さん太の気が趣くままに(volty life)

バイクLifeを中心に「遊」を気ままに語るブログです。愛車はsuzukiのボルティ!

軽井沢紅葉ツーリング

2006年11月19日 14時54分08秒 | バイクツーリング
土曜日は天候に恵まれたので、ふらっと軽井沢まで紅葉ツーに行ってきた。
出発は11時30分と遅い出発になったので移動は高速。今日は風も殆どないのでちょっと高速走行した。前回もそうだったが「ぬふわ㌔」になるとフロントの接地感がなくなり、風圧でフロントが落ち着かない。このままではいつ何時ぶっ飛ぶのか分からないので10㌔程ペースを落として走行した。原因がわからんなぁ。頑張って走ったが、疲れが出てきたので「甘楽PA」で休憩することにした。


 【甘楽PAにて休憩】 
ここの売店で売っているこんにゃく玉(100円)を始めて食べたけど、これが見た目と違って「うま~!」であった。もっと他のものも食べてみたかったけど昼食は既に決めてあったので、これだけで我慢した。辺りを見回すと紅葉がぼちぼち見頃になっている。うーーん。ここで見頃となると軽井沢は微妙かなと思った。今日の昼飯処を目指して、妙義・松井田ICで高速を降り、R18を碓氷峠方向に走る。周りの山々は赤・黄・緑のコンストラクトが見事に紅葉が見頃を迎えていた。少し走ると今日の昼食処である峠の茶屋「おぎのや」に到着。


 【おぎのや】 
言わずと知れた釜飯の有名店である。信越道のSAでも扱っているけど、やはり本店でということで早速釜飯を買った。(900円) なんか来る度に値上げしてませんかぁ!若い頃はこんなもの食べてもちーーとも美味しく感じなかったのだが、この歳になると何故かうまく感じる。ご飯に浸み込んだ出汁が絶妙の味をかもし出す。激ウマーでした。デザートはりんごをひとつ買って丸かじり。地の味覚を楽しんだところで出発。


 【碓氷バイパスから軽井沢へ】 
旧道にしようかバイパスにしようか迷ったが少し飛ばしたかったのでバイパスをチョイスした。道幅が広く奥の深いコーナーが40以上連続する。紅葉の真ん中をボルは快調に飛ばし、登坂車線のインからアウトからと遅い車たちを次々にかわしていった。好調好調!! 碓氷バイパスが終わり、いよいよ軽井沢へ。初夏の頃には大渋滞する道もいまはガラガラ。少し寂しい感じもするね。駅前につくとこちらも人影がなく、ガラガラ。若かりしころはここは人がごったがえっていたのになぁと思いながら、旧軽井沢へ。


 【旧軽井沢】 
ロータリーの所にボルを停めた。(駐車違反が心配だったけどまあいいかぁ)街路樹のもみじは紅葉の見頃を過ぎてしまったようだ。銀座通りに足を運ぶと寒いにも関わらず人出があった。脇道に入り少し行くと「サンパウロ協会」が。名前は聞いていたが初めての訪問となった。見ていると人が教会の中に入っていくので恐る恐る近づくと「ここは神聖な場所ですからお祈りのある方はどうぞ」と書いてあったので祈ることは無かったが興味半分で中に入った。木がふんだんに使ってあり質素な感じの趣のある良い雰囲気の協会だった。2組のカップルが将来を誓い合ったのであろうか。静かにお祈りをしていた。ソロで行ったおいらには少し場違いな感じがしたが、少しのお祈りをした。
そこにぞろぞろ・がやがやと何処にでも現れるおばちゃん連中が登場した。せっかくの雰囲気が台無しやね。あんたがたは場に合わせた雰囲気づくりが出来ないのかよぉと一言いってやりたくなる。
協会を出て少し歩き脇道にはいると軽井沢の雰囲気にピッタリな紅葉の綺麗な小道があった。
写真下段右側は中軽井沢にある石造りの協会。これは5月にカミさんとダンデムで行った時のものだけど、テレビのドラマに出てきそうな感じのおしゃれな感じだった。



 【北軽井沢経由で鬼押出し園へ】 

旧軽から中軽方面に行くと高級別荘地帯を通る。(写真上段左)この左側はあの有名な某代議士の別荘だ。中軽を上ると、途中、鬼押出しハイウエイとR146の分岐があるが、ハイウエイは有料なのでパス。R146を北軽井沢方面に行き、途中左折すると鬼押出し園に行く。この道は初夏には緑のトンネルになり、幻想的な空間をかもし出す。とても好きな道だ。
空気がかなり冷たく手が痛くなってきたと思ったら、なんと3℃の掲示が。。。寒いはずだ。鬼押出し園手前に来ると浅間山は雪化粧をしていた。鬼押出し園の奇怪な岩山の風景を見ながら、今年の北方面のツーリングは今日で最後かなぁと思いながらタバコをふかした。
時間が押してきたので帰途に着いた。体がすっかり冷え切ったので帰りは温泉に寄ることにした。


 【塩壺温泉ホテル外来入浴】 
中軽井沢に戻り、いつも利用している星野温泉に行こうかと思ったけど、たまには違うところもいいかなぁと今日は少し手前にある「塩壷温泉」に。通りから少し奥まったところに趣のあるホテルがある。ホテルマン(というより番頭さんみたい)が入り口にいたので日帰り温泉が出来る事を確認し、1000円を支払ってホテルの内風呂へ。きーーんと冷え切った体に湯を掛けるとじんじんしてくる。至福のひと時だ。体を洗って湯船に浸かると思わず「ふーっ」と自然にため息が出てきた。あ~~あ。完全じじいだなと思いつつも、ため息は止められない。(笑)露天も完備されていて湯温は42℃と丁度良い。源泉は星野温泉と共同のようだ。今からおよそ800年前、源頼朝が長野の善光寺にお参りに行った帰りに立ち寄って、浅間山麓で狩をしていた時に、1羽の鶴が傷を癒している温泉を見つけたのが始まりのようだ。

http://www.siotubo.co.jp/index.html

ゆっくりと温泉を堪能して、暫らくホテルのロビーで休憩して体を寒さに慣らさせて、また寒い中、帰途に着いた。