピットイン。ウェバーの後ろに復帰。
このタイミングでようやく、ウェバーはアルグエルスアリの前に。

16周目、アロンソもピットイン。直接のライバルはウェバーだから、
それより前でフィニッシュすればいい、という作戦だったのでしょう。
12番手、ウェバーの前で復帰。

国際映像はなぜか、アルグエルスアリVSマッサばかりを捉える感じに。
アロンソとウェバーが近い位置でバトルしているはずなのに……。
抜きにくいサーキットで、仕掛けたりもできなかったようですが。

19周目、バリチェロがピットインすると、暫定ながら可夢偉が4番手に。

23周目、アロンソがペトロフに仕掛けるも、接触しかけオーバーラン。
後ろにはウェバーがいましたが、ポジションはそのまま変わらず。
ここでハミルトンがピットインして、5番手で復帰。可夢偉は暫定3位。

25周目。ベッテルがピットイン。ソフトタイヤ、随分長くもちましたね。
可夢偉の前の2番手で復帰。
その可夢偉は、クビサに抜かれて4番手に後退。
27周目にはハミルトンにも抜かれて5番手に。

34周目、可夢偉ピットイン。後方の集団の後ろ辺りで復帰したでしょうか。
39周目、バトンピットイン。4番手で復帰。

44周目くらいの時点で、トップはベッテル。
アロンソはペトロフが抜けず8番手、ウェバーはその後ろの9番手。

47周目にクビサ、49周目にスーティルピットインで、現在の順位が確定。
トップはベッテルで、この時点でアロンソ7番手。
ベッテルが優勝の場合、4番手以上が条件なので、厳しい位置。

そして、結局は順位の変動のないまま、チェッカー。
ベッテルが史上最年少での年間チャンピオンに輝きました。
2番手ハミルトン、3番手バトンと続き、マクラーレンチームが、
コンストラクターズ2位に。

4位以下は、ロズベルグ、クビサ、ペトロフ、アロンソ、ウェバー、
アルグエルスアリ、マッサの順。
アロンソは結局、最後までペトロフを抜けないまま。
可夢偉は14番手でポイント獲得できませんでした。

今回のポイントは、1周目のセーフティーカーと、
ピットストップのタイミングでしょうね。
セーフティーカー中のピットインでアドバンテージを得たペトロフが、
ずっとアロンソを抑えたこと、それと、
2番手のハミルトンも、こっちはピットストップを遅らせる作戦のクビサ
をずっと抜けず、ベッテルとの差が開いていったこと。
両方ルノーのマシンに抑えられる形で、ベッテル優位な展開に。

今年のベッテルは、10戦でポール獲得。圧倒的に速かったのは確かです。
不運でストップしたり、チームメイトとの確執があったりと、
難しいシーズンでしたが、チャンピオンにふさわしいと言えるのでしょう。

最終戦でポイント獲得はできませんでしたが、
小林可夢偉の今年一年もすごかったと思います。
ルーキーとしては注目度ナンバー1ですし、来年に期待しましょう。

それと、ブリヂストンタイヤが今年で最後。
タイヤ戦略も重要な要素で、レースを演出してくれました。
来年はピレリというメーカーのタイヤに変わりますが、
そのタイヤを上手く使えるかどうかも、来年の重要な要素になりそうですね。

今年一年を振り返ると、ポイントシステムは大成功でしたね。
給油を無くしたのは、やっぱりどうかと思うのだけど、
それでもポイントシステムのおかげで、かなり楽しめた一年だったと思います。
個人的にはポイントシステムはこのままで、給油を復活してほしいけど……。

ともかく、来年はタイヤも変わり、また大きな変化の一年になるかもしれません。
楽しいレース展開を期待、そして小林可夢偉の活躍に期待したいです。

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