それもある意味散歩

散歩の横好き集団サンポー(https://sanpoo.jp)のメンバーが、好きなことや気になることを書きます。

「標しくぃ」を愛でています 〜めくるめく曲がり標識の世界〜

2020-09-02 11:00:00 | 日記
「標しくぃ」を愛でています
〜めくるめく曲がり標識の世界〜
高下龍司(koge)

みなさんは「標しくぃ」というものをご存知でしょうか。

おそらく2億4000万の「?」が花火のように打ち上がっては消えていると思います。
そりゃそうですよね。「標しくぃ」とは僕が勝手に作った造語だからです。

では「標しくぃ」とはどういうものかを見ていきましょう。

※対象物を大きく見せるため、画像がほぼ縦長となっています。めげずにスクロールしてください。
 
これ
 
標識の支柱が「くぃ」っと曲がっているものが「標しくぃ」なんですね。
 
定型の紹介文としては、
ということです。なにげにカーブミラーも含まれています。よろしくお願いしますよ。
 
 
さて、そもそもどうして「くぃ」っと曲がっているかというと、トラックなどの大きい車などが標識に接触するのを避けるのが主な目的なんですね。
 
 
もちろんそれだけではなく、障害物があって見えにくいから曲がっていたり、カーブミラーであればより角から見やすいようにくぃっとなったりしています。

私はその曲がりっぷりを、いいねいいねとなめるように見てまわる活動をしています。
 
そして集めているなかでいろいろな傾向がみられたので、ざっくりと分類して紹介します。
 
 

◼︎ひょっこりはん系
 
まずは「ひょっこりはん系」です。
 
なにがひょっこりなのか、はいドン!
 
 
ほらね。電柱からひょっこり顔を出す標しくぃ。
 
ちなみに私はひょっこりはんのネタを見たことがないので、完全にイメージで書いているけど大丈夫でしょうか。



◼︎崖っぷち系
 
次は「崖っぷち系」。
 
かつて、みうらじゅんが「『崖』という危険な言葉に『ぷち』というかわいらしい響きが合わさっているとことにグッとくる」と語っていましたが、そんな崖っぷちに咲く標しくぃとは…!?
 
 
人間だったら両手を回しながら落ちるやつですね。
 
 
このキリギリ具合! 崖っぷちで「くぃ」っとなっているのでさらなる土俵際いっぱい感を味わうことができますね。
これがまっすぐ伸びる普通の標識なら感動は得られなかったことでしょう。



◼︎イリュージョン系

イリュージョンのように柵なんかをすりぬける、目を疑うような設置方法があるんです。


 
一軒家のそういうところから顔を出す犬はテレビで見たことあるけど。

 

木下大サーカスでもこんなイリュージョンしませんよ。
思わずスタンディングオベーションしちゃいましたね。10分くらい。



◼︎ノーマル系のなかでもちょっと変わった標しくぃ
 
先の3つの系統は、探しているうちに分類できるくらい数が集まったので「○○系」としましたが、だいたいは特に分類できない、あえていうならノーマル系ばかりです。

ここでは、そのノーマルのなかでもちょっと目を引く標しくぃにツッコミを入れていきます。
 
 


いろいろ付きすぎですね。
曲げずにまっすぐ下に伸ばしてもよくない?

 


標識は?




曲げなくても設置できそうですが、どうしてでしょうか。

おそらく下が暗渠になっていてアスファルト部分が薄いので、まっすぐだとしっかり固定されないんでしょうね。だから横に曲げてしっかり固定しているのではないでしょうか。

カーブミラーのまわりだけアスファルトが付け足されているのはそういうことですね。
 
 


根性大根のようです。

 


根元がわずかにくぃっとなっていますね。
しかしなぜ歩道の真ん中に設置したのでしょうか。

 


後日通ったらだいぶ傾いていました。じゃまだったのかな。

 


