サンショさんとポンコちゃん

縁あって始まった、猫との“一人一匹三脚”。
手を携え合って暮らしていくのだが…。

サンショ家の掟(ルール)

2018年06月09日 02時44分04秒 | ポンコちゃん











 サンショ家には幾つかルールがある。
 「廚(くりや=台所)に猫は入るべからず」も、そのひとつなのだ。
 これはサンショ家の家族になる時にキツく言い渡してあると同時に、破った場合には「新選組」並みの罰則があるのだ。
 よって、今、サンショさんの足下で寛ぐ(くつろぐ)猫に見える生き物は、きっと目の錯覚なのである。

 サ「最近、サンショさんは、幻覚が見えるのだよ」。
 ポ「幻覚ってなあに?」。
 サ「実際には外界からの入力がない感覚を体験してしまう症状だよ」。
 ポ「増々わからにゃー」。
 サ「見える筈のない物が見えるってことだよ」。
 ポ「そりは、大変」。
 サ「だろっ。今、ここで(台所)クルクル転がる猫が居る筈がないのだけれどな」。
 ポ「えーっ、そんな猫が見えるの。大丈夫、幻の猫からポンちゃんがサンショさんを守るからね」。
 サ「ありがとよ」。






「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
 https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html



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