子供が積木を積むのも、大人
がコンピューターのプログラ
ムをつくるのも、自分の中から
生まれる楽しさためなのでした。
※ホームページを令和5年3月24日公開
子供が積木を積むのも、大人
がコンピューターのプログラ
ムをつくるのも、自分の中から
生まれる楽しさためなのでした。
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例えば森には、人のルールとは
異なる森のルールがある。
見えているつもりでも、ホント
は見えていないものが色々ある
のです。
※ホームページを令和5年3月24日公開
https://www.yanagida-sakushi.com/
もしもあの最初の性愛の直後
に、彼が私の躰から離れ、服
を着る前にさっさとシャワー
を浴びていたら、全ては違っ
ていただろう。
もちろん、あれの後シャワー
を浴びてはいけないということ
ではない。現にたいていの男た
ちはそうしている。二人の間に
愛情とか信頼関係が存在すれば、
シャワーを浴びようと浴びまい
と、それはどちらでも良いこと
なのである。
けれども信頼関係というべき
ものが何もない場合、あのよう
な状況で彼がさっさとシャワー
を浴びていたら、それの意味す
ることは明らかである。女の体
液を躰につけたままにできるの
は、その女に対する儀礼か好意
のようなものがあるからである。
嫌な女だと思ったら、一刻も早
く洗い流して、さっぱりしたい
ところだろう。私は彼が、あの
時シャワーを浴びずに、しごく
無頓着に下着をつけたことを、
非常に好ましく感じたのだ。
そこに私たちの可能性を見たよ
うな気がしたのである。
※ホームページを令和5年3月24日公開
「男の悲劇はね」
と食事中のワインのためにか
なり酔った声で、男が言った。
「心から惚れてしまった女に
対しては、卑猥になれないこと
なんだ。性と愛というのは、永
久に平行線をたどるしかないら
しい」
「愛は家の中で飼っておいて、
性を外で求める典型的な例ね」
「男の悲劇だよ」
と彼はもう一度同じ言葉を呟
いた。
「女にとっても悲劇よ。女だっ
て同じよ」
と私は言った。
「男が感じることは女だって
同じように感じるのよ。男だけ
がそうだっていうことはないと
思うのよ。結婚した男だけが卑
猥なセックスに対して飢えてい
るわけじゃないの。女も同じな
の。女の性にとっても、愛とか、
習慣とか義務といったものは障
害になるのよ」