さらに後日、最大限まで傾けられてました。かなり通りやすくなりましたね。

比べてみましょう。



ここまで曲げられる腕力、はんぱないですね。

 


スルーしてしまいがちですが、よく見ると根元が曲がっていますね。近づいてみましょう。

 

なんと道路の側面から出て上に曲がっていました。
側溝のふたもちょうど支柱の分だけスキマがあいてますね。これぞ工夫。
 
 

電柱にカーブミラーを設置しているのかと思ったら、横から伸びてからまっています。

 


横から見るとこんな感じ。
そのうちコブラツイストをかけるんじゃないでしょうか。


◼︎まとめ

本来、無機物である標識やカーブミラーですが、支柱が曲がることにより動きが出て、まるで生きているかのような表情をみせます。そのために愛しさが芽生えるのではないでしょうか。
愛でていきましょう、標しくぃ。

グッとくる標しくぃを見つけられましたら、TwitterやInstagramで「#標しくぃ」をつけて報告してください。
 

カクッとなっているのは惜しいんですが標しくぃではありません


標しくぃTwitter


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高下龍司(koge)
「まあいっか」の精神でやってます。
高下龍司(koge)の散歩/ Twitter

 


ぶどう品種の移り変わりについて

2020-08-28 11:00:00 | 日記
ぶどう品種の移り変わりについて
少年B

みなさまこんにちは。ぶどうが大好きフリーライターの少年Bです。
 
今日もぶどうのはなしをさせてください。今回のテーマは「数を減らしてゆく品種」です。

すべてのぶどうは品種改良がされています。いままで作られてきた品種もそうですし、さらによい品種を……ということで、毎年のように、どんどんあたらしい品種が生まれています。

そうすると、新品種によって淘汰されたり、新品種として華々しく登場したにもかかわらず、既存の枠に入っていけなかったり……というぶどうが出てきます。

今回は少年Bの独断と偏見でさいきん見なくなった、見る頻度が減った品種をふたつご紹介したいと思います。

キングデラ

「キング」の名の通り、大きな「デラウェア」をイメージしますが、デラウェアとはまた別の品種。1985年に品種登録された、大阪生まれのぶどうです。デラウェアの枝変わり品種「レッドパール」にいわゆるマスカット「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配して作られました。

粒の大きさはデラウェアの1.5~2倍程度。と言っても、デラウェア自体がものすごく小粒の品種なので、巨峰と比べると1/4~1/3ぐらいのサイズです。

マスカットに由来する上品な甘味もあり、デラウェアをサイズ・味ともにブラッシュアップさせたような品種です。

サニールージュ

しかし、転機が訪れたのは2000年に品種登録されたサニールージュの登場です。巨峰の後継品種「ピオーネ」にキングデラと同じくレッドパールをかけ合わせた品種です。育種者は国の機関である農研機構。あのご存じ大人気のぶどう「シャインマスカット」を育種した国の機関です。

デラウェアと巨峰のいいとこどりをした濃厚な甘味。キングデラよりも、さらにひと回り大きな粒。上品な甘味のキングデラと方向性は違うのですが、「デラウェアを進化させた品種」というおなじコンセプトで生まれたぶどうです。

最新のデータがないので少し古いのですが、キングデラとサニールージュの作付け面積を比較してみると、2008年はキングデラが48.0haに対してサニールージュは18.5haでしたが、2013年にはそれぞれ33.9ha、32.6haとほぼ同等に。2017年には同20.6ha、38.4haとサニールージュが逆転しています。

すでに巨峰以上のサイズのぶどうがどんどん誕生している現在、どちらも中粒品種と呼ばれるサイズになってしまっているのですが、ともに「デラウェアの後、巨峰の前に収穫できる大粒の品種」を狙ったぶどうです。結果的に栽培しやすく、粒も大きいサニールージュに軍配が上がったようです。

もっとも、ハウス栽培されたキングデラは高品質と評判であり、贈答用などとして果物店を中心に販売されていますが、スーパーではかなり探さなければ見つからなくなってきています。一方、サニールージュは近所のスーパーでも比較的手に入りやすくなっており、「デラウェアを進化させた大衆品種」としての地位は完全にサニールージュに移ったように見えます。

上品な甘味が魅力のキングデラ。もし見つけたら、ぜひ買って食べてみてくださいね。!

