熊野旅行2日目。
今日行くのは那智。
熊野那智大社近辺へ行くためだ。
だがそれよりも何よりも、熊野古道デビュー。
大門坂の古道を歩くのだ!
それがメインの目的と言っても過言ではないだろう。
picasaアルバム:
(写真 45:~97:)
新宮を8:30に出発し、那智には58分頃着いた。
那智駅自体は朱で染められておりどことなく平安チック。
駅の隣には購入センターと丹敷の湯がある。しかしながら駅は無人駅。
立地と熊野那智大社の知名度からしてもっと人がいてしっかりした駅だと思ったのだが・・・。
さて、那智山へは駅に隣接する別系統のバスで行く。
9:04頃のバスがあったのだが、駅から少し行ったところに神社とお寺があるのだ。
熊野三所大神社と補陀洛山寺だ。
それを見ずして那智山へはいけまい。
駅から2~3分歩いたところに熊野三所大神社と補陀洛山寺はある。
目と鼻の先だ。
神社の方は熊野本宮大社や熊野速玉大社とは違い色あせた感じでしなびている。
だけど有名どころや目立つ神社よりも、こういったこじんまりしたいかにも
太古の神社といった感じの社が好きだ。
補陀洛山寺は神社に隣接しており、補陀洛渡海船という船が展示されている。
想像上の浄土を求めてそういった船で旅立った場所が那智らしく、その船が展示されている。
2社を見終わった後はバスを待っていざ大門坂へ!
大門坂駐車場に到着し、大門坂の入り口の石碑にて記念撮影。
時間にして9:55。想定では30分程度らしい。
なるほど時間だけ見れば熊野古道の初心者向きだ。
入り口から4~5分歩いた程度では普通に民家や茶屋がある。
しかしながら夫婦杉から本当の大門坂は始まる。
そこからは石畳と石段がひたすら続く。
せっかくの古道なのでゆっくり歩きたいところ。
まわりは木々ばかりなので途中の大きな杉の木を堪能する。
登っている最中に気づいたのだが、ところどころ石碑で1町、2町とある。
どうやら昔のマイルストーンらしい。
それを目印に歩く。
降りてくる人たちに挨拶をしてひたすら登る。
昔の人なら周囲に精霊を垣間見たことだろう。
6町に到着したとき、大門坂のメインは終わった。
たんに休憩所かと思ったら、あと少し登ったら古道は終了なのだ。
登りきった先にはお土産店などが。
その合間に熊野那智大社と青岸渡寺へ続く階段がある。
どうやらそれらに行くまでが大門坂というわけか。おもしれぇじゃねぇか・・・!
というわけで坂にある商店を通りすぎつつ登ると熊野那智大社の大鳥居が視界に
飛び込んできた。
ついに熊野三山の2つめ、熊野那智大社にたどり着いたのだ。
大鳥居からまた少々階段を上り、朱の色鮮やかな本殿に到着する。
疲れがふっとぶというけれど、まあそんなことはないわけで。
風流としてはいいけど。
那智大社では本殿の真向かいに展望台がある。
そこから見下す景色はまた見晴らしが良い。だってもっとも高い場所だもの。
そしてお茶のサービスがある。親切だねぇ~。ちゃんとお布施として10円入れておいた。
那智大社と青岸渡寺は門を隔ててつながっている。
青岸渡寺から少し降ったところに三重塔がある。さらに、そこから那智の滝を見ることができる!
かなり離れていても滝はいい景色だと認識できる。
ちなみに三重塔は入るのに300円必要です。そんなところでケチらずに払って
良い景色を堪能した。
さて、那智山の最終目的地である那智の滝へと行くべきだろう。
三重塔の脇から続く蛇行した坂道をひたすら下るとお土産商店街と、道路の先には
那智の滝の鳥居が!
飛瀧神社(ひろじんじゃ)というらしい。そこもしっかり神社なのだ。
どうも滝をご神体としているのか、本殿に相当する部分は滝を中心として賽銭箱などがある。
滝を間近にすると心がしゃんとするというか、滝は神々しかった。
さらに滝壺間近への参道を300円おさめて歩くと滝壺間近にたどり着く。
払う価値があったのか、結構大勢の人がいる。さすがに近くまでくると
小賢しいうたい文句とか、抜きで迫力に圧倒されるしかない。
多分行った人しかわからないんだろう。
飛瀧神社へ戻ってくると、大勢の巫女さんが。
さきほど那智大社で見た、地元の中学生の巫女さんだ。・・・みんなかわいい。
巫女姿がグッと来るのか。なんとなく、日本人でよかったなぁと思う光景。
飛瀧神社ではお守りも購入。
飛瀧神社を出てお土産店まで戻ってきた。ちょうどお昼なのでちかくの食堂で
滝そばなる名物を食す。錦糸卵などが入っていてうまし。
さらにこの辺では黒飴が有名らしい。黒飴ソフトクリームもある。
もちろん黒飴は購入した。そして黒飴ソフトクリームも食した。
黒飴本体よりも味は抑えめでさっぱりとしていてうまい。一度ご賞味あれ。
さて、適当に家族や会社へのお土産を購入した後、バスで那智駅へ・・・と思ったが、
せっかくなので大門坂を下ってみた。たかだが30分程度。初心者向きだけあって
さくっと下る。時間にして12:50。
さすがに下る人、登る人はこの時間では少ないようだ。
ほとんど人を見ずに大門坂駐車場まできた。時間にして13:14。下りは早いのか、
30分を切ったぞおい。
大門坂駐車場でバスに乗り那智駅まで戻ってきた。
汗だくだく。ん?そういえば丹敷の湯があるではないか。
というわけで登山の疲労と汗を流すために丹敷の湯へ!
いや~さっぱり。この湯、ちかくの海水場で海水浴をした人たちにも開放している。
風呂から海岸を見るとなるほど確かに海水浴場がある。
服の汗は乾かなかったが、これまでの汗を流してさっぱりしたので新宮に戻ろう。
想定していた時間よりも1時間弱早い。これなら新宮の残りの名所を回れそうだ。
新宮に戻ってきたのは15時頃。これなら熊野速玉大社と新宮城、神倉神社を見学できる。
バスを権現前で降りてまず向かったのは熊野速玉大社だ。
熊野三山の3つめ。熊野本宮大社と熊野那智大社を回ってきたのでこれが最後だ。
鳥居から、宝物館から、本殿から朱で色鮮やか。他の大社よりすげぇんじゃねぇかと
思うくらい色鮮やか。本宮大社では工事中で見られなかった本殿は熊野速玉大社では
ほぼ同じ作りになっており、建設当時はこんな感じなのかなと思いを馳せることができる。
参拝した後は当然、お守りを購入。
さらに熊野三山最後ということでおみくじを購入。・・・小吉でした。
熊野速玉大社を後にして次に向かったのは神倉神社。
本当は新宮城とどちらを先にしようか迷ったのだが、今にして思えば神倉神社を
先にしてよかったと思える。
熊野速玉大社から歩くこと10分ていど。結構歩いた。
脇道に入りあまり目立たない場所に神社の入り口があった。
入って左に視線を向けるとそこには石段が。石段が。
大事なことなので2回書きました。
これは・・・大門坂の比じゃない!!!
それほど整備されておらず、急勾配なのでめちゃ危険!
だけど地元の子供なのか、さくっと登っていく。
いやぁ~おじさんはつらいよ。ただでさえ汗が再び吹き出しているのに
登っているとまぁ~汗をかく。風呂に入ったことなんかなかったかのように汗だくだく。
しかも蜂にマーキングされており、本殿までまとわりつかれた。
虫除けパッチを貼ったはずなんだけどなぁ・・・。
本殿はご神体たるゴドビキ岩なる巨石が。
ここは熊野の神々が降り立った場所とされており、神社なぞない、原始の形を留めている。
これこれ!こういう社が見たかったんだよ!
蜂を華麗に避けた後は神倉神社を下る下る。登った後での感想。
安土城跡に比べたら屁でもないことがわかった。
安土城跡は行ったことのある人はわかるだろうが、すんげぇ急勾配な石段かつ、なげぇ!
広い!
こっちはまだまだ楽な方だった。とはいえめちゃ疲れる。
行こうと考えている人は大門坂よりもしっかり準備を!!
神倉神社を後にして最後は新宮城跡だ。
ふらふらになりながら歩くこと15分程度。新宮城の城門にたどり着いた。
・・・えぇ~また石段か。しかし神倉神社に比べたら屁でもない。
安土城に比べたら・・・以下略。
新宮城跡は天守閣や本堂などはいっさいない。現代では単なる公園になっている。
公園にもかかわらず割と勾配の高い石段を登らねばならない。
城だった場所だからそれは防衛上の観点から仕方ないことなのだろう。
天守閣だったと思われる場所にはベンチなどが。それしかない。
その広場のはじっこには丹鶴姫の石碑が。姫がいたのか・・・。
しっかりお参りする。
適当に新宮城跡を散策して下りることにした。
下りたら・・・雨がパラついてきたと思ったら結構降ってきたぞ!?
よかったぁ~雨合羽と折りたたみ傘を持ってきて。
これで新宮市内の観光はすべて終わったので一旦ホテルへ戻ることにした。
汗だくだく&疲労度MAX付近なのでさっさと休みたい。
ホテルについてしばらく休んでから夕飯へ行くことにした。
昨日は洋食に甘んじたが、今日こそは名産を食べたい!
めはり寿司の総本家はなにやら喪中でお休みらしい。
仕方なく駅前まで行って居酒屋やすあがりというところで一人呑みをすることに。
旅先なんだから適当にナンパでもして呑めよとかおっしゃられる方がいるかもしれないが、
それは自分の限界なので一人呑みです。
串焼き盛り合わせや店の名物キャベタマ焼きなるお好み焼きを食べたあと、
締めにようやくめはり寿司を食す。
ん?あったかいぞ?暖かい寿司って初めてだ。
だが寿司というのはどうだろうか。地元では漁師などのお弁当として存在しているらしい。
中は高菜の茎?を醤油で和えたものが。一見するとおかかかと思うほど醤油味。
結構うまい。気に入ったぞ。
さて、これにて新宮周辺は終わりを告げた。
明日は新宮と那智近辺を離れて串本~紀伊田辺へ行く。
みなさん、エルトゥールル号はご存知だろうか?
トルコの軍艦です。それで有名な場所に行ってきます。
今日の歩数:27098歩
消費カロリー:597kcal
今日行くのは那智。
熊野那智大社近辺へ行くためだ。
だがそれよりも何よりも、熊野古道デビュー。
大門坂の古道を歩くのだ!
それがメインの目的と言っても過言ではないだろう。
picasaアルバム:
201108熊野旅行 |
(写真 45:~97:)
新宮を8:30に出発し、那智には58分頃着いた。
那智駅自体は朱で染められておりどことなく平安チック。
駅の隣には購入センターと丹敷の湯がある。しかしながら駅は無人駅。
立地と熊野那智大社の知名度からしてもっと人がいてしっかりした駅だと思ったのだが・・・。
さて、那智山へは駅に隣接する別系統のバスで行く。
9:04頃のバスがあったのだが、駅から少し行ったところに神社とお寺があるのだ。
熊野三所大神社と補陀洛山寺だ。
それを見ずして那智山へはいけまい。
駅から2~3分歩いたところに熊野三所大神社と補陀洛山寺はある。
目と鼻の先だ。
神社の方は熊野本宮大社や熊野速玉大社とは違い色あせた感じでしなびている。
だけど有名どころや目立つ神社よりも、こういったこじんまりしたいかにも
太古の神社といった感じの社が好きだ。
補陀洛山寺は神社に隣接しており、補陀洛渡海船という船が展示されている。
想像上の浄土を求めてそういった船で旅立った場所が那智らしく、その船が展示されている。
2社を見終わった後はバスを待っていざ大門坂へ!
大門坂駐車場に到着し、大門坂の入り口の石碑にて記念撮影。
時間にして9:55。想定では30分程度らしい。
なるほど時間だけ見れば熊野古道の初心者向きだ。
入り口から4~5分歩いた程度では普通に民家や茶屋がある。
しかしながら夫婦杉から本当の大門坂は始まる。
そこからは石畳と石段がひたすら続く。
せっかくの古道なのでゆっくり歩きたいところ。
まわりは木々ばかりなので途中の大きな杉の木を堪能する。
登っている最中に気づいたのだが、ところどころ石碑で1町、2町とある。
どうやら昔のマイルストーンらしい。
それを目印に歩く。
降りてくる人たちに挨拶をしてひたすら登る。
昔の人なら周囲に精霊を垣間見たことだろう。
6町に到着したとき、大門坂のメインは終わった。
たんに休憩所かと思ったら、あと少し登ったら古道は終了なのだ。
登りきった先にはお土産店などが。
その合間に熊野那智大社と青岸渡寺へ続く階段がある。
どうやらそれらに行くまでが大門坂というわけか。おもしれぇじゃねぇか・・・!
というわけで坂にある商店を通りすぎつつ登ると熊野那智大社の大鳥居が視界に
飛び込んできた。
ついに熊野三山の2つめ、熊野那智大社にたどり着いたのだ。
大鳥居からまた少々階段を上り、朱の色鮮やかな本殿に到着する。
疲れがふっとぶというけれど、まあそんなことはないわけで。
風流としてはいいけど。
那智大社では本殿の真向かいに展望台がある。
そこから見下す景色はまた見晴らしが良い。だってもっとも高い場所だもの。
そしてお茶のサービスがある。親切だねぇ~。ちゃんとお布施として10円入れておいた。
那智大社と青岸渡寺は門を隔ててつながっている。
青岸渡寺から少し降ったところに三重塔がある。さらに、そこから那智の滝を見ることができる!
かなり離れていても滝はいい景色だと認識できる。
ちなみに三重塔は入るのに300円必要です。そんなところでケチらずに払って
良い景色を堪能した。
さて、那智山の最終目的地である那智の滝へと行くべきだろう。
三重塔の脇から続く蛇行した坂道をひたすら下るとお土産商店街と、道路の先には
那智の滝の鳥居が!
飛瀧神社(ひろじんじゃ)というらしい。そこもしっかり神社なのだ。
どうも滝をご神体としているのか、本殿に相当する部分は滝を中心として賽銭箱などがある。
滝を間近にすると心がしゃんとするというか、滝は神々しかった。
さらに滝壺間近への参道を300円おさめて歩くと滝壺間近にたどり着く。
払う価値があったのか、結構大勢の人がいる。さすがに近くまでくると
小賢しいうたい文句とか、抜きで迫力に圧倒されるしかない。
多分行った人しかわからないんだろう。
飛瀧神社へ戻ってくると、大勢の巫女さんが。
さきほど那智大社で見た、地元の中学生の巫女さんだ。・・・みんなかわいい。
巫女姿がグッと来るのか。なんとなく、日本人でよかったなぁと思う光景。
飛瀧神社ではお守りも購入。
飛瀧神社を出てお土産店まで戻ってきた。ちょうどお昼なのでちかくの食堂で
滝そばなる名物を食す。錦糸卵などが入っていてうまし。
さらにこの辺では黒飴が有名らしい。黒飴ソフトクリームもある。
もちろん黒飴は購入した。そして黒飴ソフトクリームも食した。
黒飴本体よりも味は抑えめでさっぱりとしていてうまい。一度ご賞味あれ。
さて、適当に家族や会社へのお土産を購入した後、バスで那智駅へ・・・と思ったが、
せっかくなので大門坂を下ってみた。たかだが30分程度。初心者向きだけあって
さくっと下る。時間にして12:50。
さすがに下る人、登る人はこの時間では少ないようだ。
ほとんど人を見ずに大門坂駐車場まできた。時間にして13:14。下りは早いのか、
30分を切ったぞおい。
大門坂駐車場でバスに乗り那智駅まで戻ってきた。
汗だくだく。ん?そういえば丹敷の湯があるではないか。
というわけで登山の疲労と汗を流すために丹敷の湯へ!
いや~さっぱり。この湯、ちかくの海水場で海水浴をした人たちにも開放している。
風呂から海岸を見るとなるほど確かに海水浴場がある。
服の汗は乾かなかったが、これまでの汗を流してさっぱりしたので新宮に戻ろう。
想定していた時間よりも1時間弱早い。これなら新宮の残りの名所を回れそうだ。
新宮に戻ってきたのは15時頃。これなら熊野速玉大社と新宮城、神倉神社を見学できる。
バスを権現前で降りてまず向かったのは熊野速玉大社だ。
熊野三山の3つめ。熊野本宮大社と熊野那智大社を回ってきたのでこれが最後だ。
鳥居から、宝物館から、本殿から朱で色鮮やか。他の大社よりすげぇんじゃねぇかと
思うくらい色鮮やか。本宮大社では工事中で見られなかった本殿は熊野速玉大社では
ほぼ同じ作りになっており、建設当時はこんな感じなのかなと思いを馳せることができる。
参拝した後は当然、お守りを購入。
さらに熊野三山最後ということでおみくじを購入。・・・小吉でした。
熊野速玉大社を後にして次に向かったのは神倉神社。
本当は新宮城とどちらを先にしようか迷ったのだが、今にして思えば神倉神社を
先にしてよかったと思える。
熊野速玉大社から歩くこと10分ていど。結構歩いた。
脇道に入りあまり目立たない場所に神社の入り口があった。
入って左に視線を向けるとそこには石段が。石段が。
大事なことなので2回書きました。
これは・・・大門坂の比じゃない!!!
それほど整備されておらず、急勾配なのでめちゃ危険!
だけど地元の子供なのか、さくっと登っていく。
いやぁ~おじさんはつらいよ。ただでさえ汗が再び吹き出しているのに
登っているとまぁ~汗をかく。風呂に入ったことなんかなかったかのように汗だくだく。
しかも蜂にマーキングされており、本殿までまとわりつかれた。
虫除けパッチを貼ったはずなんだけどなぁ・・・。
本殿はご神体たるゴドビキ岩なる巨石が。
ここは熊野の神々が降り立った場所とされており、神社なぞない、原始の形を留めている。
これこれ!こういう社が見たかったんだよ!
蜂を華麗に避けた後は神倉神社を下る下る。登った後での感想。
安土城跡に比べたら屁でもないことがわかった。
安土城跡は行ったことのある人はわかるだろうが、すんげぇ急勾配な石段かつ、なげぇ!
広い!
こっちはまだまだ楽な方だった。とはいえめちゃ疲れる。
行こうと考えている人は大門坂よりもしっかり準備を!!
神倉神社を後にして最後は新宮城跡だ。
ふらふらになりながら歩くこと15分程度。新宮城の城門にたどり着いた。
・・・えぇ~また石段か。しかし神倉神社に比べたら屁でもない。
安土城に比べたら・・・以下略。
新宮城跡は天守閣や本堂などはいっさいない。現代では単なる公園になっている。
公園にもかかわらず割と勾配の高い石段を登らねばならない。
城だった場所だからそれは防衛上の観点から仕方ないことなのだろう。
天守閣だったと思われる場所にはベンチなどが。それしかない。
その広場のはじっこには丹鶴姫の石碑が。姫がいたのか・・・。
しっかりお参りする。
適当に新宮城跡を散策して下りることにした。
下りたら・・・雨がパラついてきたと思ったら結構降ってきたぞ!?
よかったぁ~雨合羽と折りたたみ傘を持ってきて。
これで新宮市内の観光はすべて終わったので一旦ホテルへ戻ることにした。
汗だくだく&疲労度MAX付近なのでさっさと休みたい。
ホテルについてしばらく休んでから夕飯へ行くことにした。
昨日は洋食に甘んじたが、今日こそは名産を食べたい!
めはり寿司の総本家はなにやら喪中でお休みらしい。
仕方なく駅前まで行って居酒屋やすあがりというところで一人呑みをすることに。
旅先なんだから適当にナンパでもして呑めよとかおっしゃられる方がいるかもしれないが、
それは自分の限界なので一人呑みです。
串焼き盛り合わせや店の名物キャベタマ焼きなるお好み焼きを食べたあと、
締めにようやくめはり寿司を食す。
ん?あったかいぞ?暖かい寿司って初めてだ。
だが寿司というのはどうだろうか。地元では漁師などのお弁当として存在しているらしい。
中は高菜の茎?を醤油で和えたものが。一見するとおかかかと思うほど醤油味。
結構うまい。気に入ったぞ。
さて、これにて新宮周辺は終わりを告げた。
明日は新宮と那智近辺を離れて串本~紀伊田辺へ行く。
みなさん、エルトゥールル号はご存知だろうか?
トルコの軍艦です。それで有名な場所に行ってきます。
今日の歩数:27098歩
消費カロリー:597kcal
大門坂、最初はあれ!?って思いますよね。でも夫婦杉を過ぎてから、急にタイムスリップした気分になりますよね。気軽に歩けて、良いですよね。
でも神倉神社の階段が安土城跡に比べたら楽なんですか?驚きました。私はあまりにも怖くて、下りなんて女坂を利用しました(獣道で怖かったですが、あの石段を降りる勇気のほうがなかったです)。日頃の運動不足のせいだとは思いますが‥
神倉神社も安土城跡も怖い石階段という点では同じですけどね。
熊野ももう一度行ってみたいと思いました。