「ポンちゃん、嫌いです」。

　里親様が決まり、幸せを掴んだチビ猫がいれば、まだこれからのチビ猫もおり、別れの余韻を噛み締める間も無く、里親探しのチビ猫がやって来た訳です。
　ですが、今度のチビ猫（雄）は、どうもポンコちゃんと合わないようで、ポンコちゃん拗ねることこの上なし。

　サ「まだ赤ちゃんですから、ここはひとつ、ポンコちゃんが大人になって」。
　ポ「ポンちゃんは、アイツ、嫌いです」。
　サ「里親さんが決まるまで、少しの間だからさあ」。
　ポ「え〜っ、またですかー」。
　サ「そう、またなのです」。
　ポ「どしてですか」。
　サ「元を正せば、ポンコちゃんもそうだったじゃない」。
　ポ「ポンちゃん、知らない」。
　サ「兄弟3匹でさあ。それぞれにいち日4回づつ目薬さしたりさあ、サンショさんは大変だったのだよ」。
　

↑ そのアイツ！　なんか、鼻が長くてより目（笑）。

　ポ「ポンちゃん、納得いかない」。
　サ「まだ二日目だからね。そのうち慣れるさ」。
　ポ「サンショさんのそういう楽観的なところ、良くないです。猫だって繊細なのです」。

　ポ「ほらね。ポンちゃんの写真ないでしょ」。
　サ「カメラを向けるとオメーが、嫌がって外方を向くからだ！」。

「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
　https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html