けんくんの四季の釣り日記

釣れたんじゃない!釣ったんだ!札幌から各地へ
最近はたー坊と一緒です!
海、渓流やってます!妻はダムが好きです

知床 カラフトマス釣行

2018-08-13 17:17:28 | 知床

 昨年は、久々にカラフトを釣りたいと知床まで行きましたが、まさかのボウズ!!


 簡単に釣れるとたかをくくっていて、仕事も忙しかった事から、5年前の仕掛けをそのまま詰め込んで、現地であれが無い、これが無いと言った具合



 それでも、ボウズは無いと思っていましたが、昔と違って近年は魚少なく釣り方もシビアになってきているようです。


 今年はそんな反省も踏まえて、休みも多めに取って仕掛けも事前に組み直してエサも作って準備万端です。






 
 今年は、ロッドもリールも予備も準備 



 釣れた時に備えて大きめのクーラーを新調



 これは、きっと暮れのホッケでも活躍する事でしょう。



 現地で加工するための、鱗取りやら、塩、、しょうゆ ビニール袋



 氷らせたウーロン茶、スポドリを各4本







 先月から、ますくんが予定があえば、今年も一緒に行きたいと言っていたので、昨年の雪辱を果たす為に予定を合わせて休みを取りました。


 
 お盆まではまだ日にちあるな。なんて思って、暇を見ては準備をしたりしていましたが、その日はあっという間にやって来ました。



 8月10日金曜日 札幌出発



  取りあえず、雨の予報なので入釣が楽なフンベに向かいました。


 まだ2時ですが、すでにキャップライトが見えたので、僕らも準備して釣り場へと降りました。


 河口前は既に満員です。


 自分らは網に近い場所に空いているスペースがあったので、小雨の中明るくなるのを待ちました。




 自分の左には先に入釣して竿を振らずにしゃごんで夜が明けるのをじっと待っている釣り師が居ます。




 ライト無しのウキが見えるか見えないかくらいの明るさになってきた頃



 左で待っていた釣り師の正面でモジリがあり、次の瞬間



 その釣り師が第1号を手中に収めました。


 ここに魚が来るとの読みがっての事なのでしょう。
 



 幸い自分はその隣だった事で、薄暗いうちに初物をゲットする事ができました。







 暫くして、ますくんも初物ゲット








 




 しかし、ここも魚が薄いのか?


 後が続きません



 7時前にはアタリも止まりました。





 9時になり自分は釣れる気がしないのと、好きなポイントではない事、



 なにより、2人ともボウズを免れた事で気持ちに余裕が出来た事


 それに、荒れる予報だった事もあり止めようと提案







 車に戻る途中、雨と風が強くなりました。



 丁度よいタイミングだったか?




 この日の朝のフンベは全体で10~15本くらいだったと思います。





 しかし、すぐに雨も風も収まったので午後からはお気に入りの場所で打つ事にしました。




 そして、午後から2回戦の開始です。



 ポツポツと釣れているので、自分らも釣果が欲しいところです。




 そして、ようやくカラフトがヒット!!



 暫くして、ますくんも1本取りました。






 その後、魚ッ気が無くなり、常連の方々が一斉に帰ったので日没までは、まだ時間もありましたが熊が怖いので僕らも撤収しました。



 当然ながら、僕らの他に単独で残っていた人も後を追って戻って来ました。






 今日はフンベと合わせて一人メス2本づづでした。






 明日も釣りをするので釣った魚は、〆ておき塩をして処理をします。


 2日~3日寝かせると塩が浸透して水分が出て身が締まり美味しい塩マスが出来上がります。


 その時出た卵は生だと痛むので塩で揉んでジプロックに入れクーラーに入れます。


 こうする事で2日ほどでマス子が出来上がるので帰宅した日にマス子と熟成した塩焼きを頂く事ができます。 



 筋子はイクラと違って生臭いので嫌いだという人も居るでしょうが、〆る事で卵の膜にある血合の血もかなり抜けるので


 生臭みも軽減されるのです。



  


 そして、2日目 




 今日は期待大です。


 深夜から森の中のを釣り人が歩いた踏み分け道を熊と遭遇する恐怖と戦いながら小走りで釣り場へと向かいました。



 待機している時間は寒く、とても辛いです。




 薄明るくなってきていよいよお楽しみの時間がやって来ました。




 ファーストヒットは流れ出しの左で足元を狙っていた、ますくんでした!! 





 それを皮切りに右岸でバタバタと釣れ出しました。




 昨日の午後は左岸が良かったのですが、今朝は右岸ばかりです。




 自分は真ん中付近にいたので



 なんとかチャンスが巡って来て2連続でヒット!!で2本


 2時間後に1本追加



 ますくんは自分の左にいたのですが、最初の1本以降魚が廻って来ません。

 
 ほんの2~3mの位置取りの違いなのですが、その違いは大きいです。


 
 お昼近くなって魚が左側にも回遊してくるようになり、左岸でのヒットが増えました。



 そのチャンスで、ますくんにヒットが相次ぎバラシも多かったのですが2本上げました



 その後右岸の群れが消えて



 時折小さな回遊がある程度になり、なかなかヒットに持ち込めません




 1時間以上沈黙が続いて、自分は片付けに入りました。




 ますくん『後15分なにも起きなかったら辞めますか?』



 けん『潮も変わるし30分後にチャンスあるかもしれないので30分待ってダメだったら止めよう』


 ますくん『了解です!!』



 諦めて片付けをしていると




 ますくん『けんさん~!!右で一本あがりました!!』



 準備をして1投げ目でヒットしましたが、右岸の人も同時にヒットして魚が走ってきて自分のラインに跨いでしまって、



 二人で綱引きしても仕方がないので、ラインを送って譲りましたが、あちらが取り込んでいる間にフックアウトしてしまいました。





 普段投げで釣ってる魚だったら針外れずに付いてると思われますが、カラフトますはパワフルですね。



 走って針を外してしまうのですから。





 それから、運に見放されたのかヒットがありませんが、その間ますくんにヒットが相次ぎバラシ多発も、



ますくん2本追加で一気に2本差を付けられてしまいました。



 自分は午後という事もあり棚を深めにしていましたが、



ますくんをはじめヒットが多い人達は相変わらずウキしたが短いので




 ウキ下を調整して




 1投目でヒット!!



 しかし、走られてハリス切れ




 昨日からずっと同じハリスでゴロタ場で取り込みの際に擦れまくっていたのが原因です。



全然気にしてませんでした。




 これは、反省すべき点ですね。



 ハリスは様子みて交換すべきでした。





 そして、ハリス交換して1投目に、またまたヒット!!




 もう1本でますくんに並びますが、ばたりと回遊が無くなり、粘れば夕まづめの回遊もありそうですが、



 他に見て廻りたい場所もあり、これだけ釣れれば充分と考えここで納竿としました。









 ここでの釣果






ますくん5本


自分4本
 

 
 






駐車スペースに戻ると車の横にセミの抜け殻がありこんな何気ない場所でも知床は自然を感じさせてくれますね。
















 
片付けをしていると、偶然Tさんが入ってきました。


久々にお会いしましたので、準備をしている間にお話をして釣り場へ向かう姿をお見送りしました。



15時から入釣して3本の釣果だったそうです。



流石ですねー



深夜の場所取りから始まって12時間以上の時間を費やした僕らは何だったのでしょうか?





翌日は疲れてお昼近くまで寝ていました。


目覚めるとマス子はうまく出来ていました。






塩マスも良い塩梅にできていました。


調理の開始です。



圧力なべに水を張って昆布をいれました。


魚を3枚におろし、切り身にして


頭と中落ちはボウルに入れておきます。


それから、鍋に火を入れ、だしの素を少々



2本の塩マスを裁き終えた頃には鍋も沸騰しているので、


ボウルに入れておいたアラに酒をふりかけて軽く揉んでから、余分な酒を捨てて


アラを鍋に入れます。


塩かげんは、塩マスの塩の量で決まりますので味が濃ければ水を足して調整します。


それから、ジャガイモ、ニンジン、ネギなどを入れて圧力調理をすれば出来上がり。



他には大根とネギバージョンもあり、そちらも良く日には大根に味が染みて美味しいです。


スーパーで売っているアラとは違い血抜きをしてエラも抜いているので臭みが無いアラ汁が出来ます。






生の魚のアラの場合は味噌での味付けでネギのにするか、アラでだしを取ってから、身や野菜、豆腐、がんもなどお好みを加えての鍋が定番です。



さて、話をもどしまして

汁物を調理している間、残りのマスをルイベ用、フライ用、ザンギ用


それと一番良いオスに塩をして塩マスをもう1本


これは、新聞紙でくるんで2日ほど冷蔵庫で寝かせて、ヌメリを取ってから冷凍保存します。


こうする事で心まで塩気が染みこみ、塩で抜ける水分を新聞紙にすわせる事で身が持つ味わいも増すのです。



この日の夕食は マスの塩汁とザンギとなりました。







 



 


 この日は、オホーツク某所ではカラフト爆、太平洋ではサケ爆と各地で好調だったようです。




 爆釣りとはいきませんでしたが、ロケーションの良い大自然の中でのんびりと釣りを楽しむ事が出来たので大満足の釣行となりました。








 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (totto)
2018-08-14 18:59:03
Tです(笑)

知床お疲れ様でした。
まずまずの釣果で、楽しめましたネ
カラフトはゴロタ岸際の攻防が面白いですよね〜

けんさんも自分も、休みが少なく行ける時に行くしか無いですが、今回はいいタイミングだったかな?w

秋にソイでもご一緒しましょう。
35〜45数が出てるポイント、2ヶ所見つけてありますよ〜(笑)
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tottoさんへ (かん)
2018-08-14 19:54:16
サクッと三本あげるとは流石です。

横っ走りたまんないですね!
楽しかったです。

ソイ春はタイミング遅くて不発でした。
秋にもう、一度行こうと思ってたところです。
行くとき休み取りますので宜しくお願いします。
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