また、いつものように、昔のミステリー小説を読んでるんだけどさぁ、やっぱり昔のはいいなぁ。
まだケータイとかインターネットとかそういうのがない時代のやつ。
刑事は足で稼ぐ時代のやつ(それは日本の刑事だけかしら?)。
まぁおいらは海外のものしか読まないんだけどね。
今だったらサササっとネットで調べたらわかるようなことも、とても手間がかかって調べてたんだよね。
それでこそ成り立ってた推理小説だと思う。
なんか、その手間がまた面白い。
昨日観に行った19世紀頃のフランスを描いた絵画にもさぁ、手前は田舎風景なんだけど、奥の方には近代化が進んで工場の煙が見えてる、ってのがあって、作者(画家)の複雑な心境が垣間見えた気がしたね。
このままの自然を残したいけど、否が応でも時代は進んでいく、っつー現実があって、それを絵に残しておこう、って思ったんじゃないかなと。
何でも新しいからいいってもんじゃないんだよね。
不便さがあるからこそ良かったのになと思うことも多々ある。
でも悲しいかな人間は不便なことに戻ることをあえてやろうとは思わない。
あまり発展しなくてもいい事ってあるんだけどな〜。
丁寧に進んでいかないと、見落としちゃうこともあるからね、急がない急がない
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