想い出は木漏れ陽のようだ。
その時々の風の気紛れで、ちら
ちらちらちらと揺れている。
陽の差す所、差さない所、
フラッシュバックの閃光(せんこう)
で、瞬間、瞬間に位置が入れ
代わったりもする。
突如、想い出は頭上にあり、
見上げるものではないと
思いつく。
決して心の中にあって見下ろ
すものでも、足許の後方に
あって振り向くものではない
かという気になった。
そうだ。想い出は確かに頭上
にあり、未来に位置している。
それが木漏れ陽となり、
ちらちらと顔や髪にかかり、
今の私の輪郭を彩っているの
だと・・・・。
“ひっそりと生まれ、ひっそり
と消えていく恋があっても
いいではないか“
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