グローコールマン

「グロー(大きな)コールマン(石炭)」の名前どおり、大粒で黒いぶどう。大きさはだいたい巨峰くらいのサイズです。

このグローコールマンは11月下旬から12月にかけて出荷される、冬のぶどうで、「コタツぶどう」の異名があります。この時期に出荷される国産のぶどうはめずらしく、他には青森県の「スチューベン」くらいです。大粒で甘さは控えめ、上品な味わいの品種です。さっぱりとしたやさしい甘さはこの品種独特のもので、他のぶどうでは決して味わえません。

そのため、小粒でくにゅっとした食感、強烈な甘さを持つ低価格のスチューベンとは競合せず、自家用や贈答用に中~高価格帯の値付けがされていました。スチューベンとは冬版のデラウェアと巨峰のような関係性とイメージしてもらえるといいかもしれません。

スチューベン

グローコールマンは純粋な欧州系品種で、原産地はロシア南部のコーカサス地方。歴史も古く、海外でも流通している品種だそうです。日本では岡山県産がシェアの98%を占めるとされ、実質ほぼ岡山県でしか育てていません。露地栽培が困難であるとされ、マスカットオブアレキサンドリア同様、ガラス温室で育てられているそう。

そんなグローコールマンですが、わたしはここ5年くらい姿を見ていません。代わって姿を見るようになった品種は「紫苑(しえん)」。おなじく、岡山でさいきん作られるようになった晩生(おくて)のぶどうです。

 

紫苑(google画像検索のキャプチャ)

 

紫苑は紫色の大粒のぶどうで、甘味が強くジューシーなのが特徴。山梨県で生まれた品種です。本来は9月下旬から10月上旬のぶどうだそうですが、岡山ではグローコールマンと同様に11月末から12月に出荷されています。

 

最大の特徴はグローコールマンと違い、種なしになること。近年は「種なし、皮ごと」食べられる品種の人気が高いため、種ありのグローコールマンからの切り替えが進んでいるようです。

 

このせいかグローコールマンの作付け面積は2008年の17.0haから2013年は12.0ha、2017年には10.0haと9年間で4割以上も減少しています。

 

こちらは味や見た目の面ではまったく違う品種なのですが、「冬の時期の贈答用」という用途が被ったために、数を減らしつつある例です。

 

このグローコールマンも、ほかのぶどうにはないさっぱりとした穏やかな甘味が特徴。かなり貴重な品種になってきているので、冬にスーパーで見かけたらぜひ買ってみてください。

 

 

現在、わたしが個人的に気になっているのが、シャインマスカットの後継品種争いです。シャインマスカットは短期間で絶大な人気を獲得した、ぶどう界のスター。そのシャインマスカットを親にした品種が、いまものすごい勢いで増えているのです。

 

コトピー

 

先陣を切って登場した赤いぶどう・コトピーや……

雄宝

 

1粒が30gにもなるという雄宝(ゆうほう)。見た目によらず、梨のようなさわやかな甘味が特徴です。

 

クイーンセブン

糖度は27度を超えるとも言われる、現在最甘の品種・クイーンセブン。

 

マイハート

 

粒がハート形になるというマイハート。

 

その他、赤系品種で最大の大きさになる「バイオレットキング」や黒の超巨大品種「富士の輝」、「天晴」、「恋人」、「ほほえみ」、「我が道」、「スカーレット」に「マスカットノワール」、「マスカ・サーティーン」……まだまだたくさんの品種が生まれています。

 

