私は人間の不幸は只一つのこと
から起こるものだということを
知った。
それは部屋の中で休息できない
ことである。
これはフランソワ・トリュフォー
の映画の中で、一人の文芸評論家
がする公演の一節。
私はこのパスカルのことばが好き
だが、部屋は文字通りに部屋と
考えたい。
そして私自身は部屋の外、つまり
群衆の雑踏や競馬場や草原に休息
を見出し、結構一息ついていると
いうことを、このセリフへのクリ
テーク(批評)にしたいと思う。
私は人間の不幸は只一つのこと
から起こるものだということを
知った。
それは部屋の中で休息できない
ことである。
これはフランソワ・トリュフォー
の映画の中で、一人の文芸評論家
がする公演の一節。
私はこのパスカルのことばが好き
だが、部屋は文字通りに部屋と
考えたい。
そして私自身は部屋の外、つまり
群衆の雑踏や競馬場や草原に休息
を見出し、結構一息ついていると
いうことを、このセリフへのクリ
テーク(批評)にしたいと思う。
割れた鏡のなか
たたみの青がふるえる
何をそんなに視てるだい
髪を切ったんだね
まるで男の子だよ
外は乱れ髪のような雨な
のに
窓を埋める影から
きみの瞳がひかる
何をそんなににらむんだい
髪をきったんだね
ボーイッシュショート、
外は乱れ髪のような雨な
のに
ごらん
きみが切った髪が降る
ごらん
きみの髪が降る
まるでかわいい男の子だよ
外は乱れ髪のような雨な
のに
人の「記憶のキーワード」に
香りがあります。
香りは、暮らしのあらゆるシーン
に存在します。
花屋さんに足を踏み入れ、馥郁たる
香りにつつまれたとたん、気分が
たちまち和らぐということがある
でしょう。
部屋に小さな花を飾るだけでも、
居心地よい場所になります。
秋の木の葉の香りは、たきたての
ごはんの香り、雨上がりの道の
香り。暮らしに漂うさまざまな
香りは、人を豊かにしてくれる
でしょう。
香水の都はフランス“グラース”
映画祭で有名なカンヌから20キロ
内陸に入った山沿いに、その街は
あります。
街に入ったとたん、どこかえあとも
なく良い香りがします。フランスの
男の子は小学生の頃からブレンドを
覚えすきな子にプレゼントをするのは
お国柄でしょうか。
人生でも、香りとなるものを、おろそ
かにしてはなりません。
生きる目的、仕事や夢、愛し、信じ、
かかわる相手といったものが人生
の味や栄養であるならば、趣味や
学びなどは、暮らしの香り=
アロマではないでしょうか。
大切なものは、目に見えないと
星の王子さまは言いましたが、香も
また、目に見えない宝物だともいます。
〇マスクにアロマオイルを数滴垂ら
すと、リラックスと乾燥対策、風邪
などの予防になります。
https:/
ゴールインするための恋じゃ
なく
友達に自慢するための恋じゃ
なく
昔の恋をなぞるような恋じゃ
なく
どっちかが不幸になる恋じゃ
なく
黙ったまま誰かを想う恋じゃ
なく
たぶん、一人より二人のほうが、
人生は楽しいから。
https://www.youtube.com/watch?v=7IJPlLQCyl
朝がカーテンの隙間から
洩れ
横たわるきみを優しく包む
白い壁に光は遊び なんて
眠りはきみを綺麗にするんだ
今ぼくのなかを朝が通りすぎる
顔をそむけひとりで生きて来た
何も見なかった何も聞かなかっ
たそんな今までが
昔のような気がする
もう起きてるの眠そうな声
眼を薄くあけて微笑みかける
何も言わずに息を吸いこむ
ぼくは暖かい
窓の外は秋
ぱさぱさに乾いていてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにするな
そもそもが ひよわな志にすぎな
かった
ダメなことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れよ
ばかものよ
きょうこそ生まれかわれ