飛鳥時代、大化の改新と中大兄皇子（と中臣鎌足）がする日本の舵取り！

前に、僕は日本の歴史について調べ、こう当ブログに書いている。

大化の改新以前：天皇家がその天皇家を（永遠）出発させる準備期間
大化の改新以後：天皇家がその天皇家を（永遠）出発させる本当・本物の出発時期

大化の改新は、天皇家に関することで、わたしからすると上のように当時表現しているのだが、もう一つ別の観点で、


大化の改新以前：聖徳太子が務めている天皇家の歴史
大化の改新以後：聖徳太子が死去し、その後にある天皇家の歴史


こう捉えても良い。
すると、天皇家と言うのは聖徳太子が死去し、新しい天皇家としての歴史（日本史）を出発させるべく行動を起こさねばならない。とは言え、天皇家に外国から’仏教’が入っていることで日本の宗教的柱に
：神道（日本）
：仏教（外国）
と言う二本柱の宗教観が入っていることになる。。

天皇家は、この仏教を入れ（どう言う訳か？）新たな天皇家を出発させるが、歴史は大化の改新と言う大事業を終えたとき、仏教を入れるに一役買っていた蘇我氏が滅んで新たな天皇家の歴史として、中大兄皇子（天智天皇）と中臣鎌足（藤原鎌足）が新歴史をスタートさせる。


わたしは、聖徳太子と蘇我氏が中心となって入れる日本の仏教が

：生と死

と言う観点で、主として’死’に側面を置いた生き方を見せると言う、それによって聖徳太子及び蘇我氏は日本に仏教を入れるのだ！とする持論を展開させたことがある。
そうすると、聖徳太子と蘇我氏は知っている、この仏教を日本に上陸させている本当の意味は人間の’生と死’これを見つめるのだ！とする人間にとって宛ら、生きる覚悟の生死観これに向き合うことになる。無論、これは良い事あるいは悪い事、このどちらであるか？聖徳太子と蘇我氏は理解しているわけである。

本当は、この仏教を伝来させると言う選択は日本のこれからにとって良い事だろうか？それまで、日本は、

神道による人間の生きる術＝性と田んぼ耕し

この最低限の主点で生きて来た！それが、
：生と死
と言う２観点で実行させていこうとする聖徳太子と蘇我氏の観点は日本人にとってどう映るか？いちいち、仏教事’死’と言う観点を身近に入れるのである。
これは、聖徳太子（と蘇我氏）が生きていた時までは、効力があったと言えるだろう・・・。

それが聖徳太子が亡くなるわけである。すると、台頭する勢力で、上にある中大兄皇子と藤原鎌足が出現すると、この２人はどちらかと言うと神道系ではない仏教系の生死観に向きを置いた日本国家の運営を舵取りするのである。いやいや、日本古来の神道と大陸から入れる仏教と言う観念、この相反する２つの宗教（生と死）で、聖徳太子（及び蘇我氏）亡きあと中大兄皇子はその難しい舵取りで苦慮するはずである。

まあ、これ以降は日本のお家芸となる

：性と田んぼ耕し

と言う’シンプルイズベスト！’と言うあり方、これに対抗してしまう概念仏教との板挟み（あちらを立てればこちらが立たず！）で、どちらかと言うと日本は仏教を信望してしまい、なんだか万事休す！の如く難しい戦略を迫られるのである。