おそらく、この「次世代の覇権争い」にも数年後には決着がつくでしょう。シャインマスカットを親に持つもの同士の品種で残るもの、そして消えるものがはっきりとしてくるはずです。

 

逆を言えば、この群雄割拠時代にしか味わえないぶどうも必ずあるはずなんです。覇権を握る品種の登場を楽しみにするとともに、その影に消えるであろう品種も、せめて記憶と記録に残しておきたいなぁ、なんて、ぶどうマニアはそんなことを思っているのです。

 
 
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少年B
ぶどうが好きなライターですが、ちゃんと散歩も好きです。
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北海道旭川駅周辺の振り返り散歩 ~野外彫刻や銀座商店街~

2020-08-19 11:00:00 | 日記
北海道旭川駅周辺の振り返り散歩
~野外彫刻や銀座商店街~
千鳥あゆむ

こんにちは、はじめまして。千鳥あゆむと申します。

自己紹介を簡単にさせていただくと、北海道の旭川市出身で、その後進学や就職などで京都や東京に住み、現在は千葉県在住の会社員です。

会社で働くと「有給」という素敵な制度があるので、毎年9月下旬には大型連休を生み出して地元に帰省していたのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で自粛することにしました。

そんなわけで、今年の秋は実家に帰れないのですが、ちょうど去年の9月下旬に「地元の懐かしい場所や好きな場所を歩き回って写真を撮ってサンポーの記事にしよう」と思い立ち、写真を溜め込んでおりました。現在その記事が公開されていないのは完全に私の怠惰が原因なのですが、今回はせっかくなので見返しながら帰省したつもりになろうと思います。

どうぞおつき合いください。

いざ歩き始める

旭川4条12丁目停留所でバスから降りました。ここは、自分が高校生の時に通学で利用していたバス停です。

近くにあるワイン屋さんの看板のデザインが格好良く見えて、「自分もいつか買いに行くぞ」と思っていました。10年近くの月日が流れて現在27歳ですが、ワインはまだまだ飲み慣れず避けてしまいます。つまり、高校生の私が夢見たような大人にはなれていません。

ワインのかわりにがっしりとカツゲンを握る写真が残されていました。北海道民なら大好きな人が多い(であろう)甘い乳酸菌飲料。実家に帰ると、浴びるように飲みます。しかし、散歩中の熱中症予防にはならないと思うので、外を歩くときはスポーツドリンクなどのほうが適切です。

あと、ナナカマドの写真もフォルダに残っていました。北海道や東北地方の街路樹です。童話の世界に出てきそうなかわいらしさ。よく鳥がこの実を食べていますが、人がそのまま食べるのはダメらしいです。止められた記憶があります。

野外彫刻が多い

旭川市は野外彫刻が多い街です。地元に住んでいた時は当たり前のように通り過ぎていたのですが、まじまじと見てみたくなり、写真をたくさん撮ってしまいました。

旭川市民に親しまれている半裸のおじさんです。サックスの演奏を猫に見せつけています。黒川 晃彦さんの「サキソフォン吹きと猫」という作品です。

このおじさんの像は、旭川以外にも全国にあるようです。地元では、冬になると毎年誰かがマフラーや帽子をつけてあげる光景が見られます。降雪地域で、半裸はかわいそうだもんなあ。

続いて、噴水場から飛び出る両手です。木内 禮智さんの「手」という作品。旭川駅前からまっすぐ伸びる平和通買物公園を抜けたロータリーの近くにあります。ドラクエのマドハンドが実際にいたらこんな感じなんですかね。

ちなみに、この近くにはこども冨貴堂というワクワクする外観の書店があります。子ども向けの絵本や児童書がメインに扱われていて、子どもたちが主役になれるようで素敵だと思います。絵本といっしょに巨大な両手のことも好きになってほしい。

自信たっぷりにブラウスを見せつける女性。表情も足の角度も、あなたが一番です。佐藤 忠良さんの「若い女・夏」という作品。

最後に紹介するのは、駅中の巨大な像です。野外かといわれると微妙ですが。卵のようですが、卵なのかは不明。待ち合わせに便利。

表はつるんとしているけど、裏はちょっとガビガビ。私は、単純で大きい彫刻を見ると心が躍るので、強引に紹介しました。

旭川の銀座

「銀座商店街」という名の商店街ってあちこちにありますよね。旭川にも銀座があります。

働くようになってから、銀座方面に足を運ぶことがあるのですが、私の知っている銀座ではなくて恐ろしくなりました。今回は私の慣れ親しんだ銀座を紹介します。

まず、全体的に建物が赤い。銀座より浅草って感じがする。気温計には太陰太極図がデザインされています。

そんなに広々とした区域ではないのですが、あちこちに七福神がいます。とにかくめでたい。

そして、これは地元民情報なのですが、「おやきの富士屋」さんのたい焼きがおいしいです。サクサクの皮にふわふわの生地。あんこがしっぽまでみっちり。めでたい。北海道では肌寒さも感じる秋口に食べながら歩くのがオススメです。

店頭の看板の「大判焼き」とは「今川焼」のことです。私は「おやき」と言い続けてきたのですが、この店は「大判焼き」ですね。おっと、この話は、論争になるからやめましょう……!

ほのぼのする川柳もありました。キレッキレで癒されますね。今年版が見たい。

別の川柳もありました。撮影したのが9月下旬なので七夕は無関係なのですが、この地ではまだまだ七夕祭りは続きます。

おわり

もっともっと紹介したいのですが、今回はこの辺にいたします。地元マニアである人は多いと思いますが、長々と語らせていただきました。

調べてみると、彫刻のまち旭川には、街中や公園に約100基の野外彫刻があるようです。自分は、今回紹介しなかったものも含めて20近く写真を溜め込んでいたのですがまだまだ足りませんね……!(参考:旭川市「旭川野外彫刻探索マップ」https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/sculpture/400/p001111.html

旭川にお越しの際は、ぜひラーメンや動物園のほかに野外彫刻も見てみてください!あと、地元民向けの銀座商店街もオススメです。川柳が更新されていたら教えてください。

 

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千鳥あゆむ
最近の趣味は実家の鳥に遠隔カメラで話しかけること
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セブンイレブンおにぎり今昔物語 〜変わり種〜

2020-08-12 11:00:00 | 日記
セブンイレブンおにぎり今昔物語
〜変わり種〜
高下龍司(koge)

こんにちは、セブンイレブンのおにぎりを食べ過ぎてほかのコンビニおにぎりが食べられなくなった高下(こうげ)です。味じゃなくて浮気できない的な意味でね。

 

さて、私はセブンイレブンのおにぎりに貼られているシールを収集しており、およその枚数は1,500を超えてきた。そのコレクションを見返して、おもしろおかしくプレゼンする連載の第4回目である。

 

これまでツナマヨ、おかか、梅と具材ごとのシールの変遷を追い比べてきたが、今回は趣向を変えてシールの変遷ではなく、ちょっと変わった具材をいろいろ集めてみたのでそれらを紹介したい。


◼︎1枚目【真鯛煮付け】



鯛の煮付けなんてごはんのおかずによし、酒のアテによしのスタープレイヤーじゃないか。美味いに決まっている。


そういえば鯛の煮付けってあまり食べる機会がない。子どもの頃に「今日の晩ごはんは鯛の煮付けですよ」となんて言われた記憶なんてもっとない。高級魚だからか。

値段も税込140円となかなかの価格である。でも美味しいからいいや。



◼︎2枚目【真鯛塩焼き】



煮付けで味をしめたのか、はたまた鯛があまったのか今度は塩焼きである。煮付けよりはあっさりだが、しっかりすだちも効いていて美味い。



◼︎3枚目【塩麹仕立ての焼さば】



魚シリーズは鯛からさばへ。さばを塩焼きにするのではなく、塩麹に漬け込むこだわりよ。

そして「おかか混ぜ飯」ということはかつおも入ってんじゃん。ダブルフィッシュじゃん。

要素の多い商品名に反して英語は「Mackerel(さば)」とひとことで済ませているのもおもしろい。



◼︎4枚目【鶏唐揚マヨネーズ】



あっ、唐揚げ入れちゃった! これもうハンバーグとか焼きそばとか入れちゃうパターンじゃない? 大丈夫?



◼︎5枚目【鶏唐揚げレモンだれ】



ぎゃ! 唐揚げシリーズだった。唐揚げといえばマヨネーズよりレモンのイメージだもんな。パートのおばちゃんがレモンをしぼりがけてくれてるのかな。



◼︎6枚目【ゆかり御飯つぼ漬入り】



なんと三島食品のゆかりとのコラボレーションである。ゆかりにはちゃんと®が付くのだな。

ただ、つぼ漬けは噛むとげんこつせんべいを噛んだ時の3倍鈍い音が響き渡るので、食べる環境には注意が必要である。



◼︎7枚目【しば漬け昆布】



おやおや、今度は漬物シリーズを展開してきた。しぶいラインナップである。さっき「ハンバーグだ! 焼きそばだ!」と言っていた自分が恥ずかしい。



◼︎8枚目【ベーコンエッグ】



「ベーコンエッグ」と聞くとベーコンが組み込まれた目玉焼き1択で、どうやっておにぎりの中に入っているのかと不思議に思うが、たまごサラダのようにくだいた状態で入っているのである。

どちらかというとパンに合いそうな具であるが、お米にもばっちりマッチする。
でもベーコンエッグをはさんだサンドイッチが食べたくなってきた。



◼︎9枚目【玉子かけ風ごはん】



前回、おかかの時も紹介したが、今回はおかかの入っていない純粋な玉子かけ風ごはん。
やはり「風」と入っているのが気になる。日本最大みたいにぼやかさないとクレームが入るのだろうか。

英語表記は「Egg」といさぎよくてよい。

「温めずにお召し上がりください」と書いてあるので、いずれは温めて召し上がってみたい。



◼︎10枚目【醤油漬け卵黄】



玉子の変化球であるが、英語表記は「Egg」。ワーオ、ドッチモエッグダヨー! 混乱必至である。

「卵黄は、生卵ではございません」と書かれているが、食べるとどろっとした卵が出てくる。半生?



◼︎11枚目【しそ海苔佃煮】



海苔の佃煮という比較的地味な具材を構成要素の多さで豪華にし、それでも価格を120円に抑えているのはさすがのひとことに尽きる。なんか偉そうな評論になっちゃった。



◼︎12枚目【わさび海苔佃煮】



このたびは佃煮シリーズで広げてきた。

こんなことを言うのはアレだけど、わさび海苔佃煮って自分の食の嗜好からすれば選ばない具材だ。そう思うとおにぎりシールを集めていることにより、偏りはあるものの新たな出会いや発見を得られるのは有益であるなと感じ入った。



◼︎13枚目【ちりめん煮】



「ちりめん煮」がメインネームなのだが「大阪産春菊入り」がセンターで存在感を出している。
左の「紀州南高梅」と比べてフォントサイズも大きい。

春菊業者に便宜を図るとかそういうやりとり見え隠れしないでもない。いや、完全な妄想ですよ。



◼︎14枚目【海老マヨネーズツナマヨネーズ】



ラストはマヨラーよだれ、海老マヨとツナマヨの夢の共演である。おにぎり界の米津玄師と菅田将暉がタッグを組んだのだ。もはや祭である。心の中で神輿が出て屋台が並んだ。

残念ながら期間限定で現在は販売されていないが、いつか復活することを願ってやまない日々である。



◼︎まとめ

レギュラーメニュー以外のラインナップを振り返ると、具材を考えている人の試行錯誤が見えてくる。これらはほとんどが1シーズン限りの商品で、再販されることは少ない。

セブンイレブンに限らず、コンビニで珍しい具のおにぎりを見つけたら好き嫌いにかかわらず手に取ってみることをおすすめする。書かれてはいないが、それは今しか食べられない期間限定のおにぎりだからだ。


そして最後に、この連載は今回で終わりです。

全4回どうもありがとうございました。



※来月は別のマニアの話をしますので引き続きよろしくお願いします。


 


 
(エンディング曲)
「おにぎり食べたい」
作詞:わたし 作曲:あなた
 
ツナマヨエビマヨ梅鮭おかか
次回の具材はなんだろな
おにぎりおにぎり食べたいな
セブンイレブンいい気分
たぶん余分なこの部分



同じマニアブログフェスタに参加されているシンガー むらたぬきさん が、このエンディング曲にメロディをつけて歌ってくれました! 天才!








【過去記事】
ツナマヨネーズ編(4月8日公開)

梅編(7月15日公開)
https://blog.goo.ne.jp/sanpoigai/e/0f6993d1207a702c949eb5bed5a8d3ee

 
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高下龍司(koge)
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木の下が散らかっていて良い

2020-07-31 11:00:00 | 日記
木の下が散らかっていて良い
ヤスノリ

去年の6月頃だったと思うのですが、道にムクゲがたくさん落ちていて、ドットみたいでかわいいなと思いました。

道を覆うほど落ちているものといえばたとえば落ち葉や銀杏が思いつくけれど、花がまるまる落ちてるのをこれまであまり意識したことが無くて、なんかいいな、と思ったのでした。

調べてみると一日花という、次々と花を咲かせては落ちる種類のものがあるのだそう。彼らはいつも、そこにあった。

もっとも、Wikipediaによればムクゲは一日花ではなくて二日咲くことがあるらしいのですが。とにかく、そういうタイプの木の下はとても散らかっていて、賑やかなのでした。

木の下の賑わいに目覚めてちょうど1年くらい経ったので、良かったものをいくつか紹介したいと思います。

 

自宅から駅までの道には何故かムクゲが多くあって、少しだけピンクがかった種類のムクゲも良い散らかりっぷりでした。

落ちたムクゲの愛らしさはゆるい三角形にあると思っていて、ニチフリの「のりっ子」のパッケージを思い出します。

ニチフリより引用)

これです。伝わりますでしょうか。

のりっ子の近影です。今年も素晴らしく散らかっています。

 

秋とは、百日紅が散らかりだす季節。これも次々と咲くので素晴らしく散らかります。

 

冬は山茶花が散らかります。これずっと椿だと思っていて、子供にも「椿きれいだねー」なんて言ったことある気がするのですが、1枚ずつ落ちるからきっと山茶花ですね。下を見て気付くこともあるな。

 

でも、そのすぐ隣に花首から落ちているものがあって、これは椿でしょうか。山茶花と椿は見分けがつかない上に、同じ場所にどちらもあった。どっちも賑やかなのでどっちでも良いです。

 

2月。この白いドットは何だろうと思ったら白梅でした。雨で輪郭が曖昧になっています。

 

梅が散ることを「零(こぼ)れる」と言うのはなんかで読んだことがありますが、零れ梅という言葉があることを知りました。零れ梅を楽しむ行為、零れ梅見。

 

零れ梅道です。

 

落ちるのはなにも道の上だけではないなと思いました。一瞬こういう品種かと見紛う、ツツジとムクゲの悪魔合体。

 

輪のように散らかるのいいな。

 

嵐のあと、赤と白。

 

うっかりこういうのにも反応します。よく見たら粉々のパイロンでした。

 

近づいたらタバコだったこともありますが大丈夫です。

もうしばらく下を見続けます。それでは、さようなら。

 

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ヤスノリ
サンポー主催。さいきんおちつきがある。
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