店舗から書籍紹介。
失敗学のすすめ 「失敗は成功のもと」なんだけど、遊びやスポーツの失敗なら笑い話にしてしまえるが仕事上の失敗となるとかなりヘコんでしまう。それどころか、ひどいときには周囲から責められたりして悲惨な状況になることもある。だから失敗を隠したり他人のせいにしたりする。 そして、変な方向に成熟した組織だと、失敗して責められることを皆が恐れるために、何か失敗が起きてもその失敗を生じさせたのが誰かということが曖昧になるような、つまり責任分担が明確でない構造を作り上げてしまっていたりする。 本来は「失敗は成功のもと」なんだから、何か失敗が起きたらその情報を共有して皆がそこから成功へのヒントを学ばなければならない。そういうことが出来るためには、失敗した人が責められることがあってはならない。だれしもが「失敗した人を攻めてはいけない」という意識を持てる組織になるのはとーっても長い道のりな気がするけど、少なくとも私自身はそういう心掛けを忘れないようにしよう! ということを教えてくれた本です。 